燕三条系ラーメンとは? わかりやすく解説

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燕三条背脂ラーメン

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/22 08:48 UTC 版)

燕三条背脂ラーメン(つばめさんじょうせあぶらラーメン)とは、新潟県県央地域燕市三条市)のご当地ラーメン。発祥の新潟県燕市や隣接する三条市を中心として広まっているため、燕三条系と呼ばれている[1]:188


注釈

  1. ^ 新潟4大ラーメンが注目され始めた2005年頃には「背脂ラーメン」と雑誌に紹介されていた[4]

出典

  1. ^ a b c d e f 大崎裕史『日本ラーメン秘史』日本経済新聞出版社〈日経プレミアシリーズ〉、2011年10月12日。ISBN 978-4532260811 
  2. ^ a b c d e 岩岡洋志『ラーメンがなくなる日』主婦の友社〈主婦の友新書〉、2010年12月10日。ISBN 978-4072756591 
  3. ^ a b c 燕の背脂ラーメン発祥80年」『広報つばめ』平成25年11月1日号、燕市、2013年11月1日、2-5頁、2021年11月13日閲覧 
  4. ^ a b c d e 『新潟のラーメン屋』株式会社ジョイフルタウン〈月刊新潟タウン情報 MOOK〉、2005年、88頁。 
  5. ^ a b c 新潟郷土史研究会『新潟「地理・地名・地図」の謎 意外と知らない新潟県の歴史を読み解く!』実業之日本社〈じっぴコンパクト新書〉、2015年1月6日、187頁。ISBN 978-4408111155 
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  9. ^ モトツーリング編集部「全国王道ラーメン完全網羅ガイド」『モトツーリング』2023年3月号、内外出版社、2023年2月。 
  10. ^ 鳴見なる「六十五杯目 温泉ラーメン」『ラーメン大好き小泉さん』 9巻、竹書房〈バンブーコミックス〉、2020年8月28日。ISBN 978-4-8019-7041-0 
  11. ^ 新潟県 県民生活・環境部 新潟暮らし推進課 (2019年12月20日). “にいがたじかん” (PDF). 新潟県. p. 4. 2021年11月13日閲覧。
  12. ^ “燕市内36のラーメン店の「自慢の1杯」収録したラーメンマップ「燕ラーメン 三十六カ所*お遍路マップ」完成”. ケンオー・ドットコム. (2008年8月27日). http://www.kenoh.com/2008/08/27ramen.html 2020年2月23日閲覧。 
  13. ^ 田中貴 (2017年7月7日). “「燕三条系ラーメン」がじわじわと勢力を拡大中! 田中 貴も足繁く通う“背脂煮干し”の実力とは?”. 毎日新聞. https://mainichi.jp/articles/20170707/gnw/00m/040/004000c 2020年2月23日閲覧。 
  14. ^ 北陸地方整備局令和2年度新規事業候補箇所説明資料 一般国道116号吉田バイパス” (PDF). 国土交通省 北陸地方整備局 (2020年2月13日). 2020年3月18日閲覧。
  15. ^ a b “背脂ラーメン 新潟県燕市 職人向け、がっつりした味”. 毎日新聞. (2019年2月26日). https://mainichi.jp/articles/20190226/ddl/k23/100/255000c 2020年2月24日閲覧。 
  16. ^ 田中貴『ラーメン狂走曲』ワン・パブリッシング、2021年12月27日。ISBN 978-4651201726 
  17. ^ 新潟県包括外部監査人 公認会計士 植草寛 (2019年3月). “平成30年度 包括外部監査の結果報告書”. 新潟県. p. 12. 2020年2月23日閲覧。
  18. ^ 新潟5大ラーメンはこれを食べるべし! 地元情報誌『Komachi』が選ぶ10店”. 新潟のつかいかた. 新潟県広報広聴課 (2018年6月7日). 2020年2月23日閲覧。
  19. ^ 『月刊新潟Komachi』2007年10月号、ニューズ・ライン、2007年、34頁。 
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  21. ^ a b c d e 大崎裕史『無敵のラーメン論』講談社、2002年3月20日。ISBN 978-4061495951 
  22. ^ 久部緑郎、河合単 2002.
  23. ^ 背脂ラーメン”. 食文化あふれる国・日本. 文化庁. 2022年4月27日閲覧。
  24. ^ 新潟5大ラーメンの先陣を切って燕・背脂ラーメンが文化庁「100年フード」に認定”. ケンオー・ドットコム (2022年4月27日). 2022年4月27日閲覧。
  25. ^ 一個人編集部『大人のラーメン大賞』KKベストセラーズ、2008年、137頁。ISBN 978-4-584-16589-8 
  26. ^ 長橋亮文 (2020年11月23日). “新潟名物・燕の背脂ラーメン 進化の裏にある職人への愛”. 朝日新聞DIGITAL. 2022年3月8日閲覧。


「燕三条背脂ラーメン」の続きの解説一覧

燕三条系ラーメン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 13:53 UTC 版)

らーめん潤」の記事における「燕三条系ラーメン」の解説

燕三条系ラーメンは、燕市三条市中心として広まっているためそう呼ばれており、:188また、新潟5大ラーメンの中で言うところの背脂系とも呼称される。 他には、「長岡生姜しょうが醤油」「新潟濃厚味噌」「新潟あっさり醤油」「三条カレー」があるが、県域が広いためメディア取材しやすく、取り上げられやすい範囲新潟県でも中越下越偏ってしまっているためである。[要出典] 燕三条系ラーメンの特徴は、煮干し効いたしょうゆ味しょっぱいスープに背脂加えられており、麺はうどんのように太い極太麺、具材チャーシューメンマ、そして大きめに刻まれ玉ねぎ入っているという点等が挙げられる。 燕三条系ラーメンの元祖は、昭和初期燕市創業した福来亭であるが、閉店している。ここから出た燕市杭州飯店昔ながら代表的な人気店である:188。燕三条系ラーメンの元祖である福来亭の創業昭和7年頃。屋台営業からその歴史が始まる。店主は徐昌星。当時の燕は、現在の朝日町幸町付近に金属加工工場数多くあり、徐氏は中央通り屋台構える。火力の弱い屋台では細麺しか茹でることができず、麺に合わせるスープは現在とは全く違ってさっぱりした薄味翌年昭和8年には燕駅近く穀町店舗構える。 今(杭州飯店)の味になり始めたのは昭和12年頃。汗を沢山かく工場で働く人からの要望で、少しずつしょっぱくしていった研究改良重ねた結果、ただしょっぱいだけではなく味に甘味まろやかさを出すために、中国では一般家庭でも料理に使う背脂入れることを思いつくことになる。 昭和30年代には出前だけで1日800杯に達したため、届け時間長くなると麺が伸びてしまう。そこで、より伸びにくい麺にするために、小麦粉原料中力粉から強力粉変え、今の太さに近づいてきたらしい。 なお、徐昌星は、その技術自分のものだけにはせず「燕」のものとするために、同業者である他店にも技術指導したとされる。 燕三条系ラーメンは、背脂チャッチャ系元祖との仮説あり。

※この「燕三条系ラーメン」の解説は、「らーめん潤」の解説の一部です。
「燕三条系ラーメン」を含む「らーめん潤」の記事については、「らーめん潤」の概要を参照ください。

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