WarRock
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/22 03:12 UTC 版)
登場兵器
マップによって出現する兵器と、初期位置が決まっている。兵器は一定以上のダメージを受けると爆発する。
非装甲車両
- CR125_MOTOR_CYCLE
- 1人乗りのバイク。高速での移動およびジャンプが可能。ほとんどの中・大規模兵器戦闘マップに用意されている。
- ハンヴィー M2/ハンヴィー BGM-71 TOW
- 3人乗りの車両。上部にM2重機関銃が備え付けられているタイプと、M2重機関銃座に防盾が付いているもの、TOW対戦車ミサイル砲塔を備えた3タイプが登場。耐久力はないが、機動性が高い。TOWは、実際の性能とはかけ離れた低威力で、誘導機能を持たず、放物線状の軌跡を残しながら飛翔する。なお、3番席(M2重機関銃・TOW対戦車ミサイルが装着されている座席)は体が外に露出しているので、スナイパーに狙い撃ちされることが多いので注意。また、1・2番席は普通のスナイパーライフルでは攻撃できないが、対物ライフルで窓ガラスを貫通して攻撃されるので注意が必要。TOW実装当時のバグで、一部の兵器に対してロックオンすることができたが、現在では修正されている。
- ハンヴィー アベンジャー
- ハンヴィーにアベンジャーシステムを搭載した地対空車両。M2重機関銃の他、Shiftキーを押すと、画面内の敵航空兵器のロックオンを開始し、完了するとFIM-92 スティンガーを発射することができる。スティンガーは最大4連射されるがダメージが低く、あまり防空能力があるとは言えない。3種実装されているハンヴィーのうち唯一3番席が露出していないが、窓ガラス越しに操縦士の姿は見えるため、対物ライフルから攻撃を受けることがある。元がハンヴィーなので、耐久力はないが機動性が高い。
- 60TRUCK_C
- 8人も乗せることができる輸送用トラック。装甲は薄いものの、移動速度はかなりある。3-8番席は体力の回復と弾薬の補給が可能。以前は重火器兵の地雷を3個受けても耐えられたが、アップデートにより壊れるようになるほど耐久力は落ちた。
- DPV
- 重火器を搭載した四輪バギー。日本版に2009年5月28日に実装された。最大3人乗れる。武装として、Mk.19 グレネードランチャー(2番席)とM2重機関銃(3番席)を搭載しているが、最大仰角が低いため遠距離の攻撃には不向き。搭乗者の身体が露出するため、歩兵からの銃撃を受けるリスクがある。
- ATV-C
- 1人乗りの四輪バギー。武装・装甲が無いうえ、速度が非常に遅い。だが、地雷を3個受けても耐えられるほどの耐久力がある。
装甲車両
- K1A1
- 操縦士兼砲手である1番席と、2門の外部機銃を備える戦車。高い防御力と強力な主砲を装備し、大規模戦闘では主力兵器となるが、移動速度が遅く、対戦車兵器に狙われやすい。2・3番座席は体が外に露出しているので狙撃手に狙われやすい。戦車の中では、最も多く配置されている。
- ルクレール
- 主座席と外部に体を露出させないリモコン機銃の2番席を持つ戦車。全地上兵器中最も高い火力を持つとされるが、戦車同士の砲撃戦で体感できるほどの差がない。移動速度が遅め。K1A1と比べ、背が高く幅が小さいので、閉所戦闘では有利。
- レオパルト2A6
- 360度旋回可能な2番席銃座を持つ戦車。車高が低く、マップ地形と相性が悪いため座礁しやすい。コンクエストモードに登場する戦車3種の中では最速だが、加速力と挙動に多少の癖があり、乗りこなすには慣れが必要。
- メルカバ Mk.4
- 席が5つもある戦車。その内、4・5番席には武装が施されていない。実際の戦車のように射撃と操縦が分離しているため、協調が必要。Shiftキーで利用できるターボを備えており、後退にも利用可能。ロックオン式のミサイル「LAHAT」も備えており、LAHATはヘリにも撃てる。LAHATはジャベリンのような軌道のため、命中率は高い。
