バトルロイヤル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/27 13:45 UTC 版)
バトルロイヤル(Battle Royal)は、プロレスなどで見られる試合形式の1つ。
概要
3名以上の個人またはチームが同時に戦い、自分または自分たち以外はすべて敵という状況の中で、失格にならずに最後まで生き残った個人またはチームを勝者と認めるというもの。
参加選手が一堂に会してから試合を始める形式と、参加選手が時間差で次々と入場してくる形式が存在する。後者の形式で最も有名なのがWWEの興行ロイヤルランブルで行われるバトルロイヤルである。勝利資格については、フォール・ギブアップのみ認めるもの、トップロープ越しに転落し場外に足をついた時点で敗者となるもの、それらの複合などが存在する。フォールについても多人数で一人を押さえ込むことが認められていることもある。
特殊な試合形式で『負け残りバトルロイヤル』があり、これは通常のバトルロイヤルと違い、勝った選手から退場し、最後に負けた選手が『一番弱いレスラー』と認定されるため、選手達も最後まで残らないように試合を行うので、独特な緊張感を味わえる。このルールではコントラ・マッチやリーグ戦などの出場枠決定を兼ねることが多い。
多人数で入り乱れる序盤には、うかつにフォールに行くとそのまま自分もほかのレスラーにフォールされてしまうことがある。特にキド・クラッチなどのクイック技や足4の字固めなどは危険である(あえて繰り出す場合もある)。
王座が空位の場合王座決定戦として利用される場合がある。
多数のレスラーが入り乱れるので、細かい攻防などは望むべくもないが、見た目の派手さとレスラー間の駆け引きが味わえるため、初見の客が多い地方における興行でよく行われる。1970年よりロサンゼルスのオリンピック・オーディトリアムで開かれていたNWAハリウッド・レスリングの新春興行において恒例となっていた[1]。
全日本プロレスが正月に開催する新春興行では、ヘビー級・ジュニアヘビー級に分けて行われるのが恒例である。ローカルインディ団体の興行ではメインイベントとして参加全選手によるバトルロイヤルがよく行われている。
大阪プロレスには大阪プロレスバトルロイヤル王座が存在する。
ジャンルとしてのバトルロイヤル
1999年の同名小説を原作とした2000年の映画『バトル・ロワイアル』が「バトルロイヤル」という言葉をポップカルチャーの中で再定義した[2]。「バトルロイヤル(バトルロワイヤル)」という用語は、この映画に触発され殺し合いを含む複数での生き残りゲーム(デスゲームもの)のフィクション作品のジャンルを指すために使用されるようになった。また本作の影響で、バトルロワイアルまたはロワイヤル(royale)と呼ばれることが多くなった。これはあとの言葉のみをフランス語風に表記した混種語である。フランス語では bataille royale(バタイユ・ロワイヤル)になる。
脚注
- ^ “ファイル45 新春恒例!ロス・バトルロイヤルの歴史”. ミック博士の昭和プロレス研究室. 2013年1月13日閲覧。
- ^ “The Japanese Thriller That Explains ‘Fortnite’ and American Pop Culture in 2018”. The Ringer. 2020年10月17日閲覧。
バトルロイヤル (1〜4人用)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 15:45 UTC 版)
「マリオパーティ7」の記事における「バトルロイヤル (1〜4人用)」の解説
4人で「スター」を集めた数を競う。旧作と同様に順番に1人ずつ1〜10の目が出るサイコロブロックを叩き、マスを移動していく。ターン終了時に発生するミニゲームは「4にんでミニゲーム」「1vs3ミニゲーム」「2vs2ミニゲーム」「バトルミニゲーム」の4つで、各プレイヤーが止まったマスの色によってどのジャンルのミニゲームが発生するかが決まる。
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バトルロイヤル(合計10名 ソロ、デュオ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 15:21 UTC 版)
「ブロスタ」の記事における「バトルロイヤル(合計10名 ソロ、デュオ)」の解説
正方形で障害物や草むらの配置が異なる様々なマップが存在する。最後まで生き残った順位によってトロフィーが増減する。マップの各所にあるボックスを破壊してパワーキューブを入手するか、倒されたプレイヤーの場所に落ちたキューブを入手することで体力や攻撃力が強化される。一定時間が経過するとマップの端から毒霧が広がってきてマップが次第に狭くなっていく。毒霧に入ると1000ずつダメージを受ける。マップによっては、一時的にパワーアップするエナジードリンク、短時間発生する回復エリア、ランダムに降り注ぐ隕石、近くの目標を自動攻撃するロボットといったギミックがある。また、シーズン8〜シーズン9中盤限定で、順位でのトロフィーの増減に加えて、倒した敵1人につき2つのトロフィーを獲得できるが、倒されるとトロフィーが2つ減るソロバトルロイヤルの「バトルロイヤル+」が登場した。 ソロ 全員が敵となり、リスポーン不可のため倒された時点で終了。 デュオ 全員が2人ずつのペアになって参加する。パワーキューブはペアのどちらかが取れば2人とも取得したことになる。倒された場合でも味方が生存中なら15秒後にリスポーンできるが、それまで自分が持っていたキューブは無くなる。チームでの最終的な生存時間が長い順に順位を決定する。
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バトルロイヤル(宝探しゲーム)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 15:28 UTC 版)
「ダーウィンズゲーム」の記事における「バトルロイヤル(宝探しゲーム)」の解説
参加者300人によるリングの争奪戦。終了時間までにリングを3つ以上所持していないプレイヤーは消去される。リングは7種類あり、それぞれ宝石の名が付けられている。 宝を見つけ出すのがクリア条件だが、ほとんどの参加者はそのことに気付かずに所持ノルマ3個やリングのポイントにしか興味がない。
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