菅ちゃん理不尽シリーズ
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「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!の企画」の記事における「菅ちゃん理不尽シリーズ」の解説
番組プロデューサーの菅がプロデューサーとしての強権を発動し、メンバーを困らせるオムニバス企画。浜田企画同様、番組側では明確な定義は行っていない。 1996年08月25日放送。「菅vsダウンタウンお楽しみ対決!!」を行い、トイレットペーパー早巻き取り対決に挑戦。真面目に対決に勤しむ浜田とは対照的に、菅はトイレットペーパーを体中に巻きつけふざけた態度をとる。当然対決は浜田の勝利となったが、菅は突如「全然笑いが解ってない、何でボケないの?」と激昂し収録現場を去ってしまう。菅を追いかけ謝罪をするダウンタウン。菅は何とか機嫌を直し今度は松本と対決を行うことになったが、松本ばかり映すスタッフに激怒。「ガキの使いは俺が出てなんぼ」と言い放ち再び収録現場を去ってしまう。しばらく姿を消した菅であったが、メンバーが待機していた喫茶店に笑福亭笑瓶と共に現れ、「今週から笑瓶と組むから"笑瓶のガキの使いやあらへんで"」と菅はダウンタウンを強引に解雇。代わりに笑福亭笑瓶を起用し、「菅vs笑瓶お楽しみ対決!!」を行う。 1998年11月15日放送。予算がほとんどないのに「金はいくらでも使っていい」とうそぶく菅の言葉により、豪気な企画が次々と打ち出される。しかしそんな企画会議を露骨に邪魔し、メンバーをキレさせる。食事代も予算から出させず、参加者の割り勘にさせる。 2002年3月10日放送。放送600回記念として「こんなんでいいの?」というほど簡単なゲームに勝ったらメンバーに三百万円を渡すと宣言(内訳は松本・浜田が百万ずつ、遠藤・田中が四十万ずつ、山崎が二十万)。ゲームは3分間の制限時間内にビデオテープ50本を積む、わんこそば100杯完食、10羽のニワトリを全部捕まえるというもので、それぞれ成功すれば百万円を獲得できた。しかしゲームの最中に菅がカメラマンやアシスタントのおばさん、ニワトリに扮し、次々と邪魔をする。 2002年4月7日放送。見学に来たでしゃばりの奥さんを強引に収録に参加させ、メンバーにキスをさせまくる。奥さん役としておばちゃん3号が出演。 2005年4月24日放送。西部警察のファンということで大門に扮し、一人じゃ様にならないという理由でメンバーやスタッフから強引に大門軍団を選ばせ(スーパーボール取りなどの簡単なゲームをやらせて、ゲーム毎に失敗した者を1名ずつ選出する。以下第五弾まで同様のルール)、嫌がるメンバーを引き連れ西部警察の1シーンを再現。大門刑事…菅P、木暮課長…ゆうたろう(友情出演) 敗者:巽刑事…中村P、松田刑事…遠藤、源田刑事…山崎、谷刑事…ヘイポー オープニング、エンディングとも西部警察 (PART1)の物を使用した。 この企画は好評であったらしく、2005年10月4日放送の罰ゲームスペシャル「絶対に笑ってはいけない高校(ハイスクール)」においても、遠藤と山崎、ヘイポーを除いたメンバーが出演している。この時、菅Pはやけに不機嫌であったらしいが、理由は大門が所持しているショットガンの小道具をスタッフが用意し忘れたためである。この回の中村Pは鳩村刑事として登場。 第二弾(2007年3月4日放送)として「この秋から日テレで『西遊記』やるんです。僕が悟空で」とウソをつき、強引に西遊記の一行を選ばせる。孫悟空…菅P、觔斗雲…今夜が山田、釈迦如来…おばちゃん1号(浅見千代子) 敗者:猪八戒…山崎、沙悟浄…浜田、三蔵法師…ヘイポー なおこの回では番組史上初めてスタッフロールが縦に流れた。1978年版のオープニング、エンディングを再現した。 第三弾(2008年4月27日放送)として「日テレで『ヤッターマン』の映画を公開するんですけど、先にやっておけば間違えて客がこっちに入るかもしれない」と無茶な理由でヤッターマン一行を選ばせる。ヤッターマン1号…菅P、ヤッターワン…大沼P、ナレーション…ドクロベエ(滝口順平) 敗者:ヤッターマン2号…ヘイポー、ドロンジョ…中村P、ボヤッキー…山崎、トンズラー…遠藤 オープニング曲、エンディング曲ともオリジナル(1977年版)を使用 第四弾(2008年9月21日放送)として「今の格闘界はおかしい」と全日本プロレスのレスラー役を選ばせる。アブドーラ・ザ・ブッチャー…菅P 敗者:スタン・ハンセン…中村P、ジャイアント馬場…田中、ザ・デストロイヤー…浜田、タイガー・ジェット・シン…ヘイポー オープニング曲は日本テレビスポーツテーマ、エンディング曲はブッチャー・シンの入場テーマ曲である吹けよ風、呼べよ嵐を使用。5人によるバトルロイヤルが行われた。 第五弾(2010年6月20日放送)としてドラマが終わったばかりの『怪物くん』の怪物大王に遭えて扮し、怪物くんとお供の3人を選ばせる。怪物大王…菅P 敗者:怪物くん…浜田、フランケン…遠藤、ドラキュラ…ヘイポー、オオカミ男…松本 オープニング・エンディング曲はアニメ版を使用、オープニングは怪物くんの格闘シーン、エンディングはアニメ版を再現した。 新聞ラテ欄には「ガースーなりきりシリーズ」と記載しており、「ガキ使メンバーは(ゲームに負けて)何役になるか?」とも記載している(第1回は菅大門と記載)。 2005年5月29日放送。視聴者層にオバちゃんが少ないという理由でニセ韓流スター・ウ=ソンビンを呼び、強引に大喜利をやらせる。 2006年4月9日放送。24時間テレビのマラソンのシミュレーションをやりましょうとメンバーを強引に連れ出す(理由は全員伸び悩んでいるから)。万が一のリタイアに備え、代理人を用意して強引にシミュレーションを続行。代理人は松本→坂本ちゃん、浜田→志賀勝、山崎→みつまJAPAN'(当時は「みつまJAPAN」)、遠藤→轟二郎、田中→氏神一番。 2006年5月7日放送。製作予算がないのでメンバーをファミレスに行かせ、普通に食事させる。「僕の編集でいくらでも面白くなる。そんじょそこらのP(プロデューサー)とは違う」と豪語するが、できたVTRは悪意に満ちたテロップを入れまくってメンバーをけなしたり、「アントニオ猪木が突然来店!!」「その時、外には高倉健の姿が!!」などとウソ情報満載のメチャクチャなものだった(後日、その内容をOAで見たメンバーは菅に対し大激怒したという)。 2007年5月26日放送。陣内智則と藤原紀香の結婚を祝うビデオレターをレギュラーメンバーで撮ろうと企画したが、日テレ内での自らの出世の為のアピールを企んで、スタッフであるはずの菅も結婚式に出席するにも関わらずメンバーに加わりコメントする。さらには「華がない」「ちょっと違う」と、スガイダ-マン・DJ OSUGA等のコスプレに扮しては撮り直しを繰り返すが、どう見てもメンバーの邪魔をしているとしか見えない状態に。菅の不可解な扮装と言動に、松本らは「何やねんアイツ」と憤りを露わにした(※ビデオレター自体は、菅抜きのきちんとした形で収録された物が披露宴で流された)。
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