レコーディング・リリース
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「P.S.アイ・ラヴ・ユー」の記事における「レコーディング・リリース」の解説
シングルやアルバムに収録された「P.S.アイ・ラヴ・ユー」には、1962年9月11日にEMIスタジオでレコーディングされたテイクが使用された。プロデューサーのジョージ・マーティンは、6月のセッションでドラミングに満足しなかったことから解雇したピート・ベストの代わりに、セッション・ドラマーのアンディ・ホワイトを起用。1962年9月4日のデビュー・シングルのためのセッション時点で、既にベストの後任としてリンゴ・スターが加入していたが、マーティンはこのことを認知していなかった。本作のレコーディングではホワイトがドラムを演奏し、スターはマラカスを演奏している。 本作をシングルA面曲として発売することも考えられたが、1934年にビリー・ホリデイによって同名の楽曲が発表されていた関係から、B面曲として発売することとなった。B面曲ながら、Billboard Hot 100では最高位10位を記録している 1962年10月25日、11月27日、1963年6月25日のBBCセッションで本作が演奏された際には、スターがドラムを担当しており、これらの音源はそれぞれBBCラジオの番組『Here We Go』、『Talent Spot』、『Pop Go the Beatles』で放送された。このうち1963年6月25日の演奏が、2013年に発売された『オン・エア〜ライヴ・アット・ザ・BBC Vol.2』に収録された。
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レコーディング・リリース
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「ミズリー」の記事における「レコーディング・リリース」の解説
ビートルズは、1963年2月11日にアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』に収録の全14曲のうち、既にシングル曲として発売された4曲を除く10曲のレコーディングを10時間のセッションで行なっていた。「ミズリー」は、同日のセッションで11テイクで録音された。その9日後にあたる2月20日、ジョージ・マーティンは、テープを半分のスピードで再生してイントロとブリッジにピアノのパートを加えた。 イギリスで1963年3月22日にパーロフォンからアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』が発売され、「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」と「アンナ」の間にあたるA面2曲目に収録された。アメリカでは、1963年7月22日にヴィージェイ・レコードから発売された『Introducing... The Beatles』のA面2曲目に収録された後、1964年3月23日に発売されたEP『The Beatles』のA面1曲目に収録された。2013年に発売された『オン・エア〜ライヴ・アット・ザ・BBC Vol.2』には、1963年3月12日にBBCラジオで放送された『Here We Go』での演奏が収録された。 音楽評論家のイアン・マクドナルド(英語版)は、「思春期の自己憐憫を描いたおどけた作品」と評している。
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レコーディング・リリース
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「ラヴ・ミー・ドゥ」の記事における「レコーディング・リリース」の解説
「ラヴ・ミー・ドゥ」は、EMIスタジオで3回にわたってレコーディングされ、それぞれドラマーが異なっている。 レコーディング日備考1962年6月6日 EMIのオーディションでのレコーディング。ドラムは当時ビートルズのドラマーだったピート・ベストが演奏。しかし、プロデューサーのマーティンは、ベストの演奏に満足しなかったため、このセッションから2か月後にベストは解雇された。 1962年9月4日 デビュー・シングル用のレコーディング。ドラムは解雇されたベストに代わって加入したリンゴ・スターが演奏。同日に15テイク録音され、シングル第1版に収録された。しかし、セッションの2週間前にバンドに加入し、リハーサルが不十分であったことから、マーティンはスターの演奏にも満足しなかった。また、同日にミッチー・マレー(英語版)作曲の「ハウ・ドゥ・ユー・ドゥ・イット」もレコーディングされ、マーティンはこちらをデビュー・シングルとする予定だったが、レノンとマッカートニーがオリジナル曲でのデビューを強く希望したことから、ビートルズ側の主張が認められて本作がデビュー・シングルとなった。 1962年9月11日 2度目のデビュー・シングル用のレコーディング。同日のセッションではアンディ・ホワイトがドラムを演奏したため、スターはタンバリンを演奏した。18テイク録音され、最終テイクがマスターとして採用された。 本作がデビュー・シングルとしてイギリスで発売された際、スターがドラムを演奏した9月4日のテイクが使用されたが、以後の再版シングルや、オリジナル・アルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』や『ザ・ビートルズ1962年〜1966年』、『ザ・ビートルズ1』など一部のコンピレーション・アルバム、ビートルズのEPにはホワイトがドラムを演奏した9月11日のテイクが採用された。