NRN野球ネットについてとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > NRN野球ネットについての意味・解説 

NRN野球ネットについて

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 19:52 UTC 版)

ラジオ大阪ドラマティックナイター」の記事における「NRN野球ネットについて」の解説

1965年昭和40年)のNRNネットワーク発足当時関西地区における加盟局OBCの他に朝日放送(ABC、現・朝日放送ラジオ)、毎日放送MBS、現・MBSラジオ)そしてラジオ関西CRAM KOBECRK)、近畿放送KHKKBSKBS京都、現・京都放送)、和歌山放送WBS)の6局であった。ABCはTBSラジオJRN、『TBSナイター』)と、MBSニッポン放送LFNRN、『ショウアップナイター』)とそれぞれ主にネットワーク結んでいたため、NRN結成後は火 - 木・土曜MBS日曜薄暮試合含めてABCが関西地区制作担当することとなり、CR野球中継から撤退して音楽番組中心編成移行しKBSラジオ関東RF:現・RFラジオ日本、『バッチリナイター』)との独自ネット中心にWBSMBSABC制作分を含む全国ネット本番カード中心に編成した詳細は「ABCフレッシュアップベースボール#巨人戦」および「ラジオ日本ジャイアンツナイター#大洋放送権本格獲得」を参照 OBC1958年7月開局からしばらくはプロ野球中継行っていた。レギュラー編成としては一時撤退した年もあったが、年度によりNRNナイターとは無関係ローカル番組として、週末などの放送行った年もあった。 その後1972年から南海ホークスメインとした『南海ナイター』(なんかいナイター)を土曜・日曜編成する4月15日開始当時放送時間土・日18:30から試合終了まで)こととなっても、引き続きNRNナイターとは無関係であった。『南海ナイター』は、1972年開始時に土曜日限り和歌山放送WBS当時NRN単独ネット局)で同時ネット当時リスナー向けプレゼントにも、OBC同局の名前が併記されていた。この背景には、和歌山放送サービスエリア一部南海ホークス親会社南海電鉄沿線地域であることや、投手として第42回選抜高等学校野球大会1970年)で和歌山県立箕島高等学校全国大会初優勝導いた同県出身島本講平1971年ホークス入団したことなどが挙げられる。「南海ナイター終了後も、WBSは独自の自社制作不定期に(主に日曜祝日デーゲーム中心として)南海グループ協賛による大阪球場での南海主催試合中継実施したこの期間は自社制作のみならず南海ビジターゲームのうち関東遠征分をラジオ関東からネット受けしたこともあり、1973年には日拓ホームフライヤーズとの開幕戦近畿放送加えた3局ネット放送したNRN担当曜日1969年月・金曜がABC、それ以外MBS再編成されたが、1976年MBS日曜NRNナイターローカルの「ブレーブス・ダイナミック・アワー」(阪急電鉄阪急百貨店提供)に差し替えたため、ナイター中継とネットスポンサーのCM関西地区では放送されない事態生じたまた、同年にABCが阪神タイガースラジオ放送優先契約結んだため、1980年までMBS阪神主催ゲーム制作制限がかかることになった事態重く見た土・日担当キー局文化放送QR)はMBSとのナイターネットを見直こととし土・日曜の関西地区NRNナイター制作局OBCとする事に変更。翌1977年よりOBCNRNナイター制作参加し、『OBCビッグナイター』がスタートした同時にNRNナイター制作担当しない平日にも、関西ローカルビジターゲームでは文化放送九州朝日放送制作協力)の「近鉄バファローズナイター」を開始した詳細は「MBSベースボールパーク#ブレーブス・ダイナミック・アワー」および「文化放送ホームランナイター#関西地区土・日曜の制作担当局変遷」を参照 土・日NRN担当になったことから、土・日阪神阪急オリックス南海近鉄主催試合NRN向け制作担当。しかし、当時関東関西プロ野球チーム集中していたことと、巨人が絡む試合がほぼナイターであったこと、クロスネット局土・日JRNナイター放送していたこと、前述阪神とABCの優先契約1980年まで阪神主催試合制作MBS同様制限されていたことから、「阪神巨人」をNRN全国ネットとして配信する以外のネット先は「阪神対中日」の際の東海ラジオSF)、南海ダイエーになって福岡移転後の「オリックスダイエー」「近鉄ダイエー」の際の九州朝日放送KBC)に限られOBC近鉄戦がない場合NRN全国ネットカード優先したため、「近鉄ダイエー」でOBC-KBCの相互ネットになる以外はほぼ裏送り)、それ以外雨天中止時予備音源としての制作のみだった。 