呪いのビデオ?
作者渡辺浩弐
収載図書プラトニックチェーン 03
出版社エンターブレイン
刊行年月2004.8
ほんとにあった! 呪いのビデオ
(呪いのビデオ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/19 00:10 UTC 版)
『ほんとにあった!呪いのビデオ』(ほんとにあった のろいのビデオ)は、1999年(平成11年)から続く日本のホラー・オリジナルビデオ・シリーズ。
- 1 ほんとにあった! 呪いのビデオとは
- 2 ほんとにあった! 呪いのビデオの概要
呪いのビデオ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 17:23 UTC 版)
作中に登場する、観たものは1週間(7日)後に死ぬとされる呪いのビデオ映像。貞子の怨念がビデオテープに念写されたもので、呪いのビデオを見たものは、後述のリングウィルスに感染する。原作では単に「ビデオ」「ビデオテープ」と呼ばれているが、映画版では「呪いのビデオ」という呼び名で都市伝説化している設定で描かれている。 原作では映像の内容についても繰り返し詳しく描写されている。ビデオを最後まで見るよう強要する文字メッセージに続き、貞子の故郷である伊豆大島の三原山とその噴火に関する抽象的・具体的な映像、超能力実験に関連した念写による「山」の文字と、繰り返し特定の目を示し続けるサイコロの映像(超能力実験に関連している)、老婆が語る伊豆大島の古い方言で「水遊びばかりしていると化け物が来る」「お前は来年に子供を産む」という意味のメッセージ、超能力実験を非難する大勢の人々や、「貞」の文字が出てくる古いテレビを用いた念写実験、生まれたばかりの赤ん坊のイメージ、貞子が殺害される間際に見た光景・肩から血を流し迫る男の顔、そして最後に、映像を見た者が1週間後に死ぬことを警告するメッセージで締め括られるという構成となっている。映像の長さはトータルで20分程度、各場面はそれぞれ32秒〜186秒の長さになっている。映像には抽象的なものと写実的なものの2種類があり、このうち写実的な映像は貞子の瞳を通したことに由来するまばたきが入っている。作中に登場するビデオの末尾は蚊取線香のテレビCMで上書きされているが、当初は見た者に対して、「死にたくなければビデオをダビングし、まだ見ていない他者に見せる」よう強要する旨のメッセージが入っていたとされる。 各種映像化作品では、呪いのビデオの内容にも独自に変更が加えられており、様々な呪いのビデオが映像化されている。1998年の映画版では、映像は井戸に突き落とされた貞子の視点による、丸く縁どられた外界を見上げた光景から始まるが、これを踏襲するアメリカ映画『ザ・リング』ではこの光景が作品タイトル「リング(輪)」に込められた意味のひとつとして解釈されている。また、いずれの映画でもビデオの映像は井戸を外から見た、映画版独自の映像で締め括られているが、1週間後の期限を過ぎるとこの映像の後には貞子が井戸から這い出てくる場面が追加され、映像内の貞子が画面手前に向かってゆっくりと歩み寄り、画面を突きぬけるようにして現実世界へと出現するという演出がされている。また、1999年の連続ドラマ『リング〜最終章〜』での呪いのビデオは、ミュージック・ビデオの映像に混信したノイズという形の映像で描かれた。 原作『らせん』では、「呪いのビデオ」の内容を描写した文章を読んだ者にも、映像を直接見たのと同様の呪いがもたらされるという設定が描かれた。また、鈴木光司によって出版された現実の小説『リング』と、作中で浅川順一郎によって出版された、映像と同様の効果があるとされる劇中小説『リング』は、「呪いのビデオ」の映像について描写した文章が一字一句同じになっており、現実の読者に対して、この文章を読んだあなたは既に貞子の呪いにかかっていると暗示するかのような体裁となっている。原作がブームだった当時の読者の中には小説の内容を真に受け、出版社に「妊娠中に『らせん』を読んでしまったのだが病院へ行った方がよいだろうか?」という相談の電話をかける者まで現れたという。 ビデオを見た直後には正体不明の無言電話がかかってくることがある。原作では電話がかかってくる条件が曖昧にされているが、1998年の映画版では、電話がかかってくるのは貞子の遺体が遺棄されている場所から近い場合に限定されており、このことが謎解きのヒントにもなった。原作『ループ』では、無言電話がかかってきた電話機や、「呪いのビデオ」を再生中のビデオデッキの周辺には、僅かな空間の歪みが生じるという設定が描かれており、「呪いのビデオ」を再生しながら映像中のサイコロの目の通りの番号に電話をかけることで、世界を創造した上位存在と対話を試みることができるとされる。
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呪いのビデオ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 17:23 UTC 版)
呪いのビデオは謎解きのヒントが増え、リチャード、アンナも登場。映像の蝿が実体化するなどの現象を引き起こす。犠牲者の顔はミイラのように変貌する。見た人間の写真や映像は顔が歪んで写る。ビデオを見た直後には楓の木が近くにある井戸のあるコテージ「シェルター山荘」以外でも「7日間。」という一言の電話がかかってくる。
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呪いのビデオ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 07:54 UTC 版)
このビデオを見るとのろまになってしまう呪いのビデオ(鈍いと呪いの駄洒落である)。
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