名鉄DB45形ディーゼル機関車とは? わかりやすく解説

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名鉄DB45形ディーゼル機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/07 18:55 UTC 版)

名鉄DB45形ディーゼル機関車
基本情報
運用者 名古屋鉄道名古屋臨海鉄道
所有者 日本通運(45)
愛知製鋼(46)
製造所 日本輸送機
製造年 1960年
製造数 2両
引退 1983年(45)
1965年(46)
主要諸元
軸配置 B
軌間 1,067 mm
全長 6,750 mm
全幅 2,580 mm
全高 3,300 mm
運転整備重量 20.0 t
動力伝達方式 機械式
機関 日野DL12ディーゼル機関1基(45)
振興造機DMH17Bディーゼル機関1基(46)
制動装置 手動・空気
出力 150 ps/1,600 rpm(45)
180 ps/1,500 rpm(46)
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名鉄DB45形ディーゼル機関車(めいてつDB45がたディーゼルきかんしゃ)は、かつて名古屋鉄道名古屋臨海鉄道で運用されたディーゼル機関車である。

2輌(45・46)が運用されていた[1]

概要

日本輸送機が製造した小型のディーゼル機関車で、45は1960年(昭和35年)、46は1961年(昭和36年)に製造された。両者の違いは機関の種類(45が日野、46が振興)などである。また、46は総括制御機能を持っていた。

45は日本通運の私有機で、車籍は名古屋鉄道である。愛知県営側線で運用された。1965年(昭和40年)に愛知県営側線が名古屋臨海鉄道となると、車籍は名古屋鉄道から名古屋臨海鉄道に移り、主に汐見町線汐見町駅で入換業務を担当。1983年(昭和58年)に廃車された。

46は愛知製鋼の私有機で、車籍は名古屋鉄道である。常滑線聚楽園駅と愛知製鋼の間の専用線で使用され、1965年(昭和40年)に廃車された。

参考文献

  • 清水武・田中義人・澤内一晃『名古屋鉄道の貨物輸送』フォトパブリッシング、2021年。ISBN 978-4-8021-3270-1 
  • 名古屋臨海鉄道(編)『十五年のあゆみ』名古屋臨海鉄道、1981年。 
  • 岩堀春夫『名古屋臨海鉄道』ないねん出版、2003年。ISBN 4931374417 

脚注

  1. ^ DB45形(45)、DB46形(46)と、別々の形式で記述してある書物もあるが、名古屋鉄道車両部の車両一覧表(1964年1月)では「形式:DB45形。両数:2、車両番号:45、46」と明記されている。



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