尚書省
尚書省
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 04:14 UTC 版)
「彩雲国物語の登場人物」の記事における「尚書省」の解説
鄭 悠舜(てい ゆうしゅん) 声:神奈延年 茶州州尹(州牧補佐)、尚書令と歴任する。出身地は紫州としているが、実は紅州。自ら志願して州尹となり(自主左遷)、9年間、浪燕青の右腕を務めた。茶州の問題が片付いた後、尚書令及び宰相に就任した。妻は柴凜。専従護衛官は茈静蘭。静蘭より碁が強い。優しく穏やかな人柄だが、かなりの無茶もする。自らを悪党、嘘つきと定義しているが、本当のところは自分でも自分のことがよく分かっていない。仕事量の管理は下手で、自分が過労になってもお構いなし、部下にも連日の泊まり込みを平然と命じる。すべてを終えたら死ぬつもりでいる。 悪夢の国試組の1人。紫州州試首席及第。紅黎深と黄奇人を抑えて状元及第した伝説の人物。黎深に頼み事や意見ができる数少ない人間の一人。過去に怒って黎深を殴ったことがあり、彼が怒ると黎深と奇人はいつも2人で先に謝りに来るらしい。まぐれながら黎深に大人しく仕事をさせた事で朝廷を震撼させる。 足が悪いが、これは生来のものではなく紅家を訪れた折に拷問と腱の切断を施されたため。歩くことはかろうじてできるが走ったりすることはできず、いずれ全く動かなくなるらしい。 出自が抹消されているが、凌 晏樹などごく一部の人間は知っている。本名は姫 悠舜(き ゆうしゅん)で、紅門姫家の唯一の生き残りにして当代「鳳麟」。約30年前、姫家が戩華に滅ぼされようという時、紅家に助けを求めるという名目で、本当は自分の主となる人間を探す為に下山する。次期紅家当主と目した黎深には、「滅びるなら勝手に滅べ。私の知ったことか。どうでもいい」という言葉で切り捨てられた。何の感慨も湧かなかったと言いつつ、腹いせに本当に滅ぶつもりで帰郷したり、戩華のことをどうでもいいと黎深の言葉を引用して扱き下ろしている。今でも黎深や紅家には思うところがあるが、黎深個人は嫌いではない。戩華に対しては当初、わざと相手にしなかったが、生き延びざるを得なくなってからは激情を抑えられなくなった。 『紅梅』から度々、黎深に宰相を降りないと死ぬと警告されていたが、紅家当主の言を聞き入れることは王権の失墜に繋がると断る。黎深を通してではなく紅姓官吏の暴走から紅家の恭順を狙い、『黒蝶』で曲がりなりにも達成する。黎深の上司としての責任については事前に皇毅らと打ち合わせていたのか問われることなく、黎深の部下に当たる絳攸に転嫁した。『白虹』にて蘇芳が御史に昇格すると、彼に飛蝗の変色について教え、蝗害に備える。神事には疎く、『黄昏』からは晏樹が引き起こした災害の対応に追われて、劉輝の立場を蔑ろにせざるを得なくなる。旺季には拾われた恩義を感じており、彼を裏切らないで済むよう、度々劉輝を試していたが、最終的に劉輝こそが自分の主君と認める。 宰相を引き受けた理由は、自分が成し遂げたいことがあるから。その内容は「最後まで自分を信じる『誰か』に会い、その『誰か』の願いを叶えること」。最後まで自分を信じた劉輝の願いに応え、劉輝と旺季の会談の場に北方三家の起請文と軍勢を率いて現れた。 上治6年の初秋、姫家滅亡時に吸った毒と過労で死去する。転地療養を勧められていたが、劉輝が認めず、そのことを臣下冥利に尽きると感じていた。
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尚書省
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(周官)秦前漢後漢魏晋隋(煬帝)唐(玄宗)宋元明清主な職務尚書令 尚書令 尚書令 尚書令 尚書令 尚書令 尚書令 左丞相 政治の実行。 (僕射) 尚書僕射 尚書僕射 尚書左僕射 尚書僕射 尚書左僕射 右丞相 尚書左僕射 尚書右僕射 尚書右僕射 尚書右僕射 (冢宰) 長史 (常侍曹) 吏曹 吏部尚書 吏部尚書 吏部尚書 吏部尚書 吏部尚書 吏部尚書 吏部尚書 吏部尚書 官吏の任免と進退。 (大司徒) 司徒 度支尚書 度支尚書 民部尚書 戸部尚書 戸部尚書 戸部尚書 戸部尚書 戸部尚書 民事、戸籍、租税。 (大宗伯) 客曹(吏曹) 客曹尚書(祠部曹尚書) (田曹尚書)祠部尚書 礼部尚書 礼部尚書 礼部尚書 礼部尚書 礼部尚書 礼部尚書 礼楽祭喪、外交、学校。 (大司馬) 司馬 (三公石)(二千石曹) 三公石二千石曹 五兵尚書 五兵尚書 兵部尚書 兵部尚書 兵部尚書 兵部尚書 兵部尚書 兵部尚書 軍事、武官の進退。 (大司寇) 司寇 廷尉 司隶校尉 刑部尚書 刑部尚書 刑部尚書 刑部尚書 刑部尚書 刑部尚書 刑罰。 (大司空) 司空 民曹 左民尚書 左民尚書 工部尚書 工部尚書 工部尚書 工部尚書 工部尚書 工部尚書 宮中の器物用度、水利。
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