NHK大阪放送局 主なチャンネル・周波数

NHK大阪放送局

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/18 03:47 UTC 版)

主なチャンネル・周波数

放送対象地域(教育テレビとラジオ第2放送は放送区域)
総合テレビ:大阪府
教育テレビ:大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県・和歌山県
ラジオ第1放送:大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県・和歌山県
ラジオ第2放送:大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県・和歌山県
FM放送:大阪府
  • 太字は親局、それ以外はすべて中継局。
  • コールサインは総合・ラジオ第1 (FM) 系統がJOBK- (DTV) - (FM)、Eテレ・ラジオ第2系統がJOBB- (DTV)

デジタルテレビ

NHK総合のリモコンキーID

リモコンキーIDを在阪広域民放4局はすべてアナログ放送のチャンネルを引き継ぐ。これに対しNHKは、他の関西圏内の放送局も含め、総合・Eテレともに引き継がない。五大都市圏のNHK拠点局で唯一NHK総合はアナログと異なる番号になった。

  • ch番号の前にVが付いた局は垂直偏波
総合テレビ リモコンキーID:1

大阪府域局だが、兵庫県阪神平野大阪湾沿岸、京都府山城盆地一円、奈良県奈良盆地全域、滋賀県大津市藤尾台、和歌山県和歌山市大川、三重県伊賀地方等でも受信可能である。大阪府外で視聴の場合は3桁表示は011-1または011-2と表示され、リモコン番号1chは地元のNHK総合(三重県は東海テレビ放送)となるため、例えばCATVのベイコミュニケーションズ兵庫県に属す尼崎市伊丹市西宮市等)では9chに設定される。

教育テレビ リモコンキーID:2
※大阪府外の中継局はそれぞれのNHK府県域放送局の項を参照。
  • 川西池田 V13ch 0.3W(釣鐘山)
  • 中能勢 52ch 0.3W
  • 西能勢 29ch 0.3W(栗栖山)
  • 柏原 13ch 1W(玉手山)
  • 岬深日 33ch 0.05W
  • 豊能吉川 44ch 0.3W(高代寺山中腹)
  • 枚方尊延寺 V39ch 0.01W
  • 箕面千里丘 36ch 2W

アナログテレビ

2011年7月24日停波時点

  • ch番号の前にVが付いた局は垂直偏波
総合テレビ
  • 大阪 2ch JOBK-TV 10 kW(生駒山
    • ※本局は1958年11月29日、国内で2chを初めて導入した送信所でもある。
教育テレビ
  • 大阪 12ch JOBB-TV 10 kW(生駒山
    • ※本局は国内で12chを最初に導入した送信所でもある[39]
    • ※大阪府を除く近畿1府4県の中継局についてはそれぞれのNHK府県域放送局の項を参照。
  • 川西池田 V50ch 3W(釣鐘山)
  • 中能勢 45ch 3W
  • 西能勢 49ch 3W(栗栖山)
  • 柏原 50ch 10W(玉手山)
  • 泉南金熊寺 62ch 0.1W
  • 岬深日 50ch 0.5W
  • 石切 49ch 0.5W(生駒山中腹)
  • 天見 V50ch 0.1W
  • 枚方尊延寺 V49ch 0.1W(枚方霊園)
  • 河内長野寺元 60ch 0.1W
  • 国分市場 45ch 0.1W(国分中学校)
  • 河内長野清見台 V45ch 0.1W
  • 豊能吉川 25ch 3W(高代寺山中腹)

総合テレビのチャンネル番号について

開局当初のNHK大阪総合(毎日放送がAM単営ラジオ局の新日本放送時代)は、4chで送信されていた。

チャンネル番号が変更されたきっかけは、毎日放送と讀賣テレビ放送の周波数割り当てに対して正力松太郎がNHK大阪総合を4chから2chへ変更し讀賣テレビ放送を日本テレビと同じ4chにするよう提案したからであった。

近畿2府4県内の新聞テレビ欄やテレビ雑誌でもNHK総合は「2」[注 8]と表記されていた。近畿1府4県内のあるケーブルテレビ局では大阪総合の再送信廃止を機に地元のNHK総合を2chに変更したケースもある[注 9]