- M1A2 エイブラムス
- 日本版では2009年8月に実装された。移動速度・砲塔旋回速度が非常に高い。
- 90式戦車
- 日本版では2009年8月に実装された。堅牢な防御力と高い攻撃力を誇る。
- M551シェリダン
- 2人乗りの空挺戦車。1番席にはM81 ガンランチャーおよびM73機関銃を搭載し、2番席にはM2重機関銃を搭載している。
- ヴィーゼル
- 高い機動力と、威力の高いRh202機関砲を備えている。しかし、機関砲は前方180度しか旋回できない。対戦車兵器に狙われると弱いが、異常に対兵器攻撃力が高く、主力戦車との戦闘では後ろを取られない限り撃破できる。
- ルクス
- 地上でも海上でも移動ができる水陸両用装甲車。メインのRh202機関砲は、特に航空兵器に対して強力で機動性も中程度だが、砲身のオーバーヒートが早い。耐久力は中程度。立ち回り次第で戦車相手に互角の戦いもできるが、機関砲の位置が高く、近距離の歩兵に対する攻撃が困難となっている。
- K200
- 6人乗りの装甲兵員輸送車。利用法次第でトラックのような臨時拠点を作れる。2番席の防盾は気持ち程度しか防御効果はないので注意。また、銃座の位置が高いので、敵の歩兵が車体側面に張り付く形で隠れると攻撃ができない。武装は2番席にのみ、M2重機関銃を搭載している。
- M2A1
- 5人乗りの歩兵戦闘車。1番席にM242 25mm機関砲およびBGM-71 TOW対戦車ミサイルを搭載している。
- ゲパルト
- 360度旋回できるエリコンKDA 35mm機関砲を2門装備する自走式対空砲。対空戦闘能力は高く、対地上兵器攻撃も多少こなせるが、仰角が高いため対人直射攻撃には向かない。耐久力は中程度。砲塔は全周回転するが、仰角に限界があり、砲塔直上が死角。自走式対空砲とはいえ、1発のダメージがさほど大きくないことから、航空兵器を撃墜するのは難しい。
- 天馬
- Shiftキーを押しながら航空兵器をロックオンし、対空ミサイルを0.5秒間隔、8連装で発射できる対空車両。機動性・耐久性共に中程度。ゲパルトと同様に砲塔は全周回転可能だが、仰角に限界があり、砲塔直上が死角。比較的遠距離からロックオンできるため、エリコンKDA 35mm機関砲を装備したゲパルトよりも航空兵器を撃墜しやすい。対地攻撃能力はゼロに等しく、戦車や重火器兵の攻撃から車体を守る術はない。
- M109A6 パラディン
- 日本版では2009年8月に実装された。砲弾は放物線を描くため、物陰に隠れながら攻撃することができるが、ある程度の慣れが必要。反面、移動速度と砲塔旋回速度が遅く、敵戦車に接近されたらすぐに壊されるので、注意が必要である。
- AAV-7A1
- 日本版では2012年7月31日に実装された、水陸両用装甲車。武装はMk.19 グレネードランチャーとM2重機関銃。
航空機
- CH-47 チヌーク
- 8人まで搭乗可能な大型輸送ヘリ。武装は、3番席にドアガンとして備わっているM60機関銃のみ。スティンガー10発、ヘルファイア8発を受けても破壊されないほどの耐久力を持ち、パラシュート降下による襲撃が可能(2-8番席のみパラシュート利用可能)。しかし、低高度ではパラシュート降下はできず、落下死する場合がある。大型ヘリのため、機動は鈍重。
- UH-60 ブラックホーク
- 無誘導のヘルファイア対戦車ミサイル装備型(UH-60 ミサイル)と、対地攻撃用のドアガンとしてM134 ミニガンを3・4番席にそれぞれ1丁ずつ装備したタイプ(UH-60 ミニガン)がある。機動性はやや低いが、対地攻撃力は強力。耐久力は中程度。UH-60 ミサイル、UH-60 ミニガンともに4人乗り。ただ、UH-60 ミサイルの場合、助手席を含む3つの座席は輸送人員座席となっている。前線後方への強襲に使用できるほか、山地に偵察兵を輸送する場合にも活用できる。
- MD500
