知足院とは? わかりやすく解説

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知足院

読み方:チソクイン(chisokuin)

宗派 真言宗智山派

所在 埼玉県桶川市

本尊 弥勒菩薩十一面観世音菩薩


知足院

読み方:チソクイン(chisokuin)

別名 矢作の寺

宗派 真言宗豊山派

所在 千葉県佐原市

本尊 阿弥陀如来

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

知足院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/23 00:07 UTC 版)

知足院(ちそくいん)は、奈良県奈良市雑司町にある華厳宗寺院東大寺塔頭




「知足院」の続きの解説一覧

知足院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 09:27 UTC 版)

東大寺の仏像」の記事における「知足院」の解説

木造地蔵菩薩立像 重要文化財鎌倉時代像高97.2センチ厨子高さ183.5センチ。 本像は、大仏殿北方位置する東大寺塔頭・知足院の本尊である。平素は非公開で、毎年7月24日のみ公開される。本像は解脱貞慶(げだつぼうじょうけい)が春日社参籠した際に伝授された像であると伝える。建長3年1251年)に良遍(知足院を再興した僧)により知足院本尊迎えられた。作風の面からも伝承同じく13世紀半ばの作とみられる右手錫杖左手宝珠を持つ、通常の地蔵像である。ヒノキ材の割矧造で、頭体の主要部は一材から彫成し前後割り矧いで内刳行い頭部は割首として玉眼嵌入する。体側は別材を矧ぐ。像表面は錆下地彩色仕上げとし、截金麻の葉繋ぎ卍字繋ぎ蓮華唐草籠目などの文様を表す。台座持物当初のものである胸元を見ると、大衣の下にもう1枚衣を着ているのがわかるが、このような服制は珍しいもので、他の例としては奈良霊山寺地蔵院)の地蔵菩薩立像がある。目の吊り上がった厳し表情地蔵像としては異例であり、前述貞慶関わる伝承勘案すると、本像は春日社三宮本地仏地蔵として造立された可能性もある。 像を納める厨子宝形造黒漆塗で、正面左右側面に扉を設ける。扉の内面には極彩色と金泥で仏画を描く。画題は、正面扉が毘沙門天及び眷属像と不動明王二童子像、向かって右側面の扉が地獄道餓鬼道左側面の扉が畜生道阿修羅道である。厨子背面板には後補の阿弥陀来迎図を描く。左右扉に六道のうちの4つ描かれることから、背面板にはもとは六道残り2つ人道天道)が描かれていたとみられる。絵は作風から南都絵所絵師の筆になるものと思われ地蔵像よりは時代の下る南北朝時代の作である。

※この「知足院」の解説は、「東大寺の仏像」の解説の一部です。
「知足院」を含む「東大寺の仏像」の記事については、「東大寺の仏像」の概要を参照ください。

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