都電とは?

東京都電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/14 16:32 UTC 版)

(都電 から転送)

東京都電車(とうきょうとでんしゃ)は、東京都地方公営企業の設置等に関する条例[1]及び東京都電車条例[2]に基き東京都交通局が運営している路面電車である。通称都電(とでん)。2016年4月現在、荒川区三ノ輪橋停留場新宿区早稲田停留場を結ぶ荒川線12.2kmの1路線のみが運行されている[注釈 1]




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注釈

  1. ^ 東京都交通局が運営し軌道法の適用を受ける鉄道路線には日暮里・舎人ライナーもあるが、構造上新交通システムであるため都電には含まれない。
  2. ^ 米国でフランク・スプレイグが考案したトロリーポール吊り掛け駆動方式を用いた電車が実用化されたのは、この前年の1888年のことである。
  3. ^ 当時車両に電気を供給する方法として、給電用の架線のみを敷設し帰線電流をレールに流す架空単線式と、給電用と帰線電流用の2本の架線を敷設する架空複線式、蓄電池式の3種類が検討されたが、市区改正委員会は漏電による水道管やガス管の腐食を懸念し架空単線式を認めない方針をとっていた。
  4. ^ 1859年1月23日(旧暦安政6年12月20日)長門国美禰郡伊佐村(現在の山口県美祢市)出身。真宗信徒生命保険(現在のT&Dフィナンシャル生命保険)、徴兵保険(後のAIGエジソン生命保険、現在のジブラルタ生命保険)、武蔵電気鉄道(現在の東京急行電鉄の前身)などを設立し、大日本製薬の取締役や日本競馬会会長などを歴任した。また衆議院議員総選挙にも1903年の第8回1904年の第9回の2回当選している。横浜市立図書館デジタルアーカイブ、京浜実業家名鑑より
  5. ^ 当時は3社とも自社線内に限り3銭均一としており、会社間で電車を乗り換えるとその都度運賃を支払う必要があった。
  6. ^ 営業係数は100円の収入を得るのに必要な費用を表す指標で、この場合100円の収入を得るのに34.3円を要したことを意味する。
  7. ^ 志村線開業時点で営業廃止。1966年2月15日に東京都交通局が運輸省および建設省に提出した「巣鴨車庫前・志村橋間の軌道事業廃止許可申請」では板橋五丁目停留場を板橋線と志村線の境界としている。
  8. ^ 『茶の湯連翹抄』(戸田勝久(茶家) 2005年12月 思文閣出版)425頁に当時の思い出として「トタン張りの大きな倉庫のようになっていた」と記述されている。
  9. ^ 東京都公報 1966年5月26日発行 号外90 「東京都電車の運転系統の名称及び区間の一部改正」(交通局告示 昭和41年第4号および交通局規程 第22号)に第18系統・第41系統削除の旨が掲載されている。一部の資料では18系統について「巣鴨車庫-神田橋間に運転短縮の上、1967年8月31日廃止」と記されているが、東京都公報では同日付の東京都電車運転系統に関する改廃の告示は掲載されていない。
  10. ^ 現在の浜松町駅前で、2016年4月現在跡地には世界貿易センタービル、交通局大門庁舎などがある。
  11. ^ なお、新宿線建設にあたって京王側が標準軌への改軌を検討したこともあるが、工事中の輸送力低下を恐れた京王側の意向から交通局側が馬車軌間で建設することになった。
  12. ^ 三ノ輪橋停留場では1983年8月時点で電停標識として存置されていた。また、1983年頃までは停留場名称板のみを外し、全面広告スペースとして使用する停留場も一部にみられた。野尻泰彦『東京都電風土記』247頁 三ノ輪橋停留場、251頁 小台停留場、289頁 庚申塚停留場撮影写真による。

出典

  1. ^ 東京都地方公営企業の設置等に関する条例
  2. ^ 東京都電車条例
  3. ^ 『東京都交通局100年史』43頁
  4. ^ a b 『東京都交通局100年史』44-45頁
  5. ^ a b c d 『鉄道ピクトリアル』614号41頁
  6. ^ a b c d e 『東京都交通局100年史』50-51頁
  7. ^ 『東京都交通局100年史』46-47頁
  8. ^ a b c d 『東京都交通局100年史』48-49頁
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  11. ^ 『両大戦間期の都市交通と運輸』8-11頁
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  16. ^ a b 『東京都交通局100年史』62-63頁
  17. ^ a b c d 『東京都交通局100年史』64-65頁
  18. ^ 『両大戦間期の都市交通と運輸』35頁
  19. ^ a b 『両大戦間期の都市交通と運輸』36-37頁
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  21. ^ 『両大戦間期の都市交通と運輸』42-43頁
  22. ^ a b 『都電60年の生涯』192-193頁
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  24. ^ 「電車車掌運転手罷業務」『東京時事新報』1912年1月1日(神戸大学附属図書館新聞記事文庫)
  25. ^ 『鉄道省鉄道統計資料. 大正10年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  26. ^ 『鉄道省鉄道統計資料. 大正11年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
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  32. ^ 「東京市告示第48号」『東京市公報』1914年4月14日
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  34. ^ 開業日8月10日『日本鉄道旅行地図帳』5号、37頁、『わが街わが都電』161頁
  35. ^ 「東京市告示第21号」『東京市公報』1915年3月14日
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  43. ^ 「東京市告示第40号」『東京市公報』1914年3月15日
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  45. ^ 「東京市告示第139号」『東京市公報』1922年8月2日
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  47. ^ 「東京市告示第125号」『東京市公報』1919年10月1日
  48. ^ 告示では8日「東京市告示第63号」『東京市公報』1914年5月17日
  49. ^ 「東京市告示第124号」『東京市公報』1914年9月13日
  50. ^ 『電気事業成績調書. 大正14年度(第15回)』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  51. ^ 告示では18日「東京市告示第40号」『東京市公報』1922年3月25日
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  53. ^ a b 『電気事業成績調書. 大正12年度(第13回)』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  54. ^ 「東京市告示第188号」『東京市公報』1923年4月15日
  55. ^ 「東京市告示第67号」『東京市公報』1917年8月1日
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  57. ^ a b 「東京市告示第4号」『東京市公報』1922年1月11日
  58. ^ 「東京市告示第24号」『東京市公報』1922年2月25日
  59. ^ 「東京市告示第268号」『東京市公報』1924年7月16日
  60. ^ a b c d e f g 『わが街わが都電』160頁
  61. ^ 「東京市告示第130号」『東京市公報』1921年8月17日
  62. ^ 「東京市告示第192号」『東京市公報』1923年8月4日
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  64. ^ 「東京市告示第268号」『東京市公報』1927年8月16日
  65. ^ 『電気事業成績調書. 昭和2年度(第17回)』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  66. ^ 『電気事業成績調書. 昭和8年度(第23回)』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  67. ^ a b c 『電気事業成績調書. 昭和3年度(第18回)』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  68. ^ 『電気事業成績調書. 昭和5年度(第20回)』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  69. ^ 「東京市告示第399号」『東京市公報』1930年9月6日
  70. ^ 「東京都告示第470号」『東京都公報』1944年5月1日
  71. ^ 1925年3月3日軌道特許「軌道特許状下付」『官報』1925年3月9日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  72. ^ 「軌道敷設権譲渡」『官報』1938年11月25日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  73. ^ 小野田滋「東京市電の池袋接続と武蔵野鉄道」『鉄道ピクトリアル』No.614
  74. ^ 「東京都告示第1300号」『東京都公報』1944年12月28日
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  76. ^ 『路面電車EX2016年vol.07』50-52頁
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  96. ^ a b 『東京都交通局100年史』222頁
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  118. ^ 『都電が走った街今昔Ⅱ』163頁
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  122. ^ 『都電が走った街今昔』115頁
  123. ^ a b 『都電が走った街今昔Ⅱ』161頁
  124. ^ 『都電が走った街今昔Ⅱ』160頁
  125. ^ カメリア会について ごあいさつ
  126. ^ 『都電が走った街今昔Ⅱ』159頁
  127. ^ 『都電が走った街今昔Ⅱ』158頁
  128. ^ a b c d 『東京市電気局三十年史』519-520頁
  129. ^ a b 『都営交通100周年記念写真集 都電』95頁
  130. ^ 和久田康雄『人物と事件でつづる私鉄百年史』鉄道図書刊行会、1991年、1頁
  131. ^ 『鉄道ピクトリアル』734号
  132. ^ たとえば、保育社カラーブックス712 林順信・諸河久著『おもいでの都電』(1986年)掲載写真など。
  133. ^ たとえば、野尻泰彦『東京都電風土記』(伸光社、1984年)309頁掲載 志村坂上停留場写真など。



都電

出典:『Wiktionary』 (2010/02/25 02:05 UTC 版)

名詞

(とでん)

  1. 東京交通局経営する電車”の略。

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