州会議事堂とは? わかりやすく解説

州会議事堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/18 14:06 UTC 版)

ワシントン州会議事堂」の記事における「州会議事堂」の解説

ワシントン州議会本会議場(上: 上院, 下: 下院) 州会議事堂にはワシントン州議会の上両院議場の他、州知事室など、州民投票により選出された者の事務室いくつか置かれている。庁舎は上から見ると長方形をしており、レンガおよびコンクリート造、外装州内のウィルケストンで採掘されライムストーン覆われている。高さはドーム頂上まで87.5mで、オリンピア市内で最も高い建物であると共に自立組積造ドームとしては全米で最も高く世界でバチカンサン・ピエトロ大聖堂ロンドンセント・ポール大聖堂ムンバイのグローバル・ビパサーナ・パゴダ、フィレンツェドゥオーモ次いで5番目に高いものである。このドーム頂部には照明避雷針備えられ、また周りにはサンドストーン造の小ドーム4つ造られている。床および内装壁面は主にアラスカ州産の大理石覆われている。また、内装にはベルギー産、フランス産、ドイツ産、イタリア産の大理石用いられている。 庁舎4階建てで、南出入口から入った1階には、ビジターサービスなどの事務所置かれている。2階正面玄関内側には、見学ツアー参加者出迎えデスク置かれ、その奥にはロタンダがある。また、2階北東角に州知事室、南東角に州副知事室、北西角に州務長官室、南西角には州出納役室がそれぞれ置かれている。3階には西側に州下院本会議場東側に州上院本会議場南側応接室置かれている。上下両院本会議場4階吹き抜けとなっており、それぞれその南北両側傍聴席設けられている。北側ファサード正面玄関は、8本のコリント式支えられポルチコ中にある。南側にも同様のポルチコがあるが、こちらは1階南出入口車寄せ屋根になっているまた、庁舎内にはワシントン州連邦42番目の州となったことにちなむものがいくつかある。例えば、正面玄関通ず御影石造の階段42段である。また、応接室西側壁には、直後アイダホ州連邦43番目の州に昇格したために正式に国旗になることはなかったものの、星の数が42個の星条旗飾られている。 ロタンダ照明およびローマ発炎筒全てティファニー創業者息子で、ガラス工芸家であるルイス・カムフォート・ティファニーによって制作された。これらはこの議事堂が誇る世界最大のティファニー・ブロンズ・コレクションを成しており、また、1933年ルイス・カムフォート・ティファニー死去する前の最後大作となったロタンダシャンデリアフォルクスワーゲンビートルすっぽり入る大きさで、202個の電球取り付けられており、高さ7.6m、重さは4,500kgあり、長さ30.8mの鎖で床上15.2mに吊り下げられている。

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州会議事堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/01 15:14 UTC 版)

ノースダコタ州会議事堂」の記事における「州会議事堂」の解説

州会議事堂庁舎19階建て、高さ73.8mのアール・デコ様式高層ビルで、庁舎下層階西側には楕円形の立法ウィング、また東側には4階建ての司法ウィング後述)がついているシカゴ著名な建築事務所であったホラバード・アンド・ルートがそのほとんどを設計したものの、地元ノースダコタ州からも、グランドフォークスのジョセフ・ベル・デレマー、およびファーゴW・Fカークといった建築家設計加わった。この庁舎ノースダコタ州最も高い建物であり、「プレーリー摩天楼」と呼ばれている。 この庁舎内には州知事室、および州政府各局の執務室入っている。立法ウィング2階には、その北側半円ノースダコタ州議会上院の、また南側半円下院本会議場それぞれ置かれている。上下両院本会議場はともに3階まで吹き抜けになっており、3階にはそれぞれの傍聴席設けられている。司法ウィングはその名が示す通り州政府の司法機関である州最高裁判所入っている。庁舎最上階19階は展望台になっており、好天恵まれれば30-35マイル(48-56km)先まで見渡すことができる。 庁舎南側正面階段下はトンネルになっており、1階出入口、および車寄せ設けられている。このトンネル内には2001年まで一般車両進入ができたが、9月11日同時多発テロ事件受けて安全対策一環として一般車両進入禁止され以後歩行者しか通れなくなったその後2016年起きたダコタ・アクセス・パイプライン反対派デモ受けて、さらに安全対策強化され、翌2017年5月1日からは、一般来庁者用の出入り口トンネル内の1階南側出入口のみに限定された。この正面階段近くには、1988年ジョージ・H・W・ブッシュノースダコタ州会議事堂訪れた際に、翌1989年の州創設100周年記念として贈ったアメリカニレが植えられている。 1940年代中盤から、クリスマス時期には、議事堂庁舎窓の灯りでクリスマスツリー描かれるようになったまた、1970年代中盤から、大晦日には、議事堂庁舎窓の灯りで、庁舎南側北側上部新しい年の上2が、また下部に下2それぞれ示されるようになった1980年代以降は、東側西側加わり4面全部示されるようになった議事堂庁舎ツアーとして一般に限定公開されている。ツアーメモリアル・デーからレイバー・デーまでの夏季には毎日日曜日午後のみ)、それ以外の期間には平日行われる。安全上の理由から、前述通りツアー参加者出入口1階南側トンネル内のみに限定され、また週末にはツアー出発時刻10前になるまでは施錠されている。また、ツアー参加中は常にグループ行動共にすること、および次のツアーが始まる前に退館することが要求されている。

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