基本編制
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機動3個大隊を基幹としており、規模は増強された歩兵連隊に近かった。総兵力は約5500名である。 下記はあくまで理論上の編制であり、実際には旅団輸送隊の船舶などは大幅に不足していた。旅団輸送隊には代用として徴用漁船や機帆船などが配備されることが多かった。 旅団司令部:水陸両用車9輌 機動大隊(3個)歩兵中隊(3個) 砲兵中隊:山砲3門、速射砲2門 迫撃砲中隊:軽迫撃砲12門 作業中隊(戦闘工兵) 機関砲隊:高射機関砲6門 戦車隊:軽戦車9輌 工兵隊 通信隊 輸送隊:大発動艇150隻、特大発動艇10隻、機動艇3隻、駆逐艇10隻 衛生隊
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基本編制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 14:31 UTC 版)
捜索連隊は大隊結節を持たず兵力500名以下と連隊としては小規模であり、連隊長も歩兵連隊なら大佐であるところ、後期には少佐ということが多かった。各連隊ごとに編制の差が非常に大きく、しかも同一部隊でも時期によって変化が大きい。以下に掲げるのは基本編制類型である。太平洋戦争においては、軍隊輸送船への船積みの関係で縮小編制とされて出動することが多かった。 師団捜索隊 -1937~38年新設の警備師団(第15.第17.第21.第22.第23.第26.第27師団捜索隊).一部平時編成の乙編制常設師団の捜索連隊。本部 乗馬中隊 - 通常の乗馬騎兵。 装甲車中隊装甲車小隊 - 軽装甲車 5両。 乗車小隊 - 自動車化騎兵(乗用車 1両、自動貨車 4両)。 標準的な捜索連隊 -騎兵連隊から改編の甲編制常設師団の捜索連隊、30番台の新設(第32~第37)師団の捜索連隊。本部 乗馬中隊 - 通常の乗馬騎兵。 乗車中隊 - 自動車化騎兵 (九五式小型乗用車.九四式六輪自動貨車など)。 装甲車中隊 - 軽装甲車両 5両(九四式軽装甲車.九七式軽装甲車)。 - 同上、捜索第38.39連隊の場合。機甲力更に強化編制(馬匹廃止)。本部 乗車中隊 - 自動車化騎兵 (九五式小型乗用車.九四式六輪自動貨車など)。 装甲車中隊 - 軽装甲車両 5両 (九四式軽装甲車)。 戦車中隊 - 軽戦車 (九五式軽戦車)。 関東軍特種演習で動員された標準的な在満 捜索連隊 - 捜索第8.第12.第19.第20連隊(捜索第1.第23連隊は馬匹廃止による自動車機動とし2コ乗車中隊編成。さらに捜索第23連隊は装甲車を2コ中隊編成に増強)本部 乗馬中隊 (2コ小隊.1コ機関銃小隊) - 乗馬騎兵。 乗車中隊 (3コ小隊)×2 - 自動車化騎兵 装甲車中隊(2コ小隊) - 軽装甲車両 7両(九七式軽装甲車)。 自動車中隊(2コ小隊) - 自動車 12両。 (九五式小型乗用車.九四式六輪自動貨車など)。 ※ その後の南方派遣時には.海上機動に馬匹.車両随伴を禁止または制限され.ほぼ徒歩編制の小銃.機関銃のみの挺身隊となった。 太平洋戦争・南方方面戦時編成・優良装備の捜索連隊 - 初期動員の近衛捜索連隊.捜索第5.第16.第56連隊や、中期動員の捜索第4.第53.第54連隊など。本部 乗車中隊 ×2 装甲車中隊 ×2 - 軽装甲車 8両 ( ※ 装甲車中隊、軽戦車中隊.各1コ中隊に強化された捜索連隊もあり) 通信小隊 整備小隊 ※ 捜索第48連隊には、九七式自動二輪車などを60両集中配置した自動二輪車隊が追加された。 ※ さらに、比島での捜索第48連隊の活躍を参考にして、捜索第2連隊に自動自転車隊が増加された。 戦車師団の師団捜索隊 - ただし、戦車第4師団では当初から欠。本部 軽戦車中隊(2-3コ) - 軽戦車(九五式軽戦車など)10両 乗車中隊 砲戦車中隊 - 砲戦車(実際には九七式中戦車や軽戦車で代用)10両、軽戦車2両 整備中隊 ※ 長期外地出征中の第3師団(名古屋).第6師団(熊本)は、内地帰還後に騎兵連隊より捜索連隊への改編を予定したが、戦況悪化により遂に帰還叶わず、主力兵団として騎兵連隊まま戦地にあった。 ※ 捜索連隊が設置されず騎兵連隊常衛戍の第52師団(金沢).第55師団(善通寺)や近衛騎兵連隊には戦車中隊を設置し、全国満遍なく機甲教育行ない戦地兵員補充を融通していた。
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