走り屋
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走り屋(はしりや)とは高速道路や山岳道路などの公道を自動車やオートバイに乗り、スピードを出して走ることを特に好む人々のことで法定速度や安全面に全く配慮しない迷惑・犯罪行為を行う集団でもある[1][2][注 1]。警察の使用する「違法競走型暴走族」と言う呼称やほぼ同義の英語「ストリート・レーサー (Street Racer) 」のように、いわゆる暴走族(共同危険型暴走族)とは違って集団で街を徘徊するのではなく、人里離れた(=障害物となる他の交通が少ない)山道などを好み運転技術や車の動力性能に重きを置く傾向を持つ。報道機関などは出没する場所や行動により「ローリング族」「カミナリ族」「ルーレット族」「ドリフト族」などとも呼ぶ。
注釈
出典
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- ^ 深夜の「ドリフトスポット」車で危険走行繰り返した疑い、男3人逮捕 愛知・弥富市(CBCテレビ) - Yahoo!ニュース - ウェイバックマシン(2022年11月15日アーカイブ分)
- ^ “クルマとバイクが混走するニュルブルクリンクは走り屋のパラダイス!? ~木下隆之の、またがっちゃいましたVol.189~ - バイクのニュース”. 株式会社メディア・ヴァーグ (2023年5月3日). 2023年5月17日閲覧。
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- ^ a b c d e f g クルマ好きを熱狂させた”走り屋”の名称 「ルーレット族」「環状族」「ドリフト族」ってなに? Auto Messe Web、2020年2月3日
- ^ 暴走族とは? 静岡県警察、2023年1月11日更新、2023年5月5日閲覧
- ^ a b 「テレビが聞こえない すごく迷惑」改造車で制限速度の2倍超で“タイムアタック”か 男3人を逮捕 日本平はネット上で「走り屋の聖地」化に―静岡市 DoGAS(静岡新聞SBS動画プラットフォーム)、2022年10月28日
- ^ a b c 【今さら聞けない】「走り屋」ってどんな人? WEB CARTOP、2016年12月11日
- ^ a b c d e 遠藤竜馬「「走り屋」の社会学 : モータースポーツにおける「草の根」の考察」『年報人間科学』第19巻、大阪大学人間科学部社会学・人間学・人類学研究室、1998年、53-70頁、doi:10.18910/11088、hdl:11094/11088、ISSN 02865149、CRID 1390853649735097216、2023年4月25日閲覧。
- ^ “再建中の三菱自動車、希望退職に計画を上回る654人が応募[新聞ウォッチ] - レスポンス(Response.jp)”. 株式会社イード (2020年12月8日). 2020年12月19日閲覧。
- ^ 【いきなり人気急上昇】テレビやマンガの影響で話題になったクルマ4選! WEB CARTOP、2016年7月13日
- ^ どんだけ残っている?あれの残存率(2)〜クルマ界のサバイバル〜 ベストカーweb、2014年4月14日
- ^ ドリフト天国 2014年6月号 P115「フルカウンター倶楽部」内 読者投稿「ドリ車がどんどん減っている!」エコカー補助金でJZX90やS14シルビアなどが解体屋送りにされる現状をディーラー営業マンが嘆くという内容の投稿。
- ^ 令和4年警察白書 統計資料 警察庁、2023年5月18日閲覧
- ^ 「東名全開族と呼ばれて」1983年夏、深夜の東名高速は無法地帯だった web option、2021年11月20日
- ^ 「首都高はサーキットじゃない」ルーレット族根絶へ、警視庁の秘策 朝日新聞デジタル、2022年2月13日
- ^ 中国にもルーレット族登場/日本の人気漫画も影響か 四国新聞社、2006年2月14日
- ^ 【バイク熱狂時代は永遠に:2】そこには守るべき“ルール”があった……高校生が見た1980年代の峠の世界 モーサイ、2019年7月26日
- ^ a b 【知ってる?】ゼロヨンの距離はなぜ400mなのか? AUTO MESSE WEB、2017年4月2日
- ^ 「頭文字D」舞台でドリフトし、女性をひき逃げか 30歳男を逮捕 ライブドアニュース、2022年11月22日
- ^ 暴走族のタイヤ痕に「器物損壊」適用 レスポンス、2005年7月25日
- ^ アラブドリフトとは?サウジの上級国民が熱狂する死亡遊戯!その雄姿に刮目せよ MOBY、2020年12月23日更新
- ^ フルカウルが認可されレーサーレプリカブームが到来!【日本バイク100年史 Vol.033】(1984-1985年)<Webアルバム> webオートバイ、2020年8月29日
- ^ 昭和の若者を熱狂させた「街道レーサー」の人気ベース車とは? 「ブタケツ」に「ヨンメリ」あなたは幾つ覚えてる? AUTO MESSE WEB、2022年8月10日
- ^ 関西で環状ブーム再到来!1600cc時代のシビックを紹介! CARTUNE、2019年7月16日
- ^ 「ATドリフト勢が増殖中!」快適なラグジュアリーセダンでドリフトを楽しむ必殺パーツ!? web option、2022年10月14日
