デスクトップミュージックとは? わかりやすく解説

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デスクトップ‐ミュージック【desktop music】

読み方:ですくとっぷみゅーじっく

ディー‐ティー‐エムDTM


デスクトップミュージック

フルスペル:DeskTop Music
【英】DTM

デスクトップミュージックとは、パソコン用いて作曲編曲演奏を行うことである。あるいは、そのように編曲演奏を行うためのソフトウェアのことである。

デスクトップミュージックには、主にMIDI音源、ならにびシーケンサー呼ばれるソフトウェア用いられるMIDIとは電子楽器パソコン接続して楽曲データやりとりする装置であり、シーケンサーとはシンセサイザーなどの電子楽器自動演奏制御する機器ソフトウェアである。これを用いて自宅居ながら音色作成テンポ旋律インプット、曲の形成、そして再生、などを行うことができる。

デスクトップミュージック(DTM)はデスクトップパブリッシングDTP)のもじりであるとされ、パソコン上の環境音楽作成現場実現できることを表現する名称である。DTM登場するまでは、作曲編集は、大掛かりな機材などを利用して行っていた。そのような一連の大規模システムや、あるいは現在のハイクラスDTM環境指してデジタルオーディオワークステーションDAW)と呼んでいる。

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デスクトップミュージック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/08 09:05 UTC 版)

デスクトップミュージック和製英語: Desktop Music 、略称:DTM)はパソコンを利用して楽曲制作をおこなう音楽制作手法の総称である。一般的にパソコン上のミュージックシーケンサーで楽曲を制作し、音源モジュールソフトウェア・シンセサイザーで発音・演奏する。


注釈

  1. ^ シーケンサーソフトとも呼ぶ。

出典

  1. ^ 鈴木寛 (1990-1992). “音楽教育とDTM”. ミュージックトレード. ミュージックトレード. 2021年4月21日閲覧。
  2. ^ コンピュータ音楽”. Artwords. 大日本印刷. 2021年4月21日閲覧。
  3. ^ 今さらですが、DAWとはなんですか? サンレコ編集長に直撃(1)”. サンレコ. リットーミュージック (2020年7月30日). 2021年4月21日閲覧。
  4. ^ 今さらですが、DTMとはなんですか? サンレコ編集長に直撃(2)”. サンレコ. リットーミュージック (2020年8月21日). 2021年4月21日閲覧。



デスクトップミュージック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/27 22:47 UTC 版)

8ビットパソコン」の記事における「デスクトップミュージック」の解説

この時代8ビットパソコン多くは、特に初期においては搭載されていた音源貧弱であったことから、一部テクノアーティストなどが自らの作品一部に独特のピコピコ音などを取り入れることはあったものの、それはエキセントリックな行為として認識されるほど特異なケースであり、プロユースの世界で広く音源として扱われることは無かった中期以降MIDIインタフェースーを拡張して本格的なDTM環境構築することも可能であり、パソコンを(音源としてではなくシーケンサーコンポーザーとして応用するアーティストマニアは特別珍くもなく、これらの環境は後にDTM環境として発展してゆくことになる。 一般ユーザー利用状況としては、当初はやはり単音から3和音程度矩形波三角波を扱うことがせいぜいといったものであり、一部には現在のDTM環境ルーツと言えなくもない原始的なアプリケーション存在していたが、多くBASICインタプリターからこれらを操作して童謡やクラシック、テレビ番組耳慣れBGMなどを鳴らして楽しむ程度であった中期以降に(主にゲーム用の音源として)FM音源搭載されることにより表現力増したことから、既存楽曲入力したり、出来のよいゲーム音楽再現したりしたプログラムリストがパソコン誌上などを賑わせたが、オリジナル楽曲出来競うよりも既存の(有名な楽曲をよりよく再現できた作品の方が読者評価が高いなど、創作性よりも再現性比重置かれることが多くクリエイティビティーとは縁遠い、独特の世界であったと言える。 またこれらはいずれBASICインタプリターMMLMusic Macro Language)といったこの時代固有の表現依存した媒体であったため、後にDTMへと繋がったMIDI系の文化とは対照的に、現在ではほぼ全て廃れている(一部携帯電話用の着メロデータの記述に、MMLから派生した言語採用されている例が存在する)。

※この「デスクトップミュージック」の解説は、「8ビットパソコン」の解説の一部です。
「デスクトップミュージック」を含む「8ビットパソコン」の記事については、「8ビットパソコン」の概要を参照ください。

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