大阪府外の近畿1府4県で大阪局を受信できない場合(Eテレと民放を中継局から受信する区域)、地元のNHK総合は大概リモコンを「2」に設定されていた。

例えば兵庫県の場合、神戸市北区西部・三田市丹波播州(神戸市垂水区西区を含む)・但馬ではNHK神戸総合のリモコンを「2」としていた。

ラジオ

第2放送は国内の中波送信所では、札幌秋田本局熊本とともに高出力を誇る。

ラジオ第1放送
ラジオ第2放送
FM放送

注釈

  1. ^ 各エリアの中心となる放送局について、民放では基幹局という表現を用いるが、NHKにおいては全国単一組織であることを踏まえ「各エリアの拠点となる局」という意味で拠点局と表記している。
  2. ^ 最寄り駅…地下鉄(谷町線・中央線)谷町四丁目駅
  3. ^ かつては日本プロ野球オープン戦で、阪神タイガース阪急ブレーブスの対戦がNHK大阪放送局の冠協賛で「BK旗阪神対阪急定期戦」として行われたことがあった(1963年まで)。
  4. ^ ラジオ第1放送でも総合テレビ程ではないが自主編成番組への差し替えが他地域に比べて多い。ちなみに、総合テレビとラジオ第1の地域放送時間は全国平均に比べても1時間ほど多くなっている(総合テレビで4時間程。ラジオ第1で3時間程組まれている)。(2010年代前半頃まではEテレも少数ながら自主編成番組への差し替えがあり、主に地域番組を放送する関係で本来は総合テレビで放送される番組の振り替え放送が中心だった)。
  5. ^ 1999年(平成11年)1月17日には阪神・淡路大震災関連の特別番組を、関西地方の総合テレビと衛星第1テレビ(当時)で同時放送したが、この設備を介したものではない。
  6. ^ 2011年(平成23年)9月1日は訓練の一環として『お元気ですか日本列島』を大阪放送局のニューススタジオから放送した。
  7. ^ しかし、被爆当時の広島中央放送局の在籍者名簿、当日の出勤者の記録書類、一命を取り留めた職員への訊き取り調査などを詳細に行ったものの、原爆投下直前の放送を担当した井沢幸世アナウンサーが声の主として有力視されたが本人は否定しており、結果的に呼びかけを行った女性アナウンサーが誰だったのかを特定することはできなかった。
  8. ^ 読売新聞産経新聞、ほとんどのスポーツ紙・テレビ雑誌などがこれに当たる。同じ全国紙でも大阪府外の朝日新聞毎日新聞では大阪放送局の親局2に加え最寄の放送局数局の親局・基幹中継局のチャンネル番号が併記される(例・228(神戸・大津両本局)、32(京都・和歌山両本局)、51(奈良本局・西宮山口中継局ほか))。神戸新聞「2/28/50」(左から大阪本局・神戸本局・姫路中継局/豊岡中継局)で表記。逆に京都新聞(府内版)は京都総合開局以降も長年2のみの表記であったが1995年ごろから京都総合のチャンネル32が表記されるようになり2006年からは2011年の完全移行まで京都32、大津28のみ表記であった。
  9. ^ 例、京都ケーブルコミュニケーションズ(現:J:COM 京都みやびじょん)など
  10. ^ a b この年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会自体が中止となった。
  11. ^ この年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会自体が中止となったが、代替として2020年甲子園高校野球交流試合が開催され、NHKでも総合・Eテレ・ラジオ第1で全試合を中継した。
