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菊花賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/21 05:36 UTC 版)

菊花賞
72nd Kikka-sho 20111023.jpg
第72回菊花賞
開催地 京都競馬場
施行時期 10月中旬 - 下旬
(原則4回京都6日目)
格付け GI
1着賞金 1億1200万円
賞金総額 2億1320万円
距離 芝・外3000m
出走条件 サラブレッド系3歳牡・牝(国際)(指定)
出走資格も参照
負担重量 馬齢(牡馬57kg、牝馬55kg)
第1回施行日 1938年12月11日
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菊花賞(きくかしょう、きっかしょう)とは日本中央競馬会(JRA)京都競馬場3000メートルで施行する中央競馬重賞GI競走である。正賞は内閣総理大臣賞朝日新聞社賞、日本馬主協会連合会会長賞。

目次

概要

1938年イギリス最古のクラシック競走のセントレジャーステークスを範として、京都農林省賞典4歳呼馬の名称で創設された4歳(現3歳)の競走馬による重賞競走。1939年に創設された横濱農林省賞典4歳呼馬(皐月賞)1932年から施行されている東京優駿競走(日本ダービー)と共に日本のクラシック三冠競走を確立した。

1948年より現在の名称である菊花賞に変更。京都競馬場のスタンド改築工事による振替開催により、1979年阪神競馬場で施行された以外は一貫して京都競馬場の芝3000mで行われている。

1995年に指定交流競走となり地方馬の出走が、2001年からは外国産馬の出走が可能となった。2010年からは国際競走に指定され、外国調教馬の出走も可能になっている。

牡馬クラシック三冠競走の最終戦として行われている重賞(GI)競走で「最も速い馬が勝つ」皐月賞、「最も運のある馬が勝つ」東京優駿に対し本競走は3000mの長丁場を走りぬくことから「最も強い馬が勝つ」と称され、その謳い文句の通り牡馬3歳(旧4歳)の最強馬を決める競走として位置付けられている。しかし1987年以降、天皇賞(秋)に3歳馬の出走が可能になったため長距離適性のない一部の有力馬が芝3000mの菊花賞を回避して芝2000mの天皇賞(秋)に出走する傾向も増えてきており、2007年から2010年までの4年はダービー馬不在の菊花賞となっている[1]

春のクラシックに出走できなかった競走馬が多く活躍しておりグリーングラススーパークリークメジロマックイーンマヤノトップガンマンハッタンカフェヒシミラクルデルタブルースなど後の八大競走・GIや海外G1も制した名馬の初重賞勝ちの競走ともなっている。11月に行われていた頃はこれらの「上がり馬」は京都新聞杯や第4回京都競馬のオープン特別、1600万下条件特別などで頭角を現したため未実績馬でも馬券的に人気になる傾向があり、あまり荒れる競走ではなかったが2000年に施行時期を10月に移行してからは上がり馬の台頭が1000万下条件からの勝ち上がりからであることが増えてきている。また2000年以降で1番人気で勝った馬は2005年ディープインパクト2008年オウケンブルースリ2011年オルフェーヴルのみで荒れるレースに変わりつつある。

現在の優勝レイは緑色の地に金色の文字で、レース名に関連して白の模様が3箇所にあしらわれている。

出走資格はサラ系3歳(旧4歳)牡馬・牝馬のJRA所属馬、春のクラシック競走またはNHKマイルカップで2着以内、菊花賞トライアル競走で3着以内に入った地方競馬所属馬、及び外国調教馬(9頭まで、JRA所属の外国産馬も含める)。

負担重量は馬齢重量で牡馬57kg、牝馬55kg。

総額賞金は2億1320万円。1着賞金1億1200万円で以下2着賞金4500万円、3着賞金2800万円、4着賞金1700万円、5着賞金1120万円。

コース

スタートは第3コーナー前。外回り第3コーナー付近の通称「淀の坂」を2度越えるためスタミナが要求される。加えて1周目正面スタンド前では観客の大歓声が上がることが多く、それに動揺しない精神力も求められる。2009年現在、菊花賞以前に3歳以下の競走馬に芝3000m以上のオープン競走は用意されておらず[2][3]菊花賞の芝3000mは全出走馬にとってまさしく未知の領域となっている。




[ヘルプ]
  1. ^ 2007年ウオッカ秋華賞へ出走し回避、2008年ディープスカイは距離適性などを考慮して天皇賞(秋)へ行き回避、2009年ロジユニヴァースは夏季の放牧後復帰の目処が立つのに時間がかかったため。2010年エイシンフラッシュは当初は特別登録して出走予定だったが、出馬投票前日の調教で「歩様の乱れが確認された」として出走を取りやめている(JRA公式サイトのエイシンフラッシュ出走取りやめ記事)。
  2. ^ 3歳(旧4歳)馬が菊花賞前に出走できる芝3000m級の競走として、1999年まで嵐山ステークス(京都芝3000m、1987年までは嵐山特別、1996年までは準オープン、1997年以降はオープン)が平年の第4回京都開催の3日目(1986年以前は京都新聞杯の前週、1987年以降は京都新聞杯の前日)に存在した。
  3. ^ 2000年以降は菊花賞前に3歳馬が出走できる競走の最長距離は芝2600mである(JRAの競走に限る)。
  4. ^ 当時は時計が1/5秒表示


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