- ^ Bugatti Veyron vs. Yamaha R1 RACING DOWN MOTERWAY madmadmark007による投稿(2007年2月16日)
- ^ Topfoil touge evo nea soonhuatによる投稿(2017年4月16日)
- ^ 【北米のナンバープレート事情】日本となにが違う? 希望ナンバー制度からデザインまで AUTO MESSE WEB、2020年4月22日
- ^ Travis County Sheriff's Office cracks down on Wells Branch car group
テキサス州のトラビス郡で2018年3月に摘発された事例。毎週末、ウェルス・ブランチのショッピングモールに多数の自動車が集まり暴走行為を行っていた。トラビス郡保安官事務所やオースチン市警察、テキサス州公安局など複数の機関からなる合同捜査部隊がこれを摘発し、15人を危険運転で逮捕、25枚の違反切符を交付した。 - ^ Drag Racing Against Cops
高校生に対する安全啓発活動「Top The Cops Program」の例。主催するのは元警察官のケヴィン・マッキニー。高校生にレース場で行うドラッグレースに参加してもらい啓発を行う。イベントにはソノマ郡保安官事務所やカリフォルニア・ハイウェイパトロールなど複数の警察機関が協力し、参加した警察官はパトカーで高校生らドラッグレースを行う。 - ^ イギリス スピード違反時の罰則&対応方法 ロンドン駐在.com、2022年2月6日
- ^ “世界最高速度違反者のスモーキー永田とは?イギリスでの逮捕歴やV12のスープラについても”. MOBY. 2021年2月1日閲覧。
- ^ hoonの意味・使い方・読み方 英辞郎 on the WEB、2023年4月19日閲覧
走り屋
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「龍が如くシリーズの登場人物」の記事における「走り屋」の解説
『5』に登場した福岡の走り屋関連の登場人物。 古道 映立(ふるみち えいたつ) 福岡県警自動車警ら隊の現職警部補。和田を家まで送った桐生のタクシーに乗った際に高速道路でデビルキラーに接触し、桐生にデビルキラーを逮捕するためにレース勝負を受けるように依頼する。その後、走り屋の三銃士の一人(二番手)であることや鬼坂以上のスピードとテクニックを誇る実力者であることが判明し、特定の条件を満たすと「伝説の走り屋」としての彼とのレースバトルに挑戦出来るようになる。 鬼坂 徹(おにざか とおる) 福岡の走り屋集団の総括者で、走り屋の三銃士の一人。現役の走り屋達からは走り屋業界最大の重鎮として認知されており、デビル高村も逆らえない程の権力と発言力を持つ。三銃士の中でも三番手として活動していたが、後に修行の旅に出たことで腕を上げていき、トップである中嶋に匹敵するとまで言われるようになる。その後、修行の旅に出帰ってきた時には中嶋は走り屋から引退しており、彼と再戦できなかったことが未練となって走りを止められずに活動する。デビルキラー解散後は中嶋に再戦を申し込み、代わりにやってきた桐生に勝負を挑まれて戦うも敗北する。その後は中嶋と再会し、走り屋を引退した理由を知って和解した後に走り屋から足を洗った。 デビル高村(デビル たかむら) 福岡最速の走り屋集団である永洲デビルキラーの現リーダーで、デビルキラー四天王の一人。チームの看板を金儲けの道具にしか見ておらず、白昼堂々と公道レースで荒稼ぎをしたり、一般人に勝負を挑んで金を巻き上げたりと無法行為を繰り返しているが、現役最速の走り屋ということで鬼坂からも目をつむって貰っていた。また、走りの実力は確かである一方で、創始者である中嶋を「老いぼれ」呼ばわりしたり「速い者に従う」というチームの掟も口約束で済まし、走りで負けても暴力で解決しようとするなど器は小さい。戦闘ではイワンに似た格闘スタイルで戦う。手下の永田(声 - 三苫紘平)が桐生と揉めたことがきっかけとなり、桐生とのレース勝負が始まるが、同じメンバーの渡部や他の四天王までも次々と桐生に敗れていき、最後の砦として登場するが自身も桐生に敗北する。レースでの敗北後は四天王ら他のメンバーと共に実力行使に打って出るも全員まとめて返り討ちに遭い、それでも尚も負けを認めようとせず、桐生に対し負け惜しみを吐きながら逃げようとするが、そんな往生際の悪さと走り屋の誇りを汚すような振る舞いを見かねた鬼坂から強制的に解散を言い渡され、渋々ながらようやくそれを受け入れて退散した。 七海 れな(ななみ れな) 桐生のサブストーリーに登場したクラブ「ゼロガール」のママにして、美人揃いの走り屋集団「零女」のリーダー。男社会を嫌い、女でも勝てることを証明するために零女を結成するなど負けず嫌いな性格の持ち主で、走りを知る人間からはラメの入ったマゼンタ色の愛車とその速さから「ラメ色の流星」の異名で呼ばれている。永洲タクシーの運転手がデビルキラーと敵対していることを知っており、強引なキャッチに絡まれたところを桐生に助けられた際にその運転手が桐生だと直感しレース勝負を申し込むも敗北した。その後、素直に負けを認め、気分がスッキリしたことで当分走りはいいとし、走りに飢えたら桐生のタクシーに乗車することを約束した。
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