おおぞら〔おほぞら〕
昭和59年(1984)2月に打ち上げられた科学衛星EXOS-C(エクソスシー)の愛称。宇宙科学研究所(現JAXA(ジャクサ))が開発。1982年から1985年にかけて実施された中層大気に関する国際観測計画(MAP)への参加に伴い、高度10〜100キロメートル程度の中層大気の構造と組成の解明、磁気圏の観測を行った。ロケットとの分離直後に接触事故が生じ、バッテリー容量が5分の1に低下する障害に見舞われたが、その後約4年間にわたって慎重に観測が続けられた。昭和63年(1988)に運用終了。
おお‐ぞら〔おほ‐〕【大空】
おおぞら【オオゾラ】(飼料作物)
登録番号 | 第12705号 | |
登録年月日 | 2005年 2月 7日 | |
農林水産植物の種類 | とうもろこし | |
登録品種の名称及びその読み | おおぞら よみ:オオゾラ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 濃沼圭一、三木一嘉、榎宏征、三浦康男、佐藤尚、高宮泰宏 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「Ho57」を母系とし、「Ho49」を父系とする交雑品種であり、育成地(北海道札幌市)における雄穂及び絹糸抽出期は中生、稈長はやや長で粒質はDF(デント・フリント)のサイレージ向きの品種である。初期生育は良、雄穂及び絹糸抽出期は中生、稈長はやや長、稈径はやや太、着雌穂高はやや高である。雄穂長はやや長、枝梗数は少、葯は桃色、絹糸色は緑、雌穂長及び雌穂径は中、粒列数はやや多、一列粒数は多、穂芯色は桃色、粒質はDF(デント・フリント)、粒色は黄橙色、胚乳澱粉は通常澱粉、粒型はややくさび型、百粒重は重である。倒伏抵抗性はかなり強、折損抵抗性は強である。「ワセホマレ」と比較して、着雌穂高が高いこと、葯が桃色であること、絹糸が緑色であること、穂芯が桃色であること等で、「3790」と比較して、雄穂が長いこと、絹糸が緑色であること、粒質がDF(デント・フリント)であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、「Ho57」を母系とし、「Ho49」を父系とする交雑品種であり、平成7年に北海道農業試験場(現独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構、札幌市)において、両親自殖系統間の検定交配、8年に組み合わせ能力検定試験を実施し、9年から生産力検定試験等の試験を行い、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
大空【オオゾラ】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7795号 |
登録年月日 | 2000年 2月 22日 | |
農林水産植物の種類 | あじさい | |
登録品種の名称及びその読み | 大空 よみ:オオゾラ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 田中翼 | |
品種登録者の住所 | 三重県四日市市水沢野田町849-2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 田中翼 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ブラウ メイズ」の変異樹であり,花形は抱え咲きでアジサイ型,花色は開花初期が浅黄緑,開花盛期が浅紫青の単色で,花序の横径が中の鉢物向きの品種である。樹形はその他(やや直立性),枝の太さは太,節間長はやや短,新梢の色は緑,枝の斑点の多少は少,色は黒紫,前年枝の色は灰褐である。葉身全体の形は広卵形,先端の形は鋭形,基部の形は円形,葉縁の形は鋭鋸歯,葉身長及び葉身幅は中,成葉表面の色は暗緑(JHS カラーチャート3716),裏面の色は穏黄緑(同3514),斑の有無は無,表面の光沢は弱,葉柄の長さは中である。花序の形は半球形,花形はアジサイ型,花序の縦径及び横径は中である。両性花の数は少,花形は一重咲き,装飾花の数はやや多,花形は抱え咲き,縦径及び横径は中,がく片の重なりは重なる,大小の有無はやや有,単色・複色の別は単色,開花初期の花色は浅黄緑(同3304),盛期及び終期の花色は浅紫青(同7603)である。がく片の形はかぶ形,切れ込みの位置は中部のみ,湾曲は内曲である。花柄の長さはやや短,小花柄の長さは中である。「ブルーダイヤモンド」と比較して,葉身全体の形が広卵形であること,開花初期の花色が浅黄緑であること,装飾花の花形が抱え咲きであること,がく片の切れ込みの位置が中部のみであること等で,「ブルーフレッシュ」と比較して,葉身全体の形が広卵形であること,開花初期の花色が浅黄緑であること,装飾花の花形が抱え咲きであること,がく片の湾曲が内曲であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成5年に育成者のほ場(三重県四日市市)において,元年にオランダから導入した「ブラウ メイズ」の中から変異株を発見し,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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