シンボリルドルフとは? わかりやすく解説

シンボリルドルフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/06 15:54 UTC 版)

シンボリルドルフ(欧字名:Symboli Rudolf1981年3月13日 - 2011年10月4日)は、日本競走馬種牡馬


シンボリルドルフ血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 パーソロン系
[§ 2]

*パーソロン
Partholon
1960 鹿毛
アイルランド
父の父
Milesian
1953 鹿毛
イギリス
My Babu Djebel
Perfume
Oatflake Coup de Lyon
Avena
父の母
Paleo
1953 鹿毛
フランス
Pharis Pharos
Carissima
Calonice Abjer
Colonis

スイートルナ
1972 栗毛
千葉県香取郡大栄町
スピードシンボリ
1963 黒鹿毛
北海道新冠郡新冠町
*ロイヤルチャレンヂャー
Royal Challenger
Royal Charger
Skerweather
スイートイン *ライジングライト
*フイーナー[43]
母の母
*ダンスタイム
Dance Time
1957 鹿毛
アイルランド
Palestine Fair Trial
Una
Samaritaine Maravedis
Sarita
母系(F-No.) (FN:F11-c) [§ 3]
5代内の近親交配 Pharos・Fairway 4×5=9.38%、Tourbillon 5×5=6.25% [§ 4]
出典
  1. ^ JBISサーチ - 5代血統表[43]および、netkeiba.com - 5代血統表[44]に基づく。
  2. ^ netkeiba.com - 5代血統表に基づく[44]
  3. ^ JBISサーチ - 5代血統表に基づく[43]
  4. ^ netkeiba.com - 5代血統表に基づく[44]

注釈

  1. ^ 英語で「象徴」を意味する「Symbol」を変形させた造語。前身の牧場名「新堀」に因む。
  2. ^ ルドルフ1世は生涯皇帝として戴冠することはなかった(君主号はローマ王だった)。
  3. ^ 第2仔スイートコンコルド、第3仔スイートルクー。なお1982年生まれの第5仔(最終仔)マチカネアスカには孫に中山大障害勝ちのメルシーエイタイムがいる。
  4. ^ 旧3歳7月の初出走は、歴代三冠馬の中では最も早い。
  5. ^ 兄のシンボリフレンドはダートのレースでデビューし、そこで砂をかぶったためにその後気性難になった。シンボリルドルフがデビューした当時、北海道では札幌競馬場に芝コースがなかったこともあって、ダートのレースが多かった。
  6. ^ レース後、トモを怪我しており、2、3針縫ったという[8]
  7. ^ 1994年ナリタブライアン、2005年ディープインパクト、2011年オルフェーヴル、2020年コントレイルは全て関西馬である。
  8. ^ なお、この一件以来ビゼンニシキの馬主が岡部に騎乗を依頼することはなくなった[11]。調教師の成宮も相当長い間(調教師引退直前まで)岡部とは疎遠になった。
  9. ^ 当時は、日本馬が欧州馬と同じ検疫条件で出走することはできなかったため、日本馬の海外遠征は非常に不利であった。
  10. ^ 人間の年齢で言うと80歳以上の高齢とされる。
  11. ^ なおブエナビスタは翌2011年のジャパンカップで優勝し2例目の父仔制覇を果たしている
  12. ^ Number」誌上で杉本清と長岡一也が対談した際、シンボリルドルフに触れて「実況泣かせの馬名は大成しないはずだったのだが」とボヤいたことがある。

