エリア5 トライストリート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 15:32 UTC 版)
「ドリフトスピリッツ」の記事における「エリア5 トライストリート」の解説
砂漠の悪魔ケヴィン 搭乗車種…WRX STI Type S (VAB) フルネームは「ケヴィン・ペルナール」。グローバルドライバー集団「リブラ」の幹部で元ラリードライバーチーム「デザートデーモン」のリーダー。前髪が後退した髪と濃い髭跡が特徴のフランス人男性。レーシングスーツを着用。 元ラリードライバーで「砂漠の悪魔」の肩書を持ち、砂漠ステージで綿密な走行コースを組み、安全策を考えず、常に見えるベストラインを見抜く実力者。油断ならない性格だが、コ・ドライバーが居ないと1分で迷う方向オンチとなり、カーナビを使いこなせない一面も。現役時代は後の妻となる女性がコ・ドライバーを務めていたが、結婚後もラリーにのめり込んだことが原因で離婚してしまった。 元ラリードライバーの一人がコ・ドライバーを務め、レッキを行ったところで主人公と対決。バトル後は主人公の実力を認め、自分たちの様な走りに飢える人間にならないことを忠告する。 勝負師リッカルド 搭乗車種…Gallardo LP560-4 フルネームは「リッカルド・モレッティ」。グローバルドライバー集団「リブラ」の幹部で元耐久レーサーチーム「ギャンブルライフ」のリーダー。赤色の短髪が特徴のイタリア人男性。 攻撃的で度胸を据え、命を惜しまずに「賭け」で死線を越えてきた元サーキットレーサー。レースチームのオーダーも無視し、相手の車に接触しようが自分の車が壊れそうでも勝利を掴むためなら平然としている。それでも走りに対しては純粋で高潔である。引退後もスリルと走りへの渇望が収まらず、公道レースでの文化財破壊や自動車窃盗で幾度も逮捕された。 アビゲイルのRK Coupeを盗み、オクティ社のドライバーにビッグゲームを仕掛けて追跡してきたクロエに主人公への忠告を伝え、仲間の車に乗り換えてその場から去る。正攻法で立ち向かわずに主人公の車を盗む作戦に出るが、盗んだ車が奈美子考案のケミック社とオクティ社が制作したレプリカだった上にGPSが取り付けられていたため失敗に終わり、真っ向から主人公と決着を付けることになる。バトル後は主人公と解り合い、再戦の約束を交わした。 幸運の女神レベッカ 搭乗車種…Mustang GT FASTBACK フルネームは「レベッカ・クロウ」。グローバルドライバー集団「リブラ」の幹部で元オーバルレーサーチーム「ゴッデス・ブレス」のリーダー。センター分けのロングヘアーが特徴の女性。薄着でインディアン系アクセサリーを身に着けている。ギャル口調で話す。 元オーバルレーサーで女性ながらデビュー戦でポールポジション獲得を初め、数々の記録を樹立し、「幸運の女神」と称されたが、1年前のレースでの大事故がきっかけで全盛期の走りを掴めず、むしろ「死と隣り合わせ」という刺激を求めるようになり、無謀なドライビングを行ったことでチームを解雇されて引退。 二大企業が和解しては自分の居場所を失うと考え、リブラ存続のため、チーム総出で主人公にバトルを仕掛ける。現役時代のファンであったオリビアが彼女たちが失った「純粋に走る楽しさ」を取り戻すために応援に回ったことでこれまでの状況が変化、周囲のお祭りムードを見てバトル本来の楽しみを思い出し、純粋な形で主人公と対決。バトル後はサマンサとの関係について明かす。 北の伝説チェイス 搭乗車種…LFA (LFA10) フルネームは「チェイス・クロウ」。グローバルドライバー集団「リブラ」の代表。長い白髪が特徴の壮年の男性。フードを被り、インディアン系アクセサリーを身につけている。 レベッカの父親でデトロイトで小さな部品工場を経営していた。サマンサの父オスカーとは古くからの友人であり、オスカーを死なせてしまった原因を作ったと考え、罪滅ぼしのためにサマンサを引き取った。 サマンサの願いを守り、リブラ継続のために自身が選抜した元プロレーサーのチーム総出で主人公と奈美子にバトルを仕掛ける。その途中でリチャードとウーゴから二大企業へリブラの合流について提案を持ちかけられるが、リブラの性質及びオスカーの二の舞になることを理由に否定的だったが、主人公の連勝を見ていくうちに考えを改め、レースのルール「速い者こそ正義」に従い決着を付ける。バトル後はルールに従い、リブラ解散を告げてその場から去る。サマンサとの連絡でオスカーが彼に気にかけてくれたのは生活を助けるためでなく、彼が造ったパーツが優れていると伝え、自分を大事に見守っていたことに感謝される。 情報屋のサマンサ / リブラのサマンサ 搭乗車種…Ford GT "Heaven and Hell" フルネームは「サマンサ・ウォード」。ロングキャップを被ったブロンドロングヘアーの女性。情報屋であり二大企業からは「疫病神」と厄介払いされている。 主人公と奈美子の前に現れ、ニューヨークのストリートレース界に関わらないよう警告するも、2人の熱意を認め、現在のニューヨークの状況について語り、協力を承知する。 彼女の正体は元レーサー「オスカー・ウォード」の娘にしてグローバルドライバー集団「リブラ」の副代表で、二大企業の裏でビッグゲームを扇動していたことが発覚する。元々「リブラ」は走りに憑りつかれ、行き場を無くした元プロレーサーで編成されており、父の遺産を使い、4年かけて組織を設立。二大企業が和解することで「リブラ」の存在意義を失い、所属するドライバーやスタッフが路頭に迷うのを防ぐため、二大企業にビッグゲームを仕掛ける。 幹部のレベッカとは義理の姉関係で、父のオスカーが公道での事故で亡くなった後、父の親友であったチェイスの元で過ごしていた。レベッカによるとオスカーはレーシングチームからチェイスよりも優れた技術がある大企業への参入の提案に猛反発し、チームの重役に暴力沙汰を起こしたことで無期限出場停止処分を受け、ストレスを重ね、公道で無謀な走りを続けていくうちに事故死したと明かしている。 リブラ解散後は二大企業の合併式典に出席し、2社の技術を結集して製作された新チューンドカー「ヘブンアンドヘル」に搭乗、エキシビジョンマッチで主人公と対戦するが、未だリブラと父への未練が残り、再びニューヨークを混沌した状態に戻すためにルートから外れて海に沈めようとするが、主人公の決死の覚悟で阻まれる。この騒動から一週間後、チェイスの家で引きこもっていたが、主人公と奈美子が帰国した二日後、チェイスから日本にて二大企業が設立した団体主催でレースイベントを開催すると伝えられ、唯一の親友でもある奈美子との再会を勧められ、日本に行くことを考える。
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