アルゼンチン共和国杯
アルゼンチン共和国杯
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「第39回ジャパンカップ」の記事における「アルゼンチン共和国杯」の解説
2019年11月3日 第57回アルゼンチン共和国杯 (GII)天候:曇、馬場状態:良着順馬名性齢騎手斤量タイム着差人気1ムイトオブリガード 牡5 横山典弘 56 2:31.5 2 2タイセイトレイル 牡4 戸崎圭太 55 2:31.7 1馬身1/4 0.2 5 3アフリカンゴールド 騸4 C.ルメール 55 2:31.7 アタマ 0.2 1 4ルックトゥワイス 牡6 福永祐一 57 2:31.8 1/2馬身 0.3 3 10ウインテンダネス 牡6 内田博幸 56 2:32.3 0.8 12 アルゼンチン共和国杯は、前走目黒記念をコースレコードで制し、予定していた京都大賞典を調教中の外傷で回避し参戦したルックトゥワイス。前走3勝クラスを制し去勢してから3戦目のアフリカンゴールド。2018年のアルゼンチン共和国杯で優勝したパフォーマプロミスに次いだ2着となったムイトオブリガード。J・GIを6勝し、平地に再転向後2戦目となるオジュウチョウサン。同じ距離、条件である目黒記念で2着となったアイスバブル。重賞で4回5着に入るノーブルマーズ、ホッカイドウ競馬からの転入初戦を迎えるハッピーグリンら13頭が参戦した。 ムイトオブリガードが1着となり、重賞初制覇となった。馬場の内側の3〜4番手に位置し、最後の直線で進出すると、残り400メートル過ぎで先頭に抜け出し、後続を1馬身と4分の1離した。騎乗した横山典弘は、「思い描いていた通りの競馬ができました。1頭になるとふわふわするところがあるが、一生懸命走ってくれました」と振り返り、「我が強いところがあって、乗り手の指示に反抗する面があったけど、厩務員さんがうまくなだめてくれて、きょうは乗っていて楽でした」と精神面の成長も勝因に挙げた。 2着には重賞初挑戦だったタイセイトレイルとなった。単勝人気5番人気の支持を集めての出走であった。中団の後ろよりに位置し、最後の直線では馬場の内側から進出し2着となった。騎乗した戸崎圭太は、「イメージ的には前のポジションで我慢したいと思っていたが、周りが速くてあの位置に。スロー(ペース)で少し力んでいたが、直線はよく伸びていたし、安定して走ってくれますね」と回顧した。 4着はルックトゥワイスとなった。道中は後ろから2番手に位置し、最後の直線では馬場の一番外に持ち出して鞍上が追い出しを始めて追い上げたが前の3頭には届かなかった。騎乗した福永祐一は「スタートは上手に切れたけど、あまり前半はせかさず、この馬のスタイルで自然とあの位置に。流れが向かなかったし、斤量が増え、中間は一頓挫もありましたからね。最後はよく伸びているし、改めて力を感じました」と回顧した。 京都大賞典からの出直しとなったウインテンダネスは10着。騎乗した内田博幸は「ペースが少しずつ上がって、急についていけなくなった」と回顧した。 なお1番人気のアフリカンゴールドは3着に入った。
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