その他各線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/16 04:39 UTC 版)
「1972年3月15日国鉄ダイヤ改正」の記事における「その他各線」の解説
北陸本線では特急の増発が図られ、大阪駅からの「雷鳥」が5往復から7往復に、名古屋駅からの「しらさぎ」が3往復から4往復に増発された。 東北系統でも特急列車の増発が図られ、上野駅 - 盛岡駅間の「やまびこ」が2往復、上野駅 - 仙台駅間の「ひばり」が2往復、上野駅 - 青森駅間の「ゆうづる」が2往復、上野駅 - 山形駅間の「やまばと」が1往復、上野駅 - 新潟駅間の「とき」が1往復増発された。上野駅 - 青森駅間を常磐線経由で結ぶ昼行特急「みちのく」1往復(昼行急行「十和田」から格上げ)、上野駅 - 金沢駅間を信越本線経由で結ぶ昼行特急「白山」1往復(急行列車から格上げ)、仙台駅 - 秋田駅間を北上線経由で結ぶ「あおば」1往復(季節列車から格上げ)も新設された。 また、東海道本線・山陽本線における東海地区の静岡駅 - 浜松駅間・豊橋駅 - 大垣駅間、京阪神地区の草津駅 - 姫路駅間、山陽地区の岡山駅 - 三原駅間・広島駅 - 岩国駅間、さらに阪和線や鹿児島本線の小倉駅 - 博多駅間、函館本線の小樽駅 - 岩見沢駅間では、快速が毎時1本以上運転されるようになった。阪和線には、阪和電気鉄道時代の超特急と並ぶ所要時間の「新快速」も設定された。 「効率化」を目的に長距離普通列車は大幅に削減され、上野駅 - 秋田駅間・青森駅 - 上野駅間・京都駅 - 下関駅(山陰本線経由)間を結んでいた長距離普通列車が廃止(おもに夜行区間)、もしくは系統分割された。東海道本線でも東京駅 - 米原駅・大垣駅間の昼行普通列車が廃止され、夜行列車(いわゆる「大垣夜行」)をのぞけば東京駅を発着する普通列車は浜松駅が最遠の行き先となった。 表 話 編 歴 日本国有鉄道・JRグループ ダイヤ改正国鉄 1872年-1907年 1908年-1945年(1934.12.1 - 1942.11.15) 1946年-1960年(1948.7.1 - 1949.9.15 - 1950.10.1 - 1956.11.19) 1961年-1975年(1961.10.1「サンロクトオ」 - 1964.10.1 - 1965.10.1・11.1 - 1968.10.1「ヨンサントオ」 - 1972.3.15 - 1975.3.10) 1976年-1987年(1978.10.2「ゴーサントオ」 - 1980.10.1 - 1982.11.15 - 1984.2.1 - 1985.3.14 - 1986.11.1「国鉄最後の白紙ダイヤ改正」) JR 1980年代・1990年代(1988.3.13・4.10「一本列島」) 2000年代 2010年代
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