玉眼とは? わかりやすく解説

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ぎょく‐がん【玉眼】

読み方:ぎょくがん

仏像などの眼(め)に水晶などをはめこんだもの。また、その技法。彫眼(ちょうがん)にかわって鎌倉時代以後一般化した

高貴な人の目。また、女性美しい目。


玉眼

読み方:タマメ(tamame)


玉眼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/05 02:59 UTC 版)

玉眼(ぎょくがん)は、仏像をより本物らしくみせるために水晶の板をはめ込む技法。制作年代の判明する最古例は仁平元年(1151年)作の奈良長岳寺阿弥陀三尊像である。鎌倉時代に一般化し、後の多くの仏像に用いられている。


  1. ^ 快慶作の不動明王像(醍醐寺三宝院)や、同じく快慶作の大日如来像(東京藝術大学)。
  2. ^ 十一面観音像(奈良・法華寺)の銅鋲や、菩薩半跏像(京都・願徳寺)の黒色の珠など。
  3. ^ 康慶作の不空羂索観音像(興福寺南円堂)や、13世紀中頃制作の大覚禅師像(建長寺)など。
  4. ^ 「菩薩立像」(東京国立博物館蔵、重要文化財。e国宝に画像と解説あり)や、口を軽く開いて3・4本の歯を覗かせる歯吹(はふき)阿弥陀像に同じ技法を用いた作例があり(京都仏性寺像)、玉唇技法が生身信仰との関わりで用いられたことが窺える。
  5. ^ 朝日新聞2014年2月2日(日曜)付。


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