出典

  1. ^ a b 馬を讃える | 日高町 競馬観光ご案内サイト”. 日高町. 2015年6月7日閲覧。
  2. ^ シンボリフレンド|JBISサーチ(JBIS-Search)”. www.jbis.or.jp. 2021年2月17日閲覧。
  3. ^ a b c 優駿』2020年11月号 通巻923号 114-115頁
  4. ^ 優駿』1985年6月号 通巻498号 77頁
  5. ^ a b c 柴田政人師、幻のルドルフ主戦騎手だった”. 日刊スポーツ (2011年10月5日). 2011年10月8日閲覧。
  6. ^ 『名馬列伝 シンボリルドルフ』 p.18
  7. ^ 『名馬列伝 シンボリルドルフ』 p.20
  8. ^ 『優駿』2011年11月号、13頁。 
  9. ^ a b 『史上最強馬シンボリルドルフ』 p.183
  10. ^ a b 『史上最強馬シンボリルドルフ』 pp.202-203
  11. ^ a b 『名馬列伝 シンボリルドルフ』 p.22
  12. ^ 『史上最強馬シンボリルドルフ』 p.123
  13. ^ 『史上最強馬シンボリルドルフ』 p.134
  14. ^ 『史上最強馬シンボリルドルフ』 p.137
  15. ^ 『史上最強馬シンボリルドルフ』 p.145
  16. ^ 『史上最強馬シンボリルドルフ』 p.61
  17. ^ 『ルドルフの背』 p.52
  18. ^ 『史上最強馬シンボリルドルフ』 pp.195-196
  19. ^ 『史上最強馬シンボリルドルフ』 p.227
  20. ^ a b 『ルドルフの背』 p.153
  21. ^ 当時はスタート地点のコースは曲線状だったため大外は不利だった。
  22. ^ 『優駿』1985年12月 大川慶次郎
  23. ^ a b c 『ルドルフの背』 p.161
  24. ^ 『ルドルフの背』 p.157
  25. ^ 【ルドルフ物語】(19)ブックメーカーはオッズをどうつけるか https://archive.is/QUwnj
  26. ^ “皇帝”ルドルフが登場 MSN産経ニュース 2010年11月29日
  27. ^ シンボリルドルフ死す 30歳 日刊スポーツ 2011年10月4日閲覧
  28. ^ シンボリルドルフ号 追悼行事のお知らせ JRA公式サイト 2011年10月5日閲覧
  29. ^ 山陰中央新報2011年10月5日
  30. ^ 七冠馬を知る”. 簸上清酒合名会社 (2022年1月24日). 2024年2月12日閲覧。
  31. ^ 『史上最強馬シンボリルドルフ』 p.81
  32. ^ 『凱旋シンボリルドルフを作った男』 p.264
  33. ^ 井崎脩五郎「【連載エッセイ】僕のはなしを聞きなさい」『Gallop臨時増刊 週間100名馬 EX5 マンハッタンカフェ』通巻第105号、産業経済新聞社、2002年11月11日、28 - 29頁。 
  34. ^ 野平裕二『野平祐二の新しい競馬』p118(中央競馬ピーアール・センター、1987年)
  35. ^ 『優駿』1985年5月号p174
  36. ^ a b 今井寿恵『シンボリルドルフ-勝つことに憑かれた名馬』p88(角川書店、1985年)
  37. ^ a b 『優駿』1985年5月号P82
  38. ^ 藤沢和雄『競走馬私論 馬はいつ走る気になるか』P79.80(クレスト新社、1999年)
  39. ^ 『ルドルフの背』 p.114
  40. ^ 『ルドルフの背』 p.95
  41. ^ 「絶対」はある!皇帝ルドルフ伝説幕開け 空に掲げた2本指は史上初無敗3冠への確信”. スポーツニッポン. 2020年5月27日閲覧。
  42. ^ 三冠馬の走り方について”. 公益財団法人 軽種馬育成調教センター. 2014年12月10日閲覧。
  43. ^ a b c JBISサーチ - 5代血統表”. JBISサーチ. 2016年7月23日閲覧。
  44. ^ a b c netkeiba.com - 5代血統表”. netkeiba.com. 2016年7月23日閲覧。


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シンボリルドルフ

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馬なり1ハロン劇場」の記事における「シンボリルドルフ」の解説

最初はきざで無愛想な役柄だったが、作者いわく『料理の鉄人』の影響で、西洋風にお高とまっていてプライドが高いキャラクター変わってしまった。妻と認め存在自分釣り合う格を持った初代三冠牝馬メジロラモーヌだけ。血の気が多いシリウスシンボリ限って弟分として接している。途中からは馬であるにも関わらず馬車乗って現れるようになった死後天国からペガサスに曳かせた馬車登場するまた、一度だけオカベ乗せるために自分馬車引いた事がある

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シンボリルドルフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 14:23 UTC 版)

ウマ娘 シンデレラグレイ」の記事における「シンボリルドルフ」の解説

中京盃オグリキャップ才能見初め北原に自らオグリキャップ中央トレセン学園への移籍打診するオグリキャップには自分匹敵するウマ娘超えたスターになる素質があることを感じている。他の媒体比較する威厳のあるキャラクターとして描写されている。

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