  12. ^ 全国ネット(主に週末・祝日デーゲームで年1試合を放送)または関西ローカル(阪神戦は平日ナイターで、オリックス戦は週末・祝日デーゲームで各々放送)で放送し、後者はビジター側地元局でも同時ネットまたは別制作で放送される場合がある。
  13. ^ 国会中継が都合により中継できなくなった場合や高校野球期間中に悪天候などで試合が中止・早終了となった場合でも別番組で穴埋めするため休止となる(ただし高校野球期間中の場合、休養日と平日が重なる日は放送)。また、国政選挙の公示日当日は多くの地方局が『正午のニュース』のローカル枠で選挙関連ニュースを放送することから休止して別番組で穴埋めするほか、その前日も日本記者クラブ主催の党首討論会の中継があるため休止される。
  14. ^ 『列島ニュース』など生放送のものについては大阪からの映像を一旦東京で受け、それを東京から全国送出している。
  15. ^ ちなみに、在阪の民放テレビ各局の場合は在京民放キー局も含めた全国各地の系列局への日常的な番組送出設備が備わっている。
  16. ^ おはよう関西』の出演者が担当している。
  17. ^ 11:57以降は大阪府・兵庫県でのみの放送で、その他の4府県は各局別の気象情報に差し替えとなる。また、11:54 - 11:57の東京発の全国の気象情報をネットしていないため、全国の天気を補足して伝えている。
  18. ^ 大阪府以外のニュースは近畿の域内各局が編集したVTRを流す。
  19. ^ 5:56枠・6:28枠・11:54枠・17:57枠は気象情報のみ、12:15枠・15:07枠はニュースのみ。
  20. ^ ウィークエンド関西』キャスターの伊藤雄彦垂水千佳が担当している。
  21. ^ a b c 18:53 - 18:55は東京発の全国の気象情報をネット。
  22. ^ 5:55枠・6:28枠・11:57枠は気象情報のみ、12:10枠はニュースのみ。
  23. ^ 5:55枠・11:57枠は気象情報のみ、12:10枠はニュースのみ。
  24. ^ 5:55枠・7:57枠・11:57枠は気象情報のみ、12:10枠はニュースのみ。
  25. ^ 18:55 - 18:57は東京発の全国の気象情報をネット。
  26. ^ 6:56枠・11:57枠は気象情報のみ、12:10枠はニュースのみ。
  27. ^ 20:40 - 20:41に『えぇトコ 味だより』も別途放送。なお、同時間帯に他地域で放送の『サラメシ』は近畿地方では日曜18:05 - 18:32に3日遅れで放送される。
  28. ^ ただし、近畿地方では17:00もしくは18:00まで放送されている(番組表上は平日16:55 - 17:00・月曜17:55 - 18:00は『天気予報・お知らせ・交通情報』とクレジットされてはいるが、実際は『関西ラジオワイド』の続きである)。
  29. ^ a b NHKの番組案内上、午前0時から4:15の深夜放送は原則として実際の曜日と放送上の曜日(金曜深夜の放送であれば「○日(土)<金曜深夜>」)と双方並列表記している関係上、それに従った。
  30. ^ 2021年度までの総合テレビでは「関西地方の一部」、2022年度までのFM放送では「近畿地方の一部」とアナウンスされていた。
  31. ^ 春は、2013年まで大型連休にも「BKワンダーランド」を開催していたが、2014年春から大型連休のイベントが廃止され、3月のさくらまつりに統合された。
  32. ^ クランクアップ後に当たる「さくらまつり」でもセット公開は実施される。

