日宋貿易とは? わかりやすく解説

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にっそう‐ぼうえき【日×宋貿易】

読み方:にっそうぼうえき

平安中期から鎌倉中期日本と宋の間で行われた貿易主な輸入品銅銭陶磁器香料など、輸出品硫黄刀剣砂金などで、平氏政権鎌倉幕府とも積極的に推進した


日宋貿易

読み方:ニッソウボウエキ(nissouboueki)

日本と宋との間で行われた貿易


日宋貿易

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/24 02:50 UTC 版)

日宋貿易(にっそうぼうえき)は、日本中国宋朝の間で行われた貿易である。10世紀から13世紀にかけて行われ、日本の時代区分では平安時代の中期から鎌倉時代の中期にあたる。


  1. ^ 岡元司『宋代沿海地域社会史研究』(汲古書院、2012年)所収、「疫病多発地帯としての南宋期両浙路」(原論文:2009年)「南宋期浙東港湾諸都市の停滞と森林環境」(同:1998年)「周防から明州へ」(原論文:2006年)、「環境問題の歴史から見た中国社会」(同:2008年)各論文参照
  2. ^ a b 義富(2007)
  3. ^ 『宋史』卷37, 寧宗紀 慶元五年秋七月甲寅条


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日宋貿易

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 17:03 UTC 版)

博多」の記事における「日宋貿易」の解説

鴻臚館衰退ののち、博多津では北宋南宋商人住吉神社筥崎宮など寺院神社荘園領主らの私貿易による日宋貿易の拠点となった1019年寛仁3年)の刀伊の入寇1151年仁平元年)の大宰府追捕使による襲撃があったものの日宋貿易で栄え近年の発掘調査から宋銭博多でも流通していたことが判明している。 平安時代末期から、後世大唐街」と呼ばれる国人街が筥崎宮周辺形成された。異国風の建物建ち並び多数外国人商人が行交う国際都市であった宋人船団組んで盛んに往来し博多に居を構え寺社とも結び付いたこのような商人は「綱首」(ごうしゅこうしゅ)と称される1195年建久6年)に帰朝した栄西博多聖福寺開山したのも、博多綱首が心物両面援助したからであった1241年仁治2年)に宋より帰朝した聖一国師円爾弁円)の承天寺開山博多綱首で小呂島地頭謝国明援助したことによる。この時期、宋により饂飩蕎麦・饅頭日本もたらされ博多はこれらの発祥だという説がある。 平清盛は父忠盛の後を継いで伊勢の銀などを輸出品に宋との貿易活発化させた。1158年保元3年)に大宰大弐となった頃に清盛博多人工港「袖の湊」(そでのみなと)を開いて日宋貿易の中継地としたと考えられている。 博多どんたく前身である博多松囃子は、清盛の子重盛博多の町にもたらした恩恵への謝意示したのがはじまりとされ、また博多祇園山笠円爾疫病の流行する博多の町を甘露水清め回った1241年起源としている。 ちなみに1222年貞応元年)に人魚博多の海に流れ着いたという記述があり、その骨とされるものが龍宮寺所蔵されている。

※この「日宋貿易」の解説は、「博多」の解説の一部です。
「日宋貿易」を含む「博多」の記事については、「博多」の概要を参照ください。

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