さ・ける【裂ける/割ける】
さ・ける【避ける】
読み方:さける
1 それとかかわることで不都合や不利益が生じると予測される人や事物から離れるようにする。また、そのような人や事物に近づかないようにする。「あの人は—・けたほうがよい」「反抗期で父親を—・ける」「都会の騒音を—・けて暮らす」「—・けて通れない問題」「ラッシュ時を—・けて出勤する」「人目を—・けて会う」
2 不都合や不利益をもたらすような言動をしないようにする。差し控える。「コメントを—・ける」「どぎつい表現は—・けたほうがよい」「武力衝突は—・けたい」
3 よける。「飛び出してきた自転車を—・けきれずに衝突する」
[用法] さける・よける——「走ってくる車をさけよう(よけよう)としてころんだ」「水たまりをさけて(よけて)歩く」など、自分に害を与えるものや好ましくないものから意識的に離れることを表す場合、相通じて用いられる。◇「さける」は「人目をさけて暮らす」「視線をさける」「明言をさける」など、抽象的なものが対象の場合にも用いる。この場合「よける」は使わない。◇「よける」は「落石をよけて事なきを得た」「相手のパンチをよけそこなう」のように、わきへ寄る、身をかわすなどの具体的な動作に重点がある。
裂
さける
嘂
嘂 |
|
坼
擋
爆
爆 |
迂
避
避 |
「さける」の例文・使い方・用例・文例
- 事故をさけるために電車は急停車することがあります。
- 猫をさけるためバスは道をそれてドライバーは「危ういところだったな」といった。
- ジムは怒りを抑えて争いをさけることができた。
- 昔,貴婦人が外出時に,人目をさけるため頭からかぶった衣服
- 昔,貴婦人が人目をさけるため頭からかぶった衣服
- 落雷をさけるためのまじない
- 人目をさけること
- 日光をさけるための傘
- 不吉をさけるための宮売という祭り
- 雨や風などをさけるために,建物の上につけたおおい
- 風雨をさけるために幕を支柱に立てて作った小屋
- 向かってくるものにぶつからないように,体の向きを変えてさける
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