舞-乙HiME
舞-乙HiME
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/09 03:43 UTC 版)
「舞-乙HiME (漫画)」の記事における「舞-乙HiME」の解説
ある日の夜、ヴィントブルーム王国の風華宮にて、一人の少女が殺された。少女の名はマシロ・ブラン・ド・ヴィントブルーム(以下、真白姫)。ヴィントブルーム王国の次期女王である。彼女が死んだことが公の下に晒されることは国家として致命的なダメージになることは明白であった。そこで政府は、死んだ真白姫と瓜二つの容姿を持つという理由で王国からの支援を受けていた一人の少年を呼ぶことにした。王国の政治を取り仕切る宰相のセルゲイ・オーギュスト大佐は少年に「真白姫になりオトメ養成学校ガルデローベ学園に入学しろ」と強制する。 真白姫に成り代わった少年(以下、マシロ)は母親がオトメだったらしく、形見として「蒼天の青玉」をいつも大事に持っていた。マシロをガルデローベ学園に案内するために遣わされた二人のコーラルオトメ、アリカ・ユメミヤとニナ・ウォン。彼女たちとマシロが出会ったことから物語は始まる。
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舞-乙HiME
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/19 09:34 UTC 版)
ある夜、ヴィントブルーム王国の風華宮に賊が侵入。国王と王妃が殺害され、国王に仕えていた元乙HiME(オトメ)も行方不明となる事件が起こる。 それから14年…。 徒歩で砂漠を越える少女アリカ・ユメミヤ。彼女は、生まれてすぐに生き別れた母親を捜すため、「かつて母が乙HiME(オトメ)であった」という情報のみを頼りに、母の持ち物であった「蒼天の青玉」と共に、世界唯一のオトメ養成専門学校「ガルデローベ」を目指し、ヴィントブルーム王国へやって来たのだった。 入国直後、アリカは偶然出会ったガルデローベの予科生ニナ・ウォンと、即位式を控えた我儘な王女マシロ・ブラン・ド・ヴィントブルームと共に、謎の秘密結社「シュバルツ」の操る巨大な化け物スレイブに襲われてしまう。危機迫るその時、颯爽と現れ圧倒的な力を持って事態を収めたマイスターオトメ、シズル・ヴィオーラに憧れを抱いたアリカは、その場でオトメになることを決意、ガルデローベへと中途入学する。 入学後、アリカは学園のハイレベルな指導や、特別入学に対する周囲の嫉妬に悪戦苦闘しながらも、学費の援助をしてくれる匿名の支援者を得る等多忙な日々を過ごす。その最中、即位したばかりのマシロ女王と共に迷い込んだヴィントブルーム城の地下空間でアリカは、古代の超破壊兵器「ハルモニウム」を発見する。直後、シュヴァルツのスレイブに襲われた二人は、止むを得ず「蒼天の青玉」を用いて主従の契約を交わす。これにより、マシロ女王のマイスターオトメとなったアリカは、圧倒的な力でスレイブを撃破する。 学園に内緒での主従契約(違反行為であり、学園長ナツキ・クルーガーやシズルらは感づいていたものの、ノーヒントでふたりがハルモニウムを見つけ出したことを重く見て、敢えて咎めずに「流れに任せる」ことにした)を解除する手がかりを求め、学園内、真祖の霊廟に忍び込んだアリカは思いも掛けず、華麗なオトメの歴史の裏に隠された闇 「戦争兵器として敵味方に分かれて戦わされたオトメ」の話を知り心乱れる。さらにニナの養父セルゲイ・ウォンに惹かれていることに気付き自分の気持ちに戸惑い始めるアリカだったが、同じく養父に惹かれるニナとの関係はエルスティン・ホーという仲介役もあり、対立関係から良き友人、ライバルとして共に切磋琢磨する関係へと昇華していった。 一方マシロは、ジパングの若君鴇羽巧海頭忠頼と出会い、自身の至らなさを指摘された事にショックを受け、女王としての責務を一時放棄してしまうが、アリカとどちらが早く「立派なオトメ」・「みんなを幸せにする女王」になるか、というそれぞれの夢を競争する約束を交わしたことで立ち直る。 そんな中、密かに手を組んでいたアルタイ公国、及びシュヴァルツの策略により、ルーテシアのレムスとロムルス国境付近において、双方のマイスターオトメによる戦闘が50年ぶりに引き起こされる。これを皮切りとして、世界情勢は一気に険悪な方向へと進み、ついに風華宮落成式の日、良き王として生まれ変わる決意を決めたマシロ達の目の前で、シュバルツの総攻撃が行われる。抵抗するガルデローベのオトメ達だったが、シュヴァルツの策略によりその力を封じられ、結果、ヴィントブルーム王国、及びガルデローベはハルモニウム共々、アルタイ・シュヴァルツの手に落ち、更にシズルは捕虜に、ナツキは国外逃亡を余儀なくされる。 この騒動の中、マシロを連れて逃げていたアリカだったが、彼女に対しシュバルツの放った刺客はあろう事か親友のエルスであった。その混乱の中、さらに、アリカを陰ながら支援していたパトロンがセルゲイであることを知ったニナは嫉妬と憎しみに苛まれ、アルタイの大公たるナギ・ダイ・アルタイが持つマイスターGEM漆黒の金剛石で契約を交す。ニナの嫉妬はアリカに向けられ、自らのスレイブを盾にしてアリカを庇ったエルスはスレイブと共に消滅する。結果的にエルスを殺してしまったニナをアリカは許せなかった。互いに憎みあい、エルスの示した引き返せない宿命の中で、怒りに身を任せ激突した…。
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舞-乙HiME
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 15:28 UTC 版)
「スピンオフ作品の一覧」の記事における「舞-乙HiME」の解説
前作『舞-HiME』のキャラクターのスター・システムを採用していることで知られるが、前作の最終話のラストシーンでほんのちょっと少しだけ出てきた夢宮ありかを、アリカ・ユメミヤの名で主人公にしていた。
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