インタフェース (情報技術) インタフェース (情報技術)の概要

インタフェース (情報技術)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/25 02:00 UTC 版)

ハードウェアインタフェース

パソコンのバックパネルの例。様々なインタフェースを備えている。上から順に、PS/2DVI(左)、RS-232(右)、ディスプレイポートUSB(左)、RJ-45(右)、フォンコネクタ

コンピュータなどの情報機器ハードウェア間の通信を行う際の入出力ポートのコネクタ形状や、信号の送受信の方法(プロトコル)などを決めたもの。主にパラレル接続のものとシリアル接続のものに分けられるが、シリアル接続でもパラレルの制御用信号線や電源供給線が混ぜてあるものがほとんどである。またPCにおいてはパラレル接続での高速化が頭打ちなことから、各インタフェースのシリアル接続方式への移行が進んでいる(バス (コンピュータ)も参照)。

ソフトウェアインタフェース

  • オブジェクト指向プログラミングにおいて、複数の種類のオブジェクト多態性によって統一的に利用するため、境界部分の汎用的な共通規格を定義したもの。あるインタフェースに従ったメッセージを送受信できるようにすること、もしくはあるインタフェースに従った操作をできるようにすることを、そのインタフェースを実装する (implement) という。

JavaC#などのプログラミング言語では、実装を持たない抽象型としてインタフェースをサポートする。これらの言語において、クラスは実装の多重継承をサポートしない代わりに、任意の数のインタフェースを実装することができる。

ユーザインタフェース

コンピュータとユーザーがそれぞれ情報をやり取りする際の方式。詳しくはユーザインタフェースヒューマンマシンインタフェースの記事を参照。


  1. ^ 日本国語大辞典,ホームページ制作用語集,世界大百科事典内言及, ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,カメラマン写真用語辞典,百科事典マイペディア,ASCII jpデジタル用語辞典,IT用語がわかる辞典,知恵蔵,パソコンで困ったときに開く本,デジタル大辞泉,精選版. “インターフェースとは” (日本語). コトバンク. 2021年6月12日閲覧。


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