出典

  1. ^ 東日本大震災から1年 放送機能強化の取り組みについて - NHK会長記者会見要旨 2012年3月3日閲覧
  2. ^ 2021 年度(令和3年度) インターネット活用業務実施計画”. 日本放送協会. p. 21 (2021年1月13日). 2021年5月25日閲覧。
  3. ^ 2011年4月18日の『NHKとっておきサンデー』において、理事の今井環が発言。
  4. ^ NHK 大阪局の機能強化を発表 東京の有事に備え、バックアップ充実へ理事が駐在”. デイリースポーツ (2020年10月1日). 2020年10月13日閲覧。
  5. ^ 週によっては、東京制作かつ収録放送(「栗原はるみのキッチン日和」等)を放送する場合あり。
  6. ^ 2021年10月現在は、10時台に『えぇトコ』(『NHK地域局発』の枠内で放送)、11時台に『バラエティー生活笑百科』、15時台に『歴史探偵』のそれぞれ再放送を放送。
  7. ^ 2021年度 国内放送番組編成計画” (PDF). 日本放送協会 (2021年2月10日). 2021年2月10日閲覧。
  8. ^ 字幕問題当時の大阪放送局長が退任 NHK役員人事、女性理事最多に”. 朝日新聞 (2022年4月12日). 2022年4月14日閲覧。
  9. ^ メディア総局長に山名氏 NHK役員人事 会長「改革の加速に寄与」:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2023年4月11日). 2023年5月7日閲覧。
  10. ^ a b 日本放送協会 理事会議事録(2021年2月24日開催分)” (PDF). 日本放送協会 (2021年3月12日). 2023年9月22日閲覧。
  11. ^ NHK大阪放送局・七十年史編集委員会『こちらJOBK -NHK大阪放送局七十年-』NHK大阪放送局、1995年、46-47,280頁。 
  12. ^ a b NHK大阪放送局・七十年史編集委員会『こちらJOBK -NHK大阪放送局七十年-』NHK大阪放送局、1995年、292頁。 
  13. ^ 日本放送協会総合技術研究所『五十年史』(1981.03) 90ページ (渋沢社史データベース)(2023年6月30日閲覧)
  14. ^ NHK大阪放送局・七十年史編集委員会『こちらJOBK -NHK大阪放送局七十年-』NHK大阪放送局、1995年、188,297頁。 
  15. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'64』日本放送出版協会、1964年、206頁。 
  16. ^ NHK大阪放送局・七十年史編集委員会『こちらJOBK -NHK大阪放送局七十年-』NHK大阪放送局、1995年、299頁。 
  17. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'69』日本放送出版協会、1969年、277頁。 
  18. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'69』日本放送出版協会、1969年、225頁。 
  19. ^ NHKクロニクル 1969年12月21日「劇映画 「ぼくはついてる」」
  20. ^ NHK大阪放送局・七十年史編集委員会『こちらJOBK -NHK大阪放送局七十年-』NHK大阪放送局、1995年、214-215頁。
  21. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'71』日本放送出版協会、1971年、2頁。 
  22. ^ NHKクロニクル「ニュース<東京・大阪2ヶ国語実験放送>」(1973年12月9日)
  23. ^ 一旦中止の理由は、カラーテレビ受像機の普及を最優先方針としたためである。
  24. ^ NHKクロニクル「ニュース」(1978年10月1日)
  25. ^ NHKクロニクル「第29回NHK紅白歌合戦」(1978年12月31日)
  26. ^ 翌年の8月8日にネット受けでのステレオ放送が本格的に開始されるまでは、それによるステレオ放送は、これだけである。
  27. ^ NHKクロニクル「第51回選抜高校野球大会-第1日-「開会式」」(1979年3月27日放送)
  28. ^ NHKクロニクル「第51回選抜高校野球大会-第10日・決勝- 「箕島」対「浪商」 -閉会式-」(1979年4月7日放送)
  29. ^ 当時、テレビの放送回線を運用していた電電公社のテレビ中継回線の音声のステレオ化工事が完了したため。
  30. ^ 日本放送協会総合技術研究所『五十年史』(1981.03) | 渋沢社史データベース”. shashi.shibusawa.or.jp. 2023年6月27日閲覧。
  31. ^ a b NHK大阪放送局・七十年史編集委員会『こちらJOBK -NHK大阪放送局七十年-』NHK大阪放送局、1995年、236-237頁。 
  32. ^ ラジコでNHKラジオが聴ける4月12日(木)より、全国を対象に2018年度の実験配信を開始 株式会社radiko、2018年3月22日
  33. ^ 2019年度第1四半期業務報告” (PDF). 日本放送協会. 2021年1月7日閲覧。
  34. ^ 日本放送協会2019年度業務に関する監査委員会の活動結果報告書” (PDF). 日本放送協会. 2021年1月7日閲覧。
  35. ^ 「ご当地プラス」配信開始! - お知らせ - NHKプラス”. 日本放送協会 (2021年3月3日). 2021年3月3日閲覧。
  36. ^ 日本放送協会理事会議事録(2022年3月7日開催分)”. 日本放送協会. p. 4 (2022年3月25日). 2022年3月25日閲覧。
  37. ^ 大阪放送局沿革史』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  38. ^ こちら JOBK - Google Books
  39. ^ NHK大阪放送局・七十年史編集委員会『こちらJOBK -NHK大阪放送局七十年-』NHK大阪放送局、1995年、295頁。 
  40. ^ {{{1}}} (PDF)
  41. ^ NHKオンライン 2021年度(前半期)放送番組時刻表 (PDF)
  42. ^ 「【さらばボイスマン】明日のどこかで、“ボイスマン”という名がアカウントから無くなります。」 - Twitter NHK大阪放送局 2017年9月5日午後9:00のツイート
  43. ^ あなたの声で強くなる ボイスマン プロフィール NHK大阪放送局
  44. ^ NHK大阪放送局のキャラクター「ボイスマン」が超クレイジー! 好感度アップのために制作したとは思えないビジュアル Pouch[ポーチ] 2013年4月10日
  45. ^ nhk_osaka_JOBKの2018年4月13日11時56分のツイート- X(旧Twitter)「【あめちゃんいる?】 \4月13日(金)・大安/ NHK大阪・ご当地どーもくん 「おばちゃんどーもくん」 誕生!」






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「NHK大阪放送局」の関連用語

NHK大阪放送局のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



NHK大阪放送局のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのNHK大阪放送局 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS