とうもろこしとは?

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 植物 > > 一年草 > とうもろこしの意味・解説 

とう もろこし たう- [3] 【〈玉蜀黍〉】

イネ科一年草熱帯アメリカ原産。稲・小麦とともに世界三大穀物の一。食用飼料とするため,世界各地広く栽培される。は高さ2メートル 内外大形で,広線形雌雄同株。夏,茎頂雄花穂を,の中ほどの葉腋雌花穂をつけ,毛髪状の花柱を総(ふさ)のように出す。果穂は長さ20センチメートルとなり,黄色扁平穎果(えいか)多数中軸に列をなしてつく。穎果デンプンに富む。デント-コーン・フリント-コーン・スイート-コーン・ポップ-コーンなどの栽培変種がある。南蛮黍なんばんきび唐黍とうきび[季] 秋。


とうもろこし

起源は、南米アンデス山麓ないしは中米メキシコ原産で、わが国へは1580年ポルトガル人により四国にもたらされました。また明治初期アメリカから北海道その他に導入されました。作物特徴としては、雌雄異花雄花先熟の他殖性種子繁殖作物になります。熱帯から寒冷地まで栽培され、その適応性は大変広いです。デント種・フリント種・スィ-ト種等がありますが子実用青刈用には前二者が用いられます。フリント種はデント種にくらべ耐冷性にまさります。用途は子実は食用でん粉、油、飼料等に利用され、また、青刈サイレ-ジ飼料としての利用も多いのも特徴です。未成熟スウィ-ト種はスウィトコ-ンとして、ポップ種はポップコ-ンとしてそれぞれ食用となります。
生産地としては、世界のとうもろこし子実の生産量3.7億トンのうち、5割弱をアメリカ生産し、その他中国ブラジル等で多く生産されています。わが国では青刈サイレ-ジ用に約12ha栽培されていますが、子実は全量輸入され大部分配合飼料として利用されています。主要品種分布は、アメリカコーンベルトではほとんどがデントコーンが、これ以北ではフリントコーンが栽培されています。メキシコではデントフリント両者が、アルゼンチンなど南アメリカでは主としてフリントコーンが、ヨーロッパ・アジアなどでもフリントコーンが多く栽培されています。南ア連邦デント栽培されています。
日本では、デントコーンあるいはフリント中間種の栽培多く主として青刈りサイレージ用に使われます。他にスイートコーン栽培が多いですが、ポップコーン、ワキシコーンなどはほとんど栽培されていません。

とうもろこし (玉蜀黍)

Zea mays

Zea mays

Zea mays

Zea mays

Zea mays

Zea mays

Zea mays

Zea mays

Zea mays

Zea mays

Zea mays

南アメリカアンデス山麓原産だと考えられています。15世紀末にコロンブスによってヨーロッパ伝えられ、アジアには16世紀のはじめ、わが国へは安土桃山時代伝えられました。食用としてはスイートコーン甘味種)やポップコーン爆裂種)、フリントコーン(硬粒種)、ワキシーコーン(もち種)、それに飼料用としてはデントコーン馬歯種)が栽培されています。写真品種は、上・中1~7が「スイートコーン」、中8~9・下が「デントコーン」。
イネ科トウモロコシ属の一年草で、学名Zea mays。英名は Corn, Sweet corn
イネのほかの用語一覧
テオシント:  テオシント
トウチク:  唐竹  鈴小業平竹
トウモロコシ:  玉蜀黍
トダシバ:  戸田芝
ドクムギ:  鼠麦
ナガハグサ:  深山苺繋

トウモロコシ

(とうもろこし から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/13 02:10 UTC 版)

トウモロコシ(玉蜀黍、学名 Zea mays)は、イネ科一年生植物穀物として人間の食料や家畜飼料となるほか、デンプンコーンスターチ)やバイオエタノールの原料としても重要で、年間世界生産量は2009年に8億1700万トンに達する。世界三大穀物の一つ。




注釈

  1. ^ 日本語名は英名の誤読(最後の e は発音しないと考えた)か。ナワトル語: teōcintli > スペイン語: teosinte > 英語: teosinte (ティオシンテイ、ティオシンティー) > 日本語: テオシント。[要出典]