- ハイドラ70ロケット弾とM134 ミニガンを装備する攻撃ヘリ。機動力・攻撃力共に高く、バランスブレイカーな性能を誇る。ただし、装甲は薄いため、破壊されやすい。また、装甲が薄いために軽く、UH-60やAH-64Dを操縦する感じでマウスを動かすとすぐに建造物にぶつかり墜落するなど、かなり操作が難しい。
- AH-64D アパッチ・ロングボウ
- 2人乗りの攻撃ヘリ。1番席はコックピットで、スティンガー空対空ミサイルとヘルファイア対戦車ミサイルが使用可能(以前はShift長押しによるロックオン機能があったが、プレイヤーからの要望もあり、ゲームバランス調整のため廃止された。この更新によってアパッチの攻撃力は大きく低下した)。左クリックでスティンガー、右クリックでヘルファイアが発射できる。2番席はM230 30mm チェーンガンのみ使用可能。
- Mi-24/35 Mk.III スーパーハインド
- 日本版では2009年5月28日に実装された、2人乗りの攻撃ヘリ。1番席のコックピットではS-5ロケット弾を発射でき、2番席からはGSh-30-2 30mm機関砲と、地上兵器にロックオン可能な9K114空対地ミサイルを発射できる。AH-64Dに似た武装だが、操作性についてはUH-60に近い。ちなみに、エンジン音が唯一異なっている。
- 航空兵器の中では機関砲の威力が高く、オーバーヒートし辛いメリットもある。
- Ka-50 ホーカム
- 日本版では2012年7月31日に実装された、2人乗りの攻撃ヘリ。
- A-10 サンダーボルトII
- 機首にGAU-8 30mm アヴェンジャー砲、両翼のハードポイントにAGM-65 マーベリック無誘導爆弾(実物は空対地ミサイルだが、ゲーム内では誘導機能がないため、無誘導爆弾に分類される)を搭載した空対地攻撃機。耐久力は高め(3機ある固定翼機の中では一番低いが)だが、旋回性能はやや低め。アヴェンジャー砲はオーバーヒートが早く起こるが、威力が高く、無誘導爆弾は戦車を1発で破壊できるほどの高威力である。なお、初期のWarRockは『バトルフィールド1942』のMODからA-10のモデリングデータを無断使用していた経緯がある。
- ラファール
- フランス空軍の戦闘機。日本版では11月20日のアップデートにて実装された。2連のDEFA 550 リヴォルヴァーカノンとMICA空対空ミサイルを装備しており、航空兵器に対してロックオンすることができる。操作感覚は敏感であり、機体も大きめで、ステージに高い建造物が多いため、翼をぶつけて墜落することがある。
- KF-15 スラムイーグル
- 日本版では2009年5月28日に実装された。F-15E ストライクイーグルの韓国仕様。武装は、Mk.84無誘導爆弾と、ロックオン可能なAIM-9 サイドワインダー空対空ミサイルを搭載しているが、機関砲が使えないため、使い勝手はラファールとは異なる。また、無誘導爆弾もA-10のものに比べると兵器に対する威力は落ちている(歩兵については同等)。機動性はラファールより優れており、よりシビアな操作感覚となっている。
水上兵器
- LSSC
- 2人乗りの小型ボート。武装はM60機関銃のみ。機動力は高いが、Mk.V戦闘支援ボートほどの攻撃力と装甲はない。スピードを落とした状態で降りると中のくぼみに入ったままになり、水上からの狙撃などに利用できる。
- PWC
- 水上版CR125ともいえる。高い機動力を誇っている。
- Mk.V戦闘支援ボート
- 攻撃用ボート。10連発Mk.19 グレネードランチャーとM2重機関銃を装備しており、高い攻撃力と厚い装甲を持つ。LSSCより高速で移動できるが、閉所での方向転換に難があるほか、別の水上兵器との接触の際に受けるダメージが大きいなど、使い勝手は悪い。
- ハミナ級ミサイル艇
- フィンランド海軍の中型戦闘艦。日本版では11月20日のアップデートにて実装された。全兵器中最高の耐久力を持っている。放物線を描くボフォース 57mm Mk.3主砲に加えて、RIM-116 RAM艦対空ミサイルおよびMk 38 25 mm 機関砲を搭載している。機動力はとても低く、熟練者でないと移動したい場所に移動することさえ困難である。
