ダンジョンについて
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 15:04 UTC 版)
前述した通り、n×m(n,mは任意の数)の複数の部屋で構成され、入るたびにスタート位置、ボス位置がランダムに変わる。デフォルトで「N」キーを押せば全体表示になるが、今いる部屋と今まで通った部屋しか表示されない(1度ダンジョンから出ると表示されなくなる)。ボス部屋以外は、前述にもあったようにその部屋のmobを全滅させないと別の部屋には行けないようになっている。HPが0になると倒れてしまい、コンティニューコイン(後述参照を)使わないとそのダンジョンの探索を続けられなくなる。復活をしなかった場合、街に戻され、スタミナが減ってしまう。ボス部屋ではボスmobを倒してクリアしてもほかの部屋には行けず、街に戻るか、もう1度同じダンジョンにはいるか、ほかのダンジョンに入ることになる(疲労度が0のPCがいる場合、「街に戻る」しか選択できない)。 それぞれの部屋にある木や樽などのオブジェクトを攻撃すると、回復アイテムなどを落とすことがあり、敵が出てくるオブジェクトも存在する。 まれに、オブジェクトを攻撃すると妖精が出てくることがあり、触れればHP回復や一定時間ハイパーアーマー付与などの効果が得られる(一度妖精に触れるとその妖精は消える)。 初めて入るダンジョンでは難易度を選択できない(パーティでの入場は例外で、リーダーの選択できるダンジョンは選択できる)。特定の条件を満たすことで、ダンジョン入場時に難易度を選択できるようになる。また、特定のクエストを受諾する、クリアすることで出現するダンジョンも存在する。 また、「ダンジョン練習モード」が日本における2nd Impactアップデートにおいて追加され、経験値が入らない、疲労度が消費しないなどの特殊な環境でダンジョン攻略の練習ができるようになった。 難易度の選択条件レベル毎に最高難易度が違い、序盤のダンジョンでマスターやキング、スレイヤーは登場しない。 ノーマル 入ったダンジョンが一度もクリアしたこともない場合で、そのダンジョンをクリアすると出現する。もっとも簡単な難易度。 エキスパート 一度ダンジョンをクリアすれば入場できるようになる。ノーマルよりも難しい。 マスター 一度クリアしたダンジョンのエキスパートを、クリア時にSランク以上でクリアする。エキスパートよりも難しい。 キング 難関難易度。ある一定のレベル以降のダンジョンのみ追加されており、敵もかなり強力になっている。出現条件はクリア時ランクSSSであり被ダメージ10以下である。 スレイヤー 現状のダンジョンでの最難関難易度。とてつもなく敵が強く、並大抵の装備では簡単に返り討ちに合う事も。 特殊ダンジョン Act6アップデートにて実装された特殊なダンジョン。ウェストコーストから進入できる「亡者の峡谷」エリアに存在する。「死亡の塔」、「迷妄の塔」、「無限の祭壇」の3つのダンジョンが存在し、以下に共通部分、各々の塔の違いを述べる。 死亡の塔、迷妄の塔の共通部分について 疲労度を消費せず、「死神の招待状」というアイテムを入場1回につき1枚消費してダンジョンに進入する。死神の招待状は最大で3枚持つことができ、毎朝6時に3枚になるように各PCに配布される。敵は一般モンスターの他、APC(人工知能を搭載したPC)がいる。倒せば勝ち点と経験値が得られ、APCは基本的にPCと同じだが、別の職業のスキルを習得したAPCや、PCの持つスキルの効果を大幅に増幅したスキルを習得しているAPCも存在する。戦闘形式は1マップによる戦闘で、フロアの敵を全滅させれば次のフロアに自動的に登れる。敵を全滅させるとHP・MPが一定量回復し、早く全滅させるほど回復量が大きくなる。塔内では決闘のように能力値に補正がかかり、武器の強化値は+10に一律統一され、防具・アクセサリーの強化値は+0に一律統一される。難易度はPTの人数により自動で決定され、1人だとノーマル、2人だとエキスパートロード、3人だとマスターロード、4人だとキングスロードになる。最上階をクリアするか、途中でパーティ全員のHPが0になると戦闘終了となり、リザルト画面で経験値とアイテムを獲得できる。倒れた時にコンティニューコインは使用することができない。オリジンにて、死亡の塔と迷妄の塔は廃止となった。 死亡の塔 全45フロアが存在する。この塔内では通常のアイテム・無色キューブのかけら(後述)を使うことができず、塔内の敵が落とすアイテムやキューブのかけらのみ使うことができる。 迷妄の塔 全25フロアが存在する。この塔内では通常のアイテム・無色キューブのかけらを使うことができる。敵からのアイテムドロップは一切ないものの、死亡の塔より容易にクリアできるようになっている。 無限の祭壇 日本において、2010年9月29日のアップデートで追加されたダンジョン。レベル40から入場することが出来、入場にはゴールドを支払う必要がある。 また、入場するたびに支払うゴールドが増加するが、毎朝6時にリセットされる。死亡の塔、迷妄の塔同様に難易度はPTの数で決定され、ステータスもレベル60準拠に統一されるが、コンティニューコインは使用でき、迷妄の塔のように通常のアイテムも使用できる。 ラウンドという概念があり、1ラウンドにつき一定数のモンスターが登場し、それを全滅させると次のラウンドに移行する。 これを4回繰り返すと、そのモンスター群のボスクラスのモンスターが登場するラウンドに突入し、全滅させれば次のマップに移動できる。 1マップにつき5ラウンド、祭壇は3マップあるので合計15ラウンドを戦うことになる。 1、2マップ目のモンスター群はランダム(蜘蛛系、ドラゴン系など)、3マップ目のモンスター群は固定(アンデッド系)。 3マップ目の5ラウンド目に登場するボスモンスターを倒せば無限の祭壇はクリアとなる。 モンスターを倒すと経験値は手に入らないが(無限の祭壇クリア時に経験値が入る)、かわりにブラッドポイント(以下BPと表記)と呼ばれるポイントを 獲得でき、BPを消費して画面右に表示されたHP回復、ステータスアップのバフを購入できる。購入したバフは無限の祭壇のみで適用され、ダンジョンから出ると効果がなくなる。また、BPはラウンドクリアでも獲得できる。 また、「悪魔の誘惑」システムも存在し、抽選で莫大なゲーム内通貨を得られる。無限の祭壇に1回でも入場すれば抽選の対象になり、毎週月曜日に、当選者に莫大なゲーム内通貨がゲーム内郵便で贈られる。抽選から外れたPCにはランダムでアイテムが手に入る。 「悪魔の小さなプレゼント」なるものが贈られる。祭壇に入場した回数が多いほど、当選確率が高くなる。 異界ダンジョン 2009年5月13日のアップデートにて実装されたダンジョン。アルフライラに入り口が追加され、「次元の亀裂」エリアに存在する。 各ダンジョンは1日に入場できる数がそれぞれ決まっており(毎朝6時にリセットされる)、70レベル以上でなければ入場できない、3人以上のパーティでないと入場できないという制限事項がある。また、「抗魔値」というステータスも追加され、難易度毎に、その水準という形で抗魔値が設定されていて、それを上回るか下回るかでダンジョン内のステータスに影響を及ぼす。クロニクル装備と呼ばれる特殊な装備に抗魔値が設定されており、装備の部位により値が違ってくる。
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