ただし、NRNでは一時期巨人主催試合放送権無かった時代があったため、ナイター巨人主催試合当該試合の2試合だけの場合必然的にこの試合NRN全国中継となったまた、東海ラジオ2001年頃まで「阪神対中日」をOBC放送しない場合裏送り受けていたが、2002年頃からはOBC-SFの相互ネット場合もしくはQRネットしてNRNネットのメインカードとなった場合のみの放送となり、SFOBCQRとも同カード放送しない場合MBSからのネット受けによる放送行っていた。 詳細は「東海ラジオ ガッツナイター#阪神・オリックス戦」を参照 なお、対広島戦については、中国放送RCC)が土・日曜はJRNネットとなるため、予備カードからの昇格または日程都合上稀にNRNネット本番カードとなった時にNRN単独加盟局向けとなる際に放送される程度で、この場合阪神主催OBC自社制作広島主催阪神関与しないカードを含む)はRCC裏送りという形態だったが、広島阪神対戦時は、ビジター側のリポーター派遣が行われないことが多かった詳細は「RCCカープナイター#阪神・オリックス戦」および「ABCフレッシュアップベースボール#広島戦」を参照ビッグナイター」が「ドラマティックナイター」に改称され1993年からは週6日中継達成するが、近鉄球団最後の年となった2004年からOBC野球中継段階的に縮小していった。2004年は金・土・日曜(うち金曜は「近鉄バファローズナイター」)のみとし、2005年金曜中継不定期化(「オリックス・バファローズ ナイトスタジアム」)。2006年度本番組だけが残され土・日のみの放送となった。さらに2007年度OBC土曜のみの放送となり、日曜開催試合中継OBC担当する阪神オリックス主催ゲーム甲子園京セラドーム大阪など)が全国放送される場合裏送りとなった2007年シーズンをもってOBCプロ野球ナイター放送から全面撤退。これは、日本民放ラジオ史上でもラジオNIKKEIエフエム沖縄に次ぐ、3社目のことだった(前述)。これに伴い大阪地区NRNナイターネットワーク局変更検討されたが、2008年以降MBS土・日曜のMBSでの放送をMBS-LFライン継続することとしたため、大阪府ラジオ局では2009年までNRNナイター聴くことは事実上出来なくなっていた(MBSは他のNRNナイターネット局当時シングルネットの6局=STVQRIBSSFKBSKBC。うちKBS2008年をもって週末ナイターから撤退>向けにQR制作技術協力含めた裏送り並列制作だった。2010年度からはSFKBC向け(2017年度からSTV向けも追加)のデーゲームMBSが、TBCRCC向けおよび関西ローカルデーゲーム一部JRN扱いあり)とナイター全般をABCがNRN中継担当として中継している。 詳細は「文化放送ホームランナイター#ネット局」および「ニッポン放送ショウアップナイター#MBSとの2局ネット時の対応」を参照MBSベースボールパーク#土・日曜日の阪神・オリックス主催戦中継」も参照 なお、2005年までは、日本シリーズ中継についてはNRN全国中継担当行わない放送局音源西暦偶数年は1,3,5,7戦は文化放送、2,4,6戦はニッポン放送 奇数年は1,3,5,7戦がニッポン放送、2,4,6戦は文化放送それぞれ制作)を放送している。ただし、2006年以降日本シリーズ中継放送されていない詳細は「MBSベースボールパーク#歴史」および「ABCフレッシュアップベースボール#日本シリーズ」を参照

※この「NRN野球ネットについて」の解説は、「ラジオ大阪ドラマティックナイター」の解説の一部です。
「NRN野球ネットについて」を含む「ラジオ大阪ドラマティックナイター」の記事については、「ラジオ大阪ドラマティックナイター」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「NRN野球ネットについて」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「NRN野球ネットについて」の関連用語

NRN野球ネットについてのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



NRN野球ネットについてのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのラジオ大阪ドラマティックナイター (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS