ナシフグ

難読語辞典

梨河豚

読み方：ナシフグ（ｎａｓｈｉｆｕｇｕ）

フグ科の海水魚

デジタルお魚図鑑

ナシフグ

学名：Takifugu vermicularis 英名：Pear puffer 地方名：ガンバ、マガンバ、ナゴヤ、マル、ポッキン、スナフグ　 脊椎動物門−硬骨魚綱−フグ目−フグ科 ※出典：長崎県水産部ホームページ 特徴 ショウサイフグによく似るが、ナシフグには胸びれの上の方に菊の花のような暗色の斑紋があることから区別できる。砂底に生息しており、エビ・カニ類、二枚貝、クモヒトデ類などを食べる。４〜６月が産卵期で、沿岸の河口付近で卵を産み、その卵は１３０時間ほどで孵化する。産卵を終えた親魚はやや深めの沖合いに戻っていく。卵巣や内臓・皮は強い毒をもち、肉もやや弱めの毒をもつことがあるが、ほとんど無害と考えてよい程度のものである。肉質はよく、干物にしたり、フグ料理に用いられる。１２〜１月に漁獲量が多い。 分布：瀬戸内海〜九州西岸、東シナ海、黄海 大きさ：20cm 漁法：底引き網 食べ方：干物、フグ料理

クサフグ

学名：Takifugu niphobles 英名：Grass puffer 地方名：カンバ、ナシフグ　 脊椎動物門−硬骨魚綱−フグ目−フグ科 ※出典：長崎県水産部ホームページ 著作権：仲谷　一宏 特徴 水深５０ｍ以浅の内湾の岩礁域・砂礫底・藻場などにすむ。河口に入ることもある。日本で最も普通に見られる小さめのフグである。ショウサイフグとマフグによく似ているが腹と背の部分に小さなとげがあること、背に白い斑点が散らばっていることから区別することができる。初夏が産卵期で、新月と満月の干潮時に集団で波打ち際に押し寄せて産卵する。筋肉と精巣は弱毒で、肝臓、卵巣、腸は猛毒である。よく見かける種であるが食用としない。 分布：青森以南の日本各地 大きさ：25cm 漁法：　 食べ方：

動物名辞典

梨河豚

読み方：ナシフグ（ｎａｓｈｉｆｕｇｕ）

フグ科の海水魚

学名 Takifugu radiatus

ウィキペディア

ナシフグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/11/08 02:15 UTC 版)

ナシフグ（梨河豚）Takifugu vermicularis はフグ科に属する魚類。