信管とは? わかりやすく解説

しん‐かん〔‐クワン〕【信管】

読み方:しんかん

砲弾爆弾などの弾頭または弾底に取り付け炸薬(さくやく)を点火爆発させる装置


信管

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/08 15:38 UTC 版)

信管(しんかん、: fuseあるいはartillery fuze)とは、弾薬を構成する部品の一つであり、弾薬の種類と用途に応じて所望の時期と場所で弾薬を作動させるための装置である。




「信管」の続きの解説一覧

信管

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 06:17 UTC 版)

榴弾」の記事における「信管」の解説

用途によって多様な信管が使用され着弾時の衝撃によって起爆する瞬発信管だけでなく、着弾後に少し遅れて起爆する遅延信管広範に破片飛散させるため地上との距離を自動測定し地面ではなく目標の上空で空中爆発させる曳火砲撃可能な時限信管近接信管などを備えるものが多い。目標直撃することを最初から考慮しない近接信管つきの砲弾は、装甲板を持つ戦車などには、効果がない。そのため現場で複数起爆モード選択できる多機能信管もある。

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信管

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/17 09:55 UTC 版)

M252 81mm 迫撃砲」の記事における「信管」の解説

M224砲弾には、マルチオプション信管(M734)と弾頭信管(M935)の2つの信管タイプがあり、マルチオプション信管では爆発高度を指定することが出来る。

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信管

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 06:48 UTC 版)

ミサイル」の記事における「信管」の解説

詳細は「信管」を参照 弾頭起爆するための装置で、弾頭組み込まれ使用される英語ではフューズ(英: fuse)という。基本的には以下の種類があり、多く高性能信管では設定によって複数基本的な機能組み合わせて起爆できるようになっている触接信管 目標衝突した瞬間動作する信管。接触信管、衝撃信管とも呼ばれる対戦車ミサイルなどで使用されるほか、大部分ミサイルバックアップ用に装備されている。 遅延信管 目標衝突した瞬間からタイマー働かせて設定したわずかな時間の後に起爆する信管。対艦ミサイルなどで使用される近接信管 信管から電磁波発し、その反射波一定上の強さになった時点動作する信管である。信管から一定の距離以内目標侵入した時点動作する最初期から現在まで最も一般的な近接信管電波利用する物であり、信管から発する電波反射波一定上の強度になると動作する最近ではレーザー光線利用する近接信管開発されている。 時限信管 起動から一定時間後に動作する信管。現在では他の信管のバックアップや失中時の自爆用に装備される高度信管 電波高度計によって、ミサイル地上から一定の高度に達した際に作動する信管。主に弾道ミサイル搭載され核弾頭使用される深度信管 圧力信管とも呼ばれ事前に調定された一定の水圧深度)に達した際に作動する信管。対潜ミサイル弾頭装備される

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信管

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 01:41 UTC 版)

SC1000」の記事における「信管」の解説

この爆弾には下記様々な信管が取り付けられた。 25B 電気式即発信管:短時間遅延(1秒以下)か17遅延かを設定可能な即発信管。 Z17 機械式時限信管:3分から135分までの遅延設定可能な時限信管。 28B、38、38A 電気式触発信管:対船舶用設計された信管。

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信管

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 02:38 UTC 版)

迫撃砲弾」の記事における「信管」の解説

迫撃砲の信管はほぼ全て弾頭信管である。古くから着発瞬発信管が用いられてきた。着発瞬発信管とは砲弾地面などに着いた瞬間発破する信管である。低コスト砲弾ということあり、かなり近代まで単純な着発瞬発信管が用いられてきたが、最近では高度な電子技術により地面から数メートルの高さで炸裂するM734マルチオプション信管が使用されるようになった迫撃砲の信管の安全解除単純な安全ピン方式が最も多く使用されてきたが、発着式信管は安全ピン外してしまうと落としただけでも爆発する危険があり、火薬不完全燃焼などの事故手前落下して爆発するので安全性問題があった。また、何かに引っかかってピン抜けたりする危険や、兵士がうっかり安全ピン抜き忘れると不発になるという人為的ミス問題もあり、近代では人為的な安全解除動作不要な気流式が主流になっている迫撃砲ライフリング無く砲弾回転しないため遠心力式解除装置使えないこのため、信管に小さな風車をつけて気流一定数回転すると安全装置解除される気流式が主流用いられている。風車用いた気流式の利点初速に関係なく安全距離が確保できることにある。迫撃砲射程距離に応じてチャージ数を変えるので遠距離ほど初速速くなるため初速に関係の無い方式が必要となるのであるまた、気流式は砲弾発射され一定距離を飛翔しない限り安全装置解除されないため、装填した砲弾不発になった場合でも安全に砲弾取り出すことができる。

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