グルタチオンとは? わかりやすく解説

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グルタチオン


グルタチオン【glutathione】

読み方:ぐるたちおん

ペプチドの一。グルタミン酸・システイン・グリシンの三つアミノ酸結合したもの。無色結晶酵母動物肝臓筋肉などに広く分布し生体内酸化・還元反応重要な役割を果たす


グルタチオン

分子式C10H17N3O6S
その他の名称グルタチオン、Glutathione、エスタチオン、ビオサイン、パナロン、アトモラン、デルタチオン、Plentamin、レダチオン、プレンタミン、ヒドラチオン、Hydrathion、Biosain、Atomolan、グルチナール、Tathion、Grutinal、Estathione、Agifutol S、グルタチン、Glutide、Glutathin、Panaron、Deltathion、アギフトールS、グルタイド、タチオン、コプレン、イセチオン、グルチド、グルタチオール、グルタチオンSH、Neuthion、Triptide、Isethion、GSH、Glutinal、Glutatione、Glutatiol、Glutathion-SH、Glutathion、Deltathione、Copren、トリプチド、ノイチオン、N-[N-(L-γ-Glutamyl)-L-cysteinyl]glycine、N-(L-γ-Glutamyl-cysteinyl)glycine、N-(N-L-γ-Glutamyl-L-cysteinyl)glycine還元型グルタチオン、Reduced glutathione、グルタチオン(還元型)、Glutathione(reduced type)、N-[(4S)-4-Amino-5-oxo-5-hydroxypentanoyl]-L-Cys-Gly-OH、グルタチオンT、ランデールチオンS、Landelution S、Glutathione T
体系名:γGlu-L-Cys-Gly-OH、N-(N-L-γ-グルタミル-L-システイニル)グリシン、N-[N-(L-γ-グルタミル)-L-システイニル]グリシン、N-(L-γ-グルタミル-L-システイニル)グリシン、L-γGlu-L-Cys-Gly-OH、γGlu-Cys-Gly-OH、N-[(4S)-4-アミノ-5-オキソ-5-ヒドロキシペンタノイル]-L-Cys-Gly-OH


グルタチオン

グルタミン酸の側鎖カルボン酸にシステイン-グリシンN末端アミド結合したトリペプチド

グルタチオンは細胞内多く役割をもつ。

名前glutathione
グルタチオン

オキシグルタチオン

酸化されたグルタチオン2量体酸化の際にシステイン側鎖チオール基間でジスルフィド結合形成される

名前oxyglutathione
グルタチオン

酸化還元反応

グルタチオン オキシグルタチオン
GSH GSSG
グルタチオン
グルタチオン

略語として、グルタチオンのG、システイン側鎖チオール基SHあわせてGSHと書場合がある。酸化されたオキシグルタチオンはジスルフィド結合した2量体となるのでGSSGと書く。

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グルタチオン

【仮名】ぐるたちおん
原文glutathione

動植物組織含まれる物質で、細胞内多く機能をもつ。これには、ある種酵素活性化や、有毒化合物および酸素を含む化学物質破壊がある。

グルタチオン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/25 01:26 UTC 版)

グルタチオン(Glutathione, GSH, Glutathione-SH)は、3つのアミノ酸グルタミン酸システイングリシン)から成るトリペプチドである。通常はあまり見られないシステインのアミノ基とグルタミン酸の側鎖側のカルボキシ基との間にアミド結合を有する。抗酸化物質の1つであるグルタチオンは、フリーラジカル過酸化物といった活性酸素種から細胞を保護する補助的役割を有する[2]。また、グルタチオンは硫黄部位が求核性を有し、有毒な共役受容体にアタックする。




「グルタチオン」の続きの解説一覧

グルタチオン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/09 03:31 UTC 版)

オリゴペプチド」の記事における「グルタチオン」の解説

細胞内多く役割を持つトリペプチド排泄のために薬物可溶性したり、酵素補因子となったり、タンパク質ジスルフィド結合再構成関与したり、過酸化物減少させたりする。

※この「グルタチオン」の解説は、「オリゴペプチド」の解説の一部です。
「グルタチオン」を含む「オリゴペプチド」の記事については、「オリゴペプチド」の概要を参照ください。

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