競走にまつわるエピソード
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「第37回菊花賞」の記事における「競走にまつわるエピソード」の解説
場内の観衆は黒鹿毛な大柄な馬体に名前と同じ緑色のメンコをつけたグリーングラスが勝つのを見て言葉を失ったが、後に「遅れてきた青年」と呼んだ。レース後、グリーングラスの勝利をフロック視する声に対して、栗東・武田文吾調教師は「空を飛ぶような末足だった」とこれを否定している。 この菊花賞はTTGが初めて顔を揃えたレースでもあり、三強時代の幕開けと言えるレースとなった。鞍上の安田はクラシック初騎乗で初勝利と言う偉業を達成し、生涯唯一のGI級レース・八大競走制覇となったほか、後にJRA全場重賞制覇を達成した安田にとって、これが唯一の京都での重賞勝ちでもあった。 グリーングラスの単勝5250円は2020年現在でも菊花賞の単勝最高払い戻し金額であり、枠連は8030円と大波乱であった。 グリーングラスは第21回有馬記念に予備登録すらしておらず、菊花賞が4歳最後のレースとなった。
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競走にまつわるエピソード
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「第6回ブリーダーズゴールドカップ」の記事における「競走にまつわるエピソード」の解説
今回が札幌で行われた最後のブリーダーズゴールドカップとなった。 カリブソングは目黒記念以来約3年半ぶりの勝利を挙げたが、そのブリーダーズゴールドカップから10日後の10月20日、アルゼンチン共和国杯に向けた調教中にゴール板を過ぎた第1コーナー付近で突如転倒。診療所に運ばれたが、急性心不全のため死亡した。9歳没。 ササノコバンはその後、道営記念を3馬身差の圧勝。1995年は5馬身差という圧倒的な強さを見せた。道営記念2連覇はミョウトクマル(1962年・1963年)、ハツヒノデ(1969年・1970年)、ダイゴシュウホマレ(1971年・1972年)に続いて4頭目であったが、当時はまだ競走馬資源の乏しい時代であり、23年ぶりに達成したササノコバン以降は1頭もいない。1995年の第7回ブリーダーズゴールドカップは「今年こそ」の期待がかかり、新聞紙上ではライブリマウントと人気を二分していたが、当日になって持病である左前脚の不安が発症して無念の出走取消。1996年の第8回ブリーダーズゴールドカップはピークが過ぎ5着敗退に終わった。
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競走にまつわるエピソード
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「第82回東京優駿」の記事における「競走にまつわるエピソード」の解説
ドゥラメンテはクラシック二冠を達成。(クラシック二冠は2012年のゴールドシップ以来) また皐月賞、東京優駿の春のクラシック二冠は、(三冠馬であるセントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴル。そして二冠馬であるトウカイテイオー、ミホノブルボン、サニーブライアン、ネオユニヴァース、メイショウサムソンなど22頭がこれまでに達成しており、23頭目の達成である。(2011年のオルフェーヴル以来の達成) ドゥラメンテは、両橈骨遠位端骨折が発見されたため、菊花賞の出走を断念することとなった。 関東馬のダービー馬は6年ぶりの誕生(2009年優勝ロジユニヴァース以来)。 関東馬のクラシック二冠馬は1997年のサニーブライアン以来、実に18年ぶりとなった。 キングカメハメハ産駒初のダービー優勝馬である(2017年レイデオロがキングカメハメハ産駒2頭目のダービー制覇している)。 嘉藤貴行騎手はコメートに騎乗し、デビュー16年目で初のダービー騎乗となった。 ミルコ・デムーロは短期騎手免許でイタリアから参戦した2003年以来の日本ダービー2勝目をマークした(この時の勝ち馬ネオユニヴァースも二冠を達成している)。
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競走にまつわるエピソード
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「第24回有馬記念」の記事における「競走にまつわるエピソード」の解説
有馬記念を優勝したグリーングラスは翌年に1979年の年度代表馬となり、トウショウボーイ(1976年)、テンポイント(1977年)とTTGの3頭が有馬記念を制覇しての年度代表馬選出という快挙を成し遂げた。グリーングラスはこれを手土産に引退、種牡馬入りした。 2着入線の横山富雄騎乗のメジロファントムは、最後の直線で外から内へと大きく蛇行しカネミノブとサクラショウリの進路を妨害したとして、カネミノブ騎乗の加賀武見は採決委員に詰め寄った。実際、蛇行してなければカネミノブの着差は縮まったと言われている。騎手仲間から審議に持ち込む為の費用を借りてまで実行した加賀の思い叶わず、長時間に及んだ審議の結果は『着順変わらず』であった。因みに、勝負服には審議料を入れる為のポケットが付いているが、このレース時に加賀は審議料を入れるのを忘れていたそうである。
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競走にまつわるエピソード
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「第86回東京優駿」の記事における「競走にまつわるエピソード」の解説
単勝12番人気が優勝するのは、1966年のテイトオー以来53年ぶりで、2回目。単勝二桁人気が優勝するのは、同じく1966年以来53年ぶりで、5回目の出来事だった。 単勝9310円は、ダービー史上歴代2位の高配当となった。 角居勝彦調教師は、2007年ウオッカ以来のダービー制覇となった。また、鞍上の浜中俊は6回目の挑戦で初優勝となった。 角居調教師の出走馬はロジャーバローズとサートゥルナーリアで、1着と4着となった。また前年の優勝馬ワグネリアンを管理する友道康夫調教師のエタリオウも前年4着であり、2年連続で1着と4着が同じ調教師が管理している馬であった。 大阪杯(アルアイン)から優駿牝馬(ラヴズオンリーユー)まで連続していた、ノーザンファーム生産馬によるJRA・GIの連勝が7で止まった(ロジャーバローズの生産は飛野牧場)。 勝ちタイムの2分22秒6は2015年にドゥラメンテが記録した2分23秒2を0秒6更新するレースレコードとなった。 重賞未勝利馬が優勝したのは、1996年のフサイチコンコルド以来23年ぶり。 ディープインパクト産駒が2年連続の勝利を挙げた。 横山武史、竹之下智昭、ダミアン・レーンの3騎手はダービー初騎乗。このうちリオンリオンに騎乗した横山武史は、本競走がGI初騎乗となった。当初は父である横山典弘が騎乗予定だったが、前週のレースで斜行し騎乗停止処分を受けた為、松永幹夫調教師の指名により騎乗した。 ロジャーバローズは夏に屈腱炎を発症し、このレースを最後に引退した。東京優駿優勝がラストランとなったのは、グレード制導入以降では2002年のタニノギムレット以来17年ぶり4頭目のこととなった。
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競走にまつわるエピソード
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「第24回マイルチャンピオンシップ南部杯」の記事における「競走にまつわるエピソード」の解説
岩手からの遠征馬のうちの1頭であった岩手三冠馬・ロックハンドスターは、芝発走の東京ダート1600mコース特有の芝とダートの境目で驚き歩様を乱した際転倒、右上腕骨々折を発症して競走中止。予後不良と診断され安楽死となった。本馬の死を受け、岩手県競馬組合は公式サイト上に追悼コーナーを設け、馬主に対して感謝状と特別功労金を贈り、年度末には特別表彰馬として本馬を表彰した。また同年のダービーグランプリは「ロックハンドスターメモリアル」の副題を付して施行された。 藤田伸二騎手・安田隆行調教師は共にMCS南部杯初制覇。 トランセンドは、重賞5勝目。 本競走のファンファーレには、岩手県競馬のGI(JpnI)ファンファーレが使われた。
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