ほうそうりんりばんぐみこうじょう‐きこう〔ハウソウリンリバンぐみカウジヤウ‐〕【放送倫理・番組向上機構】
読み方:ほうそうりんりばんぐみこうじょうきこう
NHK(日本放送協会)と民放連(日本民間放送連盟)が共同で設置した、放送局から独立した第三者機関。平成15年(2003)7月発足。言論と表現の自由を確保しながら、視聴者の基本的人権を擁護するため、放送への苦情や放送倫理上の問題に第三者の立場から迅速・的確に対応することを目的とする。視聴者の苦情・意見をもとに、問題点を放送局に指摘して改善を要望する。放送局は改善策を含めた対策を委員会に提出し、委員会はそれを公表する。下部組織に、放送倫理検証委員会、放送と人権等権利に関する委員会、放送と青少年に関する委員会がある。罰則はない。BPO(Broadcasting Ethics and Program Improvement Organization)。放送倫理機構。
放送倫理・番組向上機構(BPO) Broadcasting Ethics and program improvement Organization
放送倫理・番組向上機構
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放送倫理・番組向上機構(ほうそうりんり・ばんぐみこうじょうきこう、英: Broadcasting Ethics & Program Improvement Organization、BPO[1])は、日本放送協会(NHK)や日本民間放送連盟(民放連)とその加盟会員各社によって出資、組織された任意団体。理事会、評議員会、事務局と3つの委員会(放送倫理検証委員会、放送と人権等権利に関する委員会(放送人権委員会)、放送と青少年に関する委員会(青少年委員会))によって構成されている。
- 1 放送倫理・番組向上機構とは
- 2 放送倫理・番組向上機構の概要
放送倫理・番組向上機構(BPO)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 15:23 UTC 版)
「テレビアニメ」の記事における「放送倫理・番組向上機構(BPO)」の解説
欧米諸国や豪州ではテレビ番組に対して明確なレイティング認定を行う公的機関があるが、日本には同様の公的機関が存在しない。 代わりに「番組を監視して罰するのではなく、放送事業者が自主的に問題を解決するために視聴者と放送局の仲介をする」 NHKと民放連加盟会員各社による任意団体「放送倫理・番組向上機構」(BPO)がその役割を担っており、「放送事業者は放送倫理・番組向上機構判断に従い忠実に守るとの合意」 上に番組制作が行われている。
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