三省堂 大辞林 |
酪農用語解説 |
粗飼料
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粗飼料とは、牧草や青刈り作物を栽培し、刈り取って貯蔵したのち、牛に与えるものをいいます。 粗飼料に多く含まれる繊維質は、乳牛の反すう胃の働きを正常に保つためにも、また乳質をよくするためにも 欠かせない成分なのです。 |
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主な牧草の種類は、イネ科の牧草の王といわれるイタリアンライグラス、オーチャードグラス、あるいは青刈り作物では稲わらなども利用されています。 刈り取った牧草や青刈り作物は、貯蔵のために乾燥、加圧、発酵などの処理をします。 日光と風にあてて乾燥させ、さらに通風加熱したり、細かく砕いて加圧して、たとえば5cmくらいの立方体状のヘイキューブなどの形で、貯蔵用飼料にします。 また、サイレージは、刈り取った材料を乳酸菌の作用で 発酵させたもの。サイレージの貯蔵方法としてはサイロがよく知られていますが、最近では牧草をロールケーキ状にして、これをビニールで密封するロールベールサイレージという方法が採用されています。 サイロ施設がいらないので、生産費の節減に役立つのです。 日本各地に公共の育成牧場があり、子牛を放牧で育てています。これは放牧によって、粗飼料に適した反すう胃がつくられるためでもあるのです。 |
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<ミルククラブ情報誌'97 SPRING vol.23より> |
馬の用語事典 |
粗飼料
【英】:roughage
牧草、野草、青刈り作物など繊維含量が高い飼料を粗飼料という。一般に、良質タンパク質、ミネラル、ビタミンの経済的な供給源となる。馬に利用される粗飼料は牧草が一般的であり、牧草はイネ科牧草とマメ科牧草に分けられる。また、サイレージやヘイレージ、青刈り飼料も粗飼料として利用される。
ウィキペディア |
粗飼料
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2007/01/05 19:13 UTC 版)
粗飼料(そしりょう)とは、家畜に給与する飼料の中で、生草、サイレージ、乾草、わら類等を指す。 反芻家畜にとって粗飼料は反芻胃の機能を維持するために不可欠であり、主要なエネルギー、栄養素補給源となるが、一般に粗飼料の栄養価は濃厚飼料に比べて低く、繊維含量が高いため重量当たりの容積は濃厚飼料よりも大きい。 しかし、トウモロコシやソルガムのサイレージや出穂前の牧草の中には濃厚飼料に匹敵する栄養価をもつものもある。 逆に、わら類のように繊維含量が高く、栄養価の低いものを低質粗飼料と呼ぶ。
粗飼料の種類
- 生草
- 水分を多く含み(80%前後)、保存が困難なため収穫後速やかに給与する必要がある。
- 牧草類
- 青刈飼料作物類
- 根果菜類
- 野草類
- 樹葉類
- サイレージ
- 牧草や飼料作物を嫌気状態で貯蔵し、発酵させたもの。長期の貯蔵が可能なため、貯蔵飼料として用いられる。
- 乾草
- 牧草や飼料作物を乾燥して貯蔵するもの。水分を15%以下に調製するのが望ましい。
- わら類
- 米や麦などの種実用作物のわら。他の粗飼料よりも栄養価が低く、繊維分が多い。主に肉用牛の反芻胃機能維持に用いられる。
- メリット大きい粗飼料多給八重山毎日新聞
関連した本
- 最新・肉用牛飼養と粗飼料生産―土地利用の効率化をはかるために (1981年) 中央畜産会 中央畜産会
- 飼料便覧 (1984) 農林水産省畜産局流通飼料課 農林統計協会
- 飼料安全法の解説 飼料安全法研究会 大成出版社


