問題になった放送内容
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「サンデージャポン」の記事における「問題になった放送内容」の解説
2007年2月11日放送で、厚生労働大臣の柳澤伯夫へ国会で「子供を二人以上持つことが健全」の発言の真意を問う質問に続けて、「子供を産む機械」発言に対する謝罪を繋げて放送。実際は謝罪していないのに謝罪している、との誤った印象を与えかねない内容になっていたため、のちにTBSは不適切な編集だったとして番組内で謝罪した。 2006年後半から2007年初頭にかけ、時事ニュースに関する秋葉原での街頭インタビューで、少なくとも4件(Microsoft Windows Vista発売、ホワイトカラーエグゼンプション問題、メイド喫茶従業員が暴漢に襲われた事件、ハロプロ未成年メンバーの喫煙による解雇)において、「秋葉原の街行く人に聞いてみた」とナレーションが付いていたにもかかわらず、同一の人物がインタビューを受けていたことが判明。のちに番組関係者からこの人物への出演依頼とインタビューの回答内容の指示が明らかになった。TBSは「バラエティー番組なので、演出の範囲内だと考えているが視聴者に誤解を与えかねないものだった」と釈明した。実際、この件以外にも互いに関連性のないロケ現場にキャラクターの濃い素人が偶然を装って繰り返し登場して笑いを取る演出がおこなわれていた。その後、同番組は街頭インタビューを今後行わないことを決定したと発表した。4月27日、総務省はこの問題に対し、「無作為のインタビューと見せかけてやらせを行った」として、情報通信政策局長名の文書による厳重注意の行政指導の処分を下した。この件については爆笑問題の著書でも触れられており、太田のセリフとして「バラエティ番組としての倫理もあるけど、それはこれまでの話。どこまでがオッケーなのか、新しい基準が出てくるまで話し合ったほうがいい」と書いている。 2008年10月、大阪府門真市の保育園の畑が道路建設のため行政代執行で強制収用された際、保育園が園児らを現場に並ばせたと放送した。これに対し保育園の理事は「事実に反する放送をされ、名誉を侵害された」とBPO(放送倫理・番組向上機構)に申し立てた。2009年8月7日、BPOは同番組に対し「重大な放送倫理違反」だとして勧告、8月9日の放送で謝罪した。 2020年5月3日の放送で、新型コロナウイルスの感染拡大防止策で政府が配る布マスクの一部を調達したユースビオ社について、経済評論家の岸博幸が「マスクを受注したのは政府の人間とつながりがあったから」と発言したことに対して、同社の代理人弁護士は、虚偽の情報により「癒着に基づく不正があった」との誤解を招き名誉を傷つけられたとして、謝罪、損害賠償、放送内容の訂正や主要紙への謝罪広告を求める通告書を11日付でTBSと岸に送付した。それに対しTBSはユースビオ社に「評論の範囲であり、名誉棄損には当たらない」との回答を行っている。
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問題になった放送内容
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「イブニング・ファイブ」の記事における「問題になった放送内容」の解説
2006年7月21日放送の『イブニング・ニュース』中で、旧日本軍731部隊の特集において、VTRに安倍晋三官房長官(当時)の写真入り小道具が映り、「ゲリラ活動?」というテロップがそれに重なるなど、安倍長官のイメージダウンを狙った印象操作とも取れる放送があった。TBSは誤解を招いたとして謝罪、番組内でも池田が全国放送でお詫びをしたが、放送自体は意図的なものではないと釈明した。→「JNNイブニング・ニュース」の項目を参照。 2007年6月5日、関東アマチュア選手権ゴルフ大会へ出場するアマチュアゴルフ選手石川遼の姿を撮るために、禁止されている主催者無許可でのコース上空のヘリコプターによる飛行を行ったことが判明。ヘリは低空を飛び、それにより巻き起こされた風でプレイが中断されるなど、競技に大きな影響を及ぼした。この問題や同局の「ピンポン!」関係者による同伴競技者などへの盗聴依頼など一連のTBSの報道姿勢に対し、関東ゴルフ連盟(KGA)は大会終了後の8日に文書で抗議。TBSは不適切な取材だったとして謝罪し、番組内でも三雲が17時台のローカル放送でお詫びをした。また、社長の井上弘は「ばっかじゃないか。非常に腹立たしいし不愉快。(選手の石川には)申し訳ない」とコメント。しかし、このコメントやその後のTBSの不誠実な対応に対してKGA関係者は法的措置も検討していると明らかにした(その後和解した)。→盗聴依頼については「ピンポン!」の項目を参照。
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