WX310J
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/02 02:26 UTC 版)
概要
ビジネスユーザーを意識して作られた端末であり、オフィス電話の子機として本機を利用できる自営2版に対応、カメラ持ち込み禁止の企業も存在する事からカメラ非搭載。反面、PHS端末としては初の指紋センサー搭載、ストレート型端末として初めてフルブラウザ(NetFront)を搭載、Java(MIDP2.0)にも対応など、冒険的な端末であるとも言える。
また、基本的なUIはWX310SAと同一でありスペック上の類似点も多い。ドキュメントビューア・Intellisync・miniSDカードスロット・ICレコーダー・POP3・SMTP対応メーラーを内蔵しており、USBマスストレージクラスにも対応しminiSDカードリーダーとしても使用可能。
先述の通り指紋センサーを搭載しており、それが従来の端末における十字キーの役割も果たし、設定をすれば決定キーの機能を兼ねることもできる(設定しなくても指紋センサーの真下に決定キーはある)。またストレート型端末としては大きめの2.4インチ液晶を搭載しているためテンキー部分が小さくなっており、操作には多少の慣れが必要である。
沿革
- 2005年9月27日 発表
- 2006年1月18日 発売
- 2006年3月9日 ファームウェアVer1.02 公開(PBXとの互換性向上など)
- 2006年6月23日 ファームウェアVer1.10 公開(処理速度の向上など)
- 2006年10月11日 ファームウェアVer1.20 公開(指紋センサー設定の改良など)
- 2007年4月26日 ファームウェアVer1.21 公開(オートダイヤルロックの改善など)
関連項目
外部リンク
- JRC日本無線 PHS WILLCOM向け WX310J - ウェイバックマシン(2009年9月6日アーカイブ分)
- WILLCOM|WX310J - ウェイバックマシン(2008年9月7日アーカイブ分)
- WX310Jのページへのリンク