2台の猛獣と3人の弟子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 15:32 UTC 版)
「ドリフトスピリッツ」の記事における「2台の猛獣と3人の弟子」の解説
箱根の怪物 モトエ 搭乗車種…BRZ (ZC6) ☆7 「箱根が生んだ怪物チューナー」と呼ばれているチューニングショップ「ショップ もうり」のオーナー。70歳越えの大柄な老婆、白髪のお団子巻ヘアーで黄土色のつなぎを着ている。 最近では「妖怪ドリフト説教ババア」と呼ばれるほど箱根の走り屋から恐れられており、彼女とのバトルに負けた者は正座をさせられ1時間ほど説教を食らわされる。高齢ながら豪快な性格で走りもそれが表れているが、長期戦であると冷静的な走りに切り替わる。 ヨシノブとは古くからの知り合いで、40年前に活動していたレーシングチームに在籍し、この頃からチューナーとして名は高かった。 最近は走りに出向くことは無かったが、店の跡継ぎに関わる事情により箱根に出向き、偶然出会った主人公と奈美子の実力に目を付け、彼らに事情を悟られないように弟子のミカゲにお灸を据えさせるためのバトルを促した。 次にハルヒコに「走り」を目覚めさせるため、主人公に5周の耐久レースを持ちかけてハルヒコに主人公の粘り強さを見せつけた。 タカが店に戻ってきた後、体力の限界を感じ始めたため主人公に引退試合をお願いするが、実際は客を集めるためのウソであり、今後も体力がある限り走り続けることを語った。 主人公とミカゲの決着後、ここまで成長した3人の弟子に「三矢の教え」をかんざしに置き換えて例え、3人で力を合わせて店を支える、主人公を乗り越えるという期待を送り締めくくった(もっとも、かんざしは三本束ねても折ってしまったが)。 名前の由来は毛利元就から。 メモリストのハルヒコ 搭乗車種…86 (ZN6)→86 爆ハン仕様 チューニングショップ「ショップ もうり」の従業員でモトエの弟子の一人。丸眼鏡をかけ、青い帽子と作業服を着ている。 謙遜的で普段からゆっくりとしているため、覚えたことは忘れないように常にメモにまとめている。 ミカゲから主人公のデータ収集を頼まれ、主人公にバトルを申し込む。自分の実力を主人公の足元にも及ばないと思っていたが走り込む内に自分でも気付かないほど上達しており、主人公とモトエの5周耐久レースで主人公の持つ「諦めの悪さ」を体感し、意気消沈しているミカゲを励ますために改めて主人公に再挑戦を申し込む。 主人公に再挑戦の際に86を爆ハン仕様にチューンしたことでよりコーナリングに速く走りやすくなり、走り込むごとに成長の兆しを見せるようになる。 ミカゲやタカの考えを見ていくうちに二人の問題が一致したことに気付き、奈美子からの意見から「2人の車を交換させる」のを提案し、解決の糸口を見つけた。 名前の由来は吉川元春から。 男勝りのミカゲ 搭乗車種…BRZ "Greyhound" → 86 "Serval Cat" → 86 "Serval Cat Neo" チューニングショップ「ショップ もうり」の従業員でモトエの弟子の一人。褐色肌で茶色いショートパーマの髪型が特徴。 女性ながら活発で気が早く、感情的なドライビングを得意とする。 店の跡継ぎとなるためモトエからショップのデモカー"Greyhound"を譲り受け、目標の対象となる主人公にバトルを申し込むが、モトエからの手解きを受けて驕り高ぶった自信がバトルで戸惑い始め、クルマの調整やドラテクを入念に取り組むも勝てず、思いこんでいた才能の限界に打ちひしがれてしまう。 しばらくは意気消沈し、仕事にも精を出せずにいたが、ハルヒコの諦めない気持ちに感化され調子を取り戻し、改めて主人公に再挑戦を申し込む。 タカが店に戻ってきた後も彼との店の跡継ぎを賭けるため"Greyhound"を強化するも十分に性能を引き出してないことに悩んでいたが、ハルヒコの提案でタカの"Serval Cat"に乗り換えたことで思い通りに乗りこなせるようになり、命を削る様な勢いのある走りで主人公と決着を着けるも惜敗。しかし前の自分と見違えるほど変わことに主人公やモトエたちに感謝した。 名前の由来は小早川隆景から。 怪物の一番弟子 タカ 搭乗車種…86 "Serval Cat" → BRZ "Greyhound" → BRZ "Greyhound Neo" チューニングショップ「ショップ もうり」の元従業員でモトエの弟子の一人。黒いジャケットを羽織り、オウムのように言葉を話すカラス「アーサー」と共にしている。 モトエとの考えにそりが合わず店を出て行き、自分の考えが間違っていないことを証明するためレインと手を組み、主人公に勝てば店の跡継ぎを条件にバトルを申し込む。 彼のチューニングのセンスは高いが、ドライバーと車の相性を考えていない問題点をモトエに指摘され、その考えを改めることが出来ずにいた。 主人公とのバトルで彼の走りにイラつきを見せるが、それが自分の求める「理想の走り」に気付き、一時勝負を中断。2回目のバトル中にレインの仕掛けた罠に掛かろうとする主人公を助け、岩壁に衝突するが"Serval Cat"が頑丈に作られていたため無傷に至った。 バトル後は今回の騒動に責任を感じ身を引こうと考えたが、モトエが許したことで一から出直す形で店に戻ることとなった。 ミカゲと同じく店の跡継ぎを賭けるため"Serval Cat"を強化するも十分に性能を発揮させていないことに気になっていたが、ハルヒコの提案でミカゲの"Greyhound"に乗り換えて主人公に挑むもあと一歩及ばす惜敗を喫す。 名前の由来は毛利隆元から。
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