固定武器
- エリコン L-90対空砲
- 地上据え付け型の対空機関砲。航空兵器に対しかなりの破壊力を持つほか、通常兵器や歩兵にもダメージを与えられる。砲塔は全周回転可能。限界仰角が高いが、真上には砲を向けられないため、真上からの攻撃には対応できない。限界俯角がやや高いため、限界俯角以下の射界に入った航空兵器は射撃できない。耐久力はかなり高い。航空兵器のあるステージにはすべて設置されている。
- ブローニングM2重機関銃
- 土嚢や窓に設置されている重機関銃。精度と威力は高いが、オーバーヒートしやすい。正面にいる歩兵相手には強力だが、身体が完全に露出していることに加え、後方は無防備のため、あまり長く居座っていると狙撃される危険性がある。多数のステージに設置されている。
- 神弓
- 地面や建物に設置されている地対空ミサイル。威力・誘導性が高く、ロックオンすれば航空機はすぐに撃墜できる。しかし、地上兵器には無力で、身を守る物も無く、耐久力も低いので壊されやすいのが難点。
- BGM-71 TOW
- 地面や建物に設置されている対戦車ミサイル。誘導性が高いが、威力は低い。
- M134 ミニガン
- 設置型のガトリング砲。1発あたりの威力はUH-60 ミニガンの物に近いが、P90相当の連射とほぼ100%の精度で視界に入った敵がバタバタ死んでいく。欠点は、前方80度程度しか向けられず、後方からの奇襲に弱いためカバーが必須な点。使用時はVキーで3人称視点にすると扱いやすい。
- 野戦砲
- 乗ることができず、破壊もできないが、一部の大規模MAPで課金装備の双眼鏡を使うと砲撃支援が可能。SkillPointerでは陣地占領中、敵本陣に向けて自動発射されるがダメージは無い。一度誰かが撃つと再充填するまで全プレイヤー使用不能になる。ターゲット範囲にランダムで落ちてくるせいか、適当に撃っても意外と当たる事が多い。射程範囲があり、近・遠距離は狙えない、中距離限定のため使用者の砲撃能力が問われる。
注釈
出典
- ^ “BIGLOBE、SeedCからのオンラインゲームサイト「Lievo」事業譲受に関するお知らせ”. NECビッグローブ (2010年5月17日). 2010年5月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年6月1日閲覧。
- ^ “弊社オンラインゲーム事業の一部譲渡に関するご案内”. Lievo. 2010年5月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年5月17日閲覧。
- ^ “オンラインゲームサイト「Lievo」事業譲受に関するお知らせ”. Lievo. 2010年6月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年5月17日閲覧。
- ^ “【重要】『WarRock』運営会社移管のお知らせ(4月17日更新)”. 旧WarRock公式サイト. 2014年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月23日閲覧。
- ^ “【重要】4月17日以降 移管後の変更点について”. 旧WarRock公式サイト. 2014年4月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月23日閲覧。
- ^ “【重要】『WarRock』運営会社移管のお知らせ”. ゲーマーズワン (2014年3月26日). 2014年4月23日閲覧。
- ^ 【重要】サービス終了のお知らせ プレグラ 2017年2月28日
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