出典

  1. ^ a b c 貝沼, 中久喜 & 大坪 2009, pp. 13-35.
  2. ^ ピクニックコーン”. パイオニアエコサイエンス. 2014年9月24日閲覧。
  3. ^ 『材料料理大事典 肉 卵 穀物 豆 果実 ナッツ』学習研究社、1987年、215頁。
  4. ^ Beadle, G. W. (1939). “Teosinte and the origin of Maize” (英語). J Hered (Oxford University Press) 30 (6): 245-247. http://jhered.oxfordjournals.org/content/30/6/245.extract 2015年10月13日閲覧。. 
  5. ^ a b c d 福永健二「植物のドメスティケーション : トウモロコシの起源 - テオシント説と栽培化に関わる遺伝子」、『国立民族学博物館調査報告』No.84、国立民族学博物館(みんぱくリポジトリ)、2009年3月31日、 137-151頁、 NAID AA117510992015年10月13日閲覧。
  6. ^ ピーター・ベルウッド『農耕起源の人類史』長田俊樹、佐藤洋一郎 監訳 京都大学学術出版会 2008年、ISBN 9784876987221 pp.246-253.
  7. ^ 「ラテンアメリカを知る事典」p263 平凡社 1999年12月10日新訂増補版第1刷 
  8. ^ a b ケンブリッジ世界の食物史大百科事典 2』, p. 43.
  9. ^ トゥーサン=サマ 1998, p. 174.
  10. ^ 南直人 1998, pp. 63-66.
  11. ^ 星川清親 1985, p. 310.
  12. ^ ケンブリッジ世界の食物史大百科事典 2』, p. 45.
  13. ^ 北川勝彦 & 高橋基樹 2004, p. 152.
  14. ^ 内林政夫「コロンブス以前に旧世界にあったトウモロコシ : 回想」、『藥學雜誌』第126巻第6号、公益社団法人日本薬学会、2006年6月1日、 423-427頁、 NAID AN002849032015年2月27日閲覧。
  15. ^ トゥーサン=サマ 1998, pp. 60-61,174.
  16. ^ a b c 貝沼, 中久喜 & 大坪 2009, pp. 1-12.
  17. ^ Food and Agriculture Organization of the United Nations, Statistics Division (2009年). “Maize, rice and wheat : area harvested, production quantity, yield”. 2011年9月20日閲覧。
  18. ^ ケンブリッジ世界の食物史大百科事典 2』, p. 38.
  19. ^ 平野克己 2002, pp. 42-43.
  20. ^ 作物統計調査 作況調査(野菜)>確報>平成22年産野菜生産出荷統計 野菜調査3・都道府県別の作付面積、収穫量、出荷量 スイートコーン項”. e-Stat 政府統計の総合窓口 (2011年12月28日). 2013年2月27日閲覧。
  21. ^ 榎本裕洋 & 安部直樹 2008, pp. 24-25.
  22. ^ 松本仁一 1998, p. 54.
  23. ^ 榎本裕洋 & 安部直樹 2008, pp. 146-147.
  24. ^ http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol2/ 日本国外務省「わかる!国際情勢 食料価格高騰~世界の食料安全保障~」2008年7月17日 2016年8月6日閲覧
  25. ^ 文部科学省 「日本食品標準成分表2015年版(七訂)
  26. ^ 厚生労働省 「日本人の食事摂取基準(2015年版)
  27. ^ USDA National Nutrient Database for Standard Reference” (英語). National Agricultural Library. 2011年12月14日閲覧。
  28. ^ 『タンパク質・アミノ酸の必要量 WHO/FAO/UNU合同専門協議会報告』 日本アミノ酸学会翻訳小委員会訳、医歯薬出版〈WHOテクニカル・レポート・シリーズ 935〉、2009年5月ISBN 978-4-263-70568-1
    原著:Protein and amino acid requirements in human nutrition (PDF) , Report of a Joint WHO/FAO/UNU Expert Consultation, 2007 (英語)
  29. ^ ラテン・アメリカを知る事典』, p.264.
  30. ^ 本山荻舟 1958, p. 410.
  31. ^ a b 貝沼, 中久喜 & 大坪 2009, pp. 184-192.
  32. ^ 週刊ダイヤモンド編集部 河野拓郎 (2008年8月18日). “トウモロコシ高騰でバイオエタノール生産業者も悲鳴”. ダイヤモンド・オンライン (ダイヤモンド社). http://diamond.jp/articles/-/4533 2015年1月31日閲覧。 
  33. ^ a b 日本パイプクラブ連盟 編『パイプ大全』第3版 未知谷 2009年、ISBN 9784896422696 pp.151-152.
  34. ^ 伊沢凡人、平山廉三、伊沢和光ほか「中国医学の生薬療法と混同されやすいわが国・固有の生薬療法- 和法(特集 漢法を知る)」、『保健の科学』第43巻第8号、2001年8月、 607頁、 ISSN 0018-3342
  35. ^ 『芸能の原風景 - 沖縄県竹富島の種子取祭台本集』 全国竹富島文化協会編、瑞木書房、2003年(1998年2月初版)、223頁。ISBN 978-4-87449-028-0







とうもろこしと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

「とうもろこし」に関係したコラム

  • ETFを上場している企業の一覧

    ETFを上場するには、証券取引所の定める上場審査基準や適時開示基準、上場廃止基準といったさまざまな基準をクリアする必要があります。2012年9月現在、ETFを上場している企業は17社あります。上のグラ...

  • ETFの銘柄一覧

    ETFの銘柄数は2012年9月の時点で約140あります。そして、いずれの銘柄にも価格の連動となる対象の商品があります。ここでは、ETFの銘柄をジャンルごとに紹介します。表の「コード」は株式コード、「市...

  • ETFの銘柄の取引単位は

    ETFの取引単位は銘柄により異なります。ETFの場合、取引単位は10株単位や100株単位であることが多いようです。また、価格が1万円前後の銘柄は1株単位、100円前後の銘柄は1,000株単位が多いよう...

辞書ショートカット

カテゴリ一覧

全て

ビジネス

業界用語

コンピュータ

電車

自動車・バイク

工学

建築・不動産

学問

文化

生活

ヘルスケア

趣味

スポーツ

生物

食品

人名

方言

辞書・百科事典

すべての辞書の索引

「とうもろこし」の関連用語

とうもろこしのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   
検索ランキング

画像から探す

ヒッポブロマ・ロンギフローラ

熊本ラーメン

七竈

油そば

水カンナ

冷麺

大葉黒文字

ネギ油





とうもろこしのページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
三省堂三省堂
Copyright (C) 2001-2017 Sanseido Co.,Ltd. All rights reserved.
株式会社 三省堂三省堂 Web Dictionary
日本ユニコム日本ユニコム
Copyright(C) 2017 NIHON UNICOM CORPORATION All Rights Reserved.
日本ユニコム商品先物取引用語集
ボタニックガーデンボタニックガーデン
Copyright 2001-2017 shu(^^). All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのトウモロコシ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2017 Weblio RSS