うらみとは? わかりやすく解説

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裏見

読み方:うらみ

の頭を左、腹を奥にした時の見え部分のこと。皿に盛り付ける時に見えない部分

うらみ【恨み/怨み/憾み】

読み方:うらみ

他からの仕打ち不満に思って憤り憎む気持ち怨恨(えんこん)。「あいつには—がある」「—を晴らす

憾み)他と比べて不満に思われる点。もの足りなく感じること。「技巧走りすぎた—がある」

残念に思う気持ち心残り未練。「—の」「あの結果を—に思う」

悲しみ嘆き

「行く者の悲しみ、残る者の—」〈奥の細道


うら‐み【浦×廻/浦回】

読み方:うらみ

《「み」は動詞「み(廻)る」の連用形から。曲がりめぐること、また、そのようになっている地形

舟で浦を漕ぎ巡っていくこと。

藤波仮廬(かりほ)に造り—する人とは知らに海人(あま)とか見らむ」〈・四二〇二〉

海岸湾曲した所。うらわ。うらま。

大和路の島の—に寄す波間(あひだ)もなけむ我(あ)が恋ひまくは」〈・五五一


うら‐み【浦見】

読み方:うらみ

海辺眺めること。和歌で、多く恨み」に掛けて用いる。

浜千鳥跡のとまりを尋ぬとて行くへもしらぬ—をやせむ」〈かげろふ・上〉


恨み、怨み

読み方:うらみ

マ行五段活用動詞「恨む」「怨む」の連用形である「恨み」「怨み」、あるいは連用形名詞化したもの


恨み

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浦見

名字 読み方
浦見うらみ
名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

浦見

読み方
浦見うらみ

怨み

(うらみ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/15 04:45 UTC 版)

怨み(読み: うらみ、うらめしみ、表記揺れ: 恨み憾み)は、他者からの仕打ちに対して不満と思い、憤って憎む気持ちのことを指す[1]。また、心残りや悲しみなどを指すこともある[2]。「怨み」(うらめしみ)という言葉は、形容詞「うらめしい」の語幹に、連用修飾語の「み」をつけたものが語源となっている[3]怨念(おんねん)、怨恨(えんこん)、私怨(しえん)ともいう[2]。古来は、怨みや憎しみを持った人の生霊や、非業の最期を遂げた人の霊などが怨霊になると考えられていた[4]


  1. ^ 恨み/怨み/憾み(うらみ)の意味 - goo国語辞書”. goo辞書. 2021年8月17日閲覧。
  2. ^ a b デジタル大辞泉. “恨みとは”. コトバンク. 2021年8月17日閲覧。
  3. ^ 日本国語大辞典, 精選版. “恨み・怨みとは”. コトバンク. 2021年8月17日閲覧。
  4. ^ 日本国語大辞典,デジタル大辞泉,世界大百科事典内言及, 日本大百科全書(ニッポニカ),ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,精選版. “怨霊とは”. コトバンク. 2021年8月17日閲覧。
  5. ^ 故事成語を知る辞典. “怨み骨髄に入るとは”. コトバンク. 2021年8月17日閲覧。
  6. ^ 日本国語大辞典,デジタル大辞泉, 精選版. “睚眥の怨みとは”. コトバンク. 2021年8月17日閲覧。
  7. ^ 故事成語を知る辞典. “徳を以て怨みを報ずとは”. コトバンク. 2021年8月17日閲覧。
  8. ^ 故事成語を知る辞典. “怨みに報いるに徳を以てすとは”. コトバンク. 2021年8月17日閲覧。
  9. ^ デジタル大辞泉. “身自ら厚くして薄く人を責むれば則ち怨みに遠ざかるとは”. コトバンク. 2021年8月17日閲覧。


「怨み」の続きの解説一覧

うらみ

出典:『Wiktionary』 (2021/10/14 13:23 UTC 版)

発音

名詞

うらみみ、み】

  1. 恨むこと。また、その怨恨
  2. 憾み残念に思う点。

動詞

うらみ

  1. うらむ」の連用形

名詞:恨み

うらみみ、み】

  1. うらむこと。怨恨
  2. 未練
  3. なげき。かなしみ。

発音

三拍名詞四類(?)

名詞:浦廻

うらみ・浦

  1. (地形)

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