渋谷駅
渋谷駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 19:58 UTC 版)
1911年8月3日、前身の東京市街鉄道が渋谷地区まで延伸した際の終点は「中渋谷」であった。宮益坂下から渋谷川を渡り、山手線をくぐらずそのまま直角に向きを変えて山手線に沿い、現在の玉川通りを越えたところに中渋谷終点が位置していた。2022年現在は渋谷スクランブルスクエア東棟の敷地の一部となっている。 1923年3月29日より1957年3月25日まで、青山線の渋谷駅前電停は渋谷駅西口に位置していた。1938年からは東急百貨店東横店西館1階に食い込むように存在していたが、これは従来あった線路の上に建物が建築されたためである。線路跡やホーム跡は渋谷駅西口駅前広場となり、渋谷地下街の大階段出入口が建設されている。 一方、1937年7月27日に玉川電気鉄道(玉電)の渋谷駅が玉電ビル(上述の東急百貨店東横店西館)建設のため、玉川・下高井戸方面と天現寺橋方面に二分され、玉川・下高井戸方面は新築建物の二階に乗り入れることになり、天現寺橋方面は東口の東横百貨店(東急百貨店東横店東館)前に乗り場が新設される。1938年11月19日以降、玉電天現寺線が東京市に運行委託され市電路線に編入されると、今度は市電乗り場が従来の青山線(西口)と引き取った天現寺線(東口)で二分されることになった。 1957年3月26日以降は天現寺橋線の渋谷駅前電停に集約された。ただし、青山線と天現寺線のレールは最後まで繋がっていなかった。このターミナルは、都電廃止後形状を若干変更しただけで(34系統用停留所をバスに転用するため、行き止まりとなっていた部分を通り抜けられるようにした)そのまま都営バスのバスターミナルに転用され、このまま長らく使用されたが、1998年10月に明治通りの交通運用改善を狙った駅前広場整備が実施され(バスターミナル部を西側、一般車線を東側に集約)、その際、残置されていたホーム、軌条、架線柱などはすべて撤去された。以降も同位置で都営バス乗り場として機能していたが、その後上記渋谷駅東口再開発事業用地に取り込まれ、2022年現在は渋谷スクランブルスクエア東棟の敷地の一部となっている。
※この「渋谷駅」の解説は、「東京都電車」の解説の一部です。
「渋谷駅」を含む「東京都電車」の記事については、「東京都電車」の概要を参照ください。
「渋谷駅」の例文・使い方・用例・文例
- 私たちは渋谷駅で待ち合わせをします。
- 私は渋谷駅で乗り換えます。
- 渋谷駅待ち合わせにしますか?
- 彼女と8時に渋谷駅で会う約束になっている。
- 私たちは19時に渋谷駅に集まりましょう。
- あなたたちは19時に渋谷駅に集合してください。
- 渋谷駅で降りて下さい。
- 忠犬ハチ公の像は渋谷駅前に立っている。
- 渋谷駅で偶然吉行さんに会ってね。
- 急行列車は渋谷駅から中目黒駅まで停車しません。
- 6時に渋谷駅で会いましょう。
- この広告を見るのに最も良い位置は,JR渋谷駅のハチ公像近くの交差点からだった。
- JR渋谷駅近くの一等地にある。
固有名詞の分類
- 渋谷駅のページへのリンク