スターがドラムを演奏した9月4日のテイクは、1980年にアメリカで発売された『レアリティーズ Vol.2』でアルバム初収録となり、『リヴァプールより愛を込めて ザ・ビートルズ・ボックス』や『パスト・マスターズ Vol.1』に収録された。なお、9月4日のテイクはマスター・テープが破棄されているため、シングル・レコード盤からマスタリングされた音源が収録された。1992年10月5日にビートルズのデビュー20周年を記念して発売されたCDシングル盤には両方のテイクが収録されている。ピート・ベストのドラムを演奏した6月6日のテイクは、1995年に『ザ・ビートルズ・アンソロジー1』で発表されるまで未発表となっていた。 BBCで8度にわたって収録され、1962年10月からの1年間にわたって、『ヒア・ウィー・ゴー』、『タレント・スポット』、『サタデー・クラブ』、『サイド・バイ・サイド』、『ポップ・ゴー・ザ・ビートルズ』、『イージー・ビート』といった番組で放送された。1963年7月10日にBBCで収録され、23日の『ポップ・ゴー・ザ・ビートルズ』で放送されたテイクは、アルバム『ザ・ビートルズ・ライヴ!! アット・ザ・BBC』に収録されている。1963年2月20日の『パレード・オブ・ザ・ポップス』においては、BBCのラジオを通じてこの曲を生演奏で放送している。なお、BBCのドキュメンタリー番組『ザ・マージー・サウンド』のためにサウスポートにあるリトル・シアターでの演奏が撮影されており、同番組でその一部が放送された後、2015年に再発売された『ザ・ビートルズ1』に付属のDVD/Blu-rayに収録された。 1969年に行なわれたゲット・バック・セッションでこの曲が演奏された。この時はかつてのアレンジよりもテンポを落としたブルース調での演奏だった。このほか、「レボリューション1」のテイク18の後半部分では、マッカートニーが「ラヴ・ミー・ドゥ」のサビのフレーズを歌っている。 2012年11月14日に発売50周年を記念し、パーロフォンのジャケットを使用した限定のレプリカ・17cmアナログレコードが発売された。このレコード盤のA面にはスターがドラムを演奏した9月4日のテイクが収録されたが、発売当初のレコード盤には誤ってホワイトがドラムを演奏した9月11日のテイクが収録されていた。
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レコーディング・リリース
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「ワン・アフター・909」の記事における「レコーディング・リリース」の解説
「ワン・アフター・909」は、1963年3月5日のセッションで「フロム・ミー・トゥ・ユー」や「サンキュー・ガール」とともにレコーディングされたが、仕上がりに不満を持ったことにより、この時点では没となった。その後6年にわたって本作は棚上げされたままとなっていた。1995年に発売された『ザ・ビートルズ・アンソロジー1』には、1963年3月5日のセッションで録音したテイク3、4、5の一部とスタジオでの会話を組み合わせた音源が収録された。 1969年1月28日にアップル・スタジオで行なわれたセッションで取り上げられ、同日のセッションでは4テイク録音された。同月30日にアップル・コアの屋上で行なわれたルーフトップ・コンサートで演奏され、アルバム『レット・イット・ビー』や同名の映画には同ライブでの演奏が収録され、2003年に発売された『レット・イット・ビー...ネイキッド』にもルーフトップ・コンサートでのライブ音源が収録された。2021年に発売された『レット・イット・ビー (スペシャル・エディション) 〈スーパー・デラックス〉』のディスク2にはテイク3が収録された。 なお、『レット・イット・ビー』の元となったアルバム『ゲット・バック』には、オープニング・トラックとしてルーフトップ・コンサートでのライブ音源が収録されている。同作に収録されているアレンジは、『レット・イット・ビー』に収録されているテイクと同じであるが、冒頭にビリー・プレストンのエレクトリックピアノの音が入っており、レノンとマッカートニーのボーカルが左右に分かれて聞こえるなどの違いがあるほか、曲の最後にレノンの「I'd like to say thank you on behalf of the group and ourselves, I hope we passed the audition.…(グループを代表し「ありがとう」を申し上げます、オーディションに通ると良いんですが)」という締めの言葉が加えられている。
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レコーディング・リリース
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「ドント・レット・ミー・ダウン」の記事における「レコーディング・リリース」の解説
「ドント・レット・ミー・ダウン」は、1969年に行なわれたゲット・バック・セッション中にレコーディングされ、複数のテイクが存在している。1969年1月28日にレコーディングされたテイクは、同年4月に発売された『ゲット・バック』のB面曲として発売された。B面曲ながら、Billboard Hot 100で最高位35位を記録した。本作は1969年秋に発売が予定されていたアルバム『ゲット・バック』にも収録される予定となっていたが、同作は発売延期の末に未発表となった。その後フィル・スペクターによって再プロデュースされ、アルバム『レット・イット・ビー』として発売されたが、本作は未収録となった。 1969年1月30日にアップル・レコード本社の屋上で行われたビートルズ最後のライヴ「ルーフトップ・コンサート」では2回演奏され、1回目の演奏が映画『レット・イット・ビー』に収録され、2回の演奏と繋ぎ合わせた音源が2003年11月に発売された『レット・イット・ビー...ネイキッド』に収録された。2015年に発売された映像作品『1+』に収録されたミュージック・ビデオは、ルーフトップ・コンサートでのライブ映像で構成されているが、音源は『レット・イット・ビー...ネイキッド』収録テイクが使用された。 1969年1月28日のテイクは、『ヘイ・ジュード』、『ザ・ビートルズ1967年〜1970年』、『パスト・マスターズ Vol.2』、『モノ・マスターズ』などのコンピレーション・アルバムにも収録されており、1988年に公開された『イマジン』のサウンドトラック・アルバムにも収録された。
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レコーディング・リリース
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「悲しみはぶっとばせ」の記事における「レコーディング・リリース」の解説
「悲しみはぶっとばせ」のレコーディングは、1965年2月18日にEMIスタジオのスタジオ2で行なわれた。バッキング・トラックは、レノンが12弦アコースティック・ギター、マッカートニーがベース、ジョージ・ハリスンがスパニッシュ・ギター、リンゴ・スターがドラムス(ブラシを使用)という編成で録音され、トラック2にはレノンのガイド・ボーカルが収録された。 テイク9がベストテイクと判断され、レノンのリード・ボーカルが録り直された後、マッカートニーのマラカス、ハリスンの12弦アコースティック・ギター、スターのタンバリンがオーバー・ダビングされた。本作のレコーディングでは、外部ミュージシャンとしてジョン・スコットも参加しており、スコットはアルトフルートとテナーフルートのソロを演奏し、本作はこれで完成となった。ジョージ・マーティンのプロダクション・ノートによると、フルート・ソロのオーバー・ダビングは、2月20日に行なわれたとのこと。 2月20日にモノラル・ミックス、23日にステレオ・ミックスが作成され、それぞれオリジナル・アルバム『ヘルプ!』に収録された。なお、モノラル・ミックスではレノンのボーカルに僅かながらエコーがかかっており、1987年のCD化に際してマーティンによってリミックスされたステレオ・ミックスではさらにエコーがかけられている。 1996年に発売された『ザ・ビートルズ・アンソロジー2』には、テイク1、テイク2、そしてテイク5を編集した音源が収録された。この音源には、テイク1でのスタートミスやマッカートニーがグラスを割る音、「Paul's broken a glass, broken a glass, Paul's broken a glass, a glass, a glass, he's broke today.」というレノンのチャントも含まれている。
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レコーディング、リリース
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「ユー・キャント・ドゥ・ザット」の記事における「レコーディング、リリース」の解説
「ユー・キャント・ドゥ・ザット」レコーディングは、1964年2月25日にEMIスタジオで行われ、同日には「アンド・アイ・ラヴ・ハー」や「恋する二人」のレコーディングも行われた。1995年に発売された『ザ・ビートルズ・アンソロジー1』には、ガイド・ボーカルが含まれた初期のテイクが収録された。 『エド・サリヴァン・ショー』への出演のためにニューヨークに滞在していたときに、ハリスンに対してリッケンバッカー・360/12(1964年製)が贈られ、本作のレコーディングではこの1964年製のギターが使用された。 本作は、1964年3月16日にアメリカで、同月20日にイギリスで、4月5日に日本で発売されたシングル盤『キャント・バイ・ミー・ラヴ』のB面に収録された。その後イギリスで発売されたオリジナル・アルバム『ハード・デイズ・ナイト』、アメリカで発売された『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』に収録され、解散後に発売されたコンピレーション・アルバム『ロックン・ロール・ミュージック』にも収録された。 1964年にBBCラジオで演奏されており、2013年に発売された『オン・エア〜ライヴ・アット・ザ・BBC Vol.2』には1964年7月16日に放送された『Top Gear』での音源が収録された。また、2016年に発売された『ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』には、ボーナス・トラックとして1965年8月23日のハリウッド・ボウル公演でのライブ音源が収録された。 1964年5月22日にジョージ・マーティンがテイク9にピアノをオーバー・ダビングし、アルバムバージョンとして発表することが予定されていたが、最終的に未発表となった。
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