石垣村(日之影町)
出展:日本の棚田百選 |
基 礎 諸 元 | 平均勾配 | 団地面積 |
1/4 | 6 ha |
維持・保全・利活用状況 |
(維持) 先祖伝来受け継がれた貴重な棚田は、高齢化が進んでいる現在においても生産調整のための休耕田を除いては水稲の作付けが行われている。 (保全) 棚田を取り巻く道水路も耕作者によって朝夕見回り管理がされ、水路の決壊、土砂崩壊等にたえず気が配られている。20年程前から町内でも先がけて棚田の畦畔を保全する目的でコンクリートによる整備が自費で行われてきた地域でほとんど完了している。 (利活用活動の状況) 日之影川の清流、そそり立つ奇岩怪岩、石積みの棚田、新緑と紅葉等自然の姿を美しくとどめる「石垣の村」としての景観、そしてアユ、やまめ釣りのポイントとしての高い評価は交流活動の拠点としてふさわしいことから、日本旅行社主催のトムソウヤの冒険、小野田自然塾等ソフト事業の一拠点として福岡、熊本等県外の数多くの人々に利用されている。 水稲栽培自然農法として合ガモも放鳥され、ここを訪れる人々の目を楽しませている。またカモの肉はここにある石垣茶屋においてカモ鍋料理として提供され数あるメニュの中でも珍しさもあって人気のメニュとなっている。 また、平成9年ふるさと水と土保全モデル事業で、歴史的遺産として石垣に組み込まれた珍しい水車が復元され精米、製粉に活用されており、通 りがかりの人や訪れた観光客も昔を思い出すなつかしい光景として親しまれていて、水車米の人気も高い。 将来においては、後継者がどうなるかわからない状況の世帯もあるが、町内の動向を見るとき耕作者のいなくなった農地については小作、賃貸で管理が進められ規模拡大がされていることから極端に荒廃した農地が目立つようにはならないと考える。 農林業を営みながらの所得向上策として、地元で生産される農産物を加工した食品開発も盛んで、町内唯一観光客、キャンパーが訪れるエリア内にあることから現状は維持されると思われる。 |
推薦項目 | 国土の保全 生態系の保全 景観 伝統・文化の維持保全 |
推薦理由 | 国土の保全:洪水防止、土砂侵食防止。 |
棚 田 の 概 況 | 枚 数 | 178 枚 | 水 源 | 河川 |
事業導入 | 有 | 法面構造 | 石積 | |
開発起源 | 近代(明治~昭和20年) |
営 農 の 状 況 | 対象農家数 | 7 戸 | 10a当収量 | 450 kg/10a |
戸当り営農規模 | 0.58 ha/戸 25 枚/戸 | |||
高付加価値農業 | 特になし。 |
特記事項の有無 | なし。 |
(注:この情報は平成11年のものです)
石垣村
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/09/01 00:20 UTC 版)
石垣村
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石垣村
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/06 06:49 UTC 版)
石垣島西部(石垣・新川・名蔵・崎枝・川平・桴海・大川・登野城) 沿革 1926年12月1日 町に昇格、石垣町となる。 1947年7月10日 市に昇格、石垣市となる。 1964年6月1日 大浜町と合併、現在の石垣市となる。
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