DMT-97とは? わかりやすく解説

DMT-97

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 16:04 UTC 版)

宇宙戦艦ヤマトシリーズの航空機・宇宙艇」の記事における「DMT-97」の解説

DMT-97は、『宇宙戦艦ヤマト』『宇宙戦艦ヤマト2』『宇宙戦艦ヤマトIII』登場する架空攻撃機デザイン担当松本零士ラフ稿)、加藤直之四面図)。魚雷単体設定デザイン松崎健一ガミラス帝国使用されている主力艦攻撃機である。主に同帝国宇宙空母搭載され運用される正式名称は、ドメル式DMT-97型雷撃機DMB-87同じよう無尾翼機で、高翼配置逆ガルウィング主脚備える点は似ているが、逆ガルウィング角度もは本機種の方がきつく、主翼車輪固定脚でなく引き込み式である。胴体にも主脚装備しており、それぞれ4輪ボギー式の前輪式単発機であり、垂直尾翼1枚コックピット並列複座式。ただしキャノピーそのもの縦長であり、後ろにも座席があるとすれば乗員少なくとも4名。キャノピー大きさから察する上記DMF-3DMB-87よりも大型機である。『宇宙戦艦ヤマト』第21話で、DMF-3DMB-87三段空母通常着陸する中、本機種のみが垂直着陸しており、離陸する時は通常離陸だったため、本機VTOL機STOVL機となっている。 魚雷包み込むようなボディをしており、宇宙魚雷2本を縦列搭載する自衛用火器はかなり強力で、球形4連装パルス銃座胴体下(2本の魚雷の間)と、キャノピー後部、エンジンノズルの上下に合わせて4基、計16装備する。 『ヤマト2』と『ヤマトIII』に登場する機体は、宇宙魚雷機体前部に1本の搭載し後部構造物塞がれている描写となっている。また、『宇宙戦艦ヤマトIII』一部シーンでは宇宙魚雷自由落下させており、主翼着陸収納スペースであるポッド部も、爆弾のように投下しているなど、劇中描写設定それほど厳格に守っていない。 機体色は水色『宇宙戦艦ヤマトIII』登場時は緑色である。宇宙魚雷について、『宇宙戦艦ヤマト』のものは本体淡い水色弾頭部赤色『宇宙戦艦ヤマト2』では全身赤色『宇宙戦艦ヤマトIII』においては本体が後のガルマン・ガミラス標準色となる濃緑弾頭部黒色である。 第1作『宇宙戦艦ヤマト』第21話から第22話で、第3空母艦載機として初登場七色星団での決戦艦載機攻撃第三波として、ドメラーズ2世瞬間物質移送機によってヤマトの上空にワープアウトされ、猛攻撃仕掛けて第一砲塔などを破壊する戦果挙げる。 『ヤマト2』では第23話登場しヤマト艦載機発進口を破壊してコスモタイガーII出撃不能にした。 『ヤマトIII』では第16話デスラー回想シーンにのみ登場しガルマン星占領しているボラー連邦軍に対して地上攻撃行っている。 ガルマン・ガミラス帝国になってからは、後継艦上攻撃機として雷撃機運用されている。

※この「DMT-97」の解説は、「宇宙戦艦ヤマトシリーズの航空機・宇宙艇」の解説の一部です。
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