HT-01A
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/05 22:30 UTC 版)
キャリア | NTTドコモ |
---|---|
製造 | HTC |
発売日 | 2008年11月28日 |
概要 | |
OS | Windows Mobile 6.1 Professional Edition |
音声通信方式 | 3G:FOMA(W-CDMA)(800MHz/850MHz/1900MHz/2100MHz) 2G:GSM(850/900/1800/1900MHz) |
データ通信方式 | 3G:HSDPA 2G:GPRS |
形状 | スライド式(QWERTY) |
サイズ | 103 × 52 × 20 mm |
質量 | 172 g |
連続通話時間 | 約220分(音声電話時・FOMA)) 約240分(音声電話時・GSM) |
連続待受時間 | 約400時間(静止時・FOMA) 約240時間(静止時・GSM) |
外部メモリ | microSD (2GBまで・ドコモ発表) microSDHC (8GBまで・ドコモ発表) |
日本語入力 | Advanced Wnn |
FeliCa | なし |
赤外線通信機能 | なし |
Bluetooth | あり(2.1) |
放送受信機能 | FMラジオ |
メインディスプレイ | |
方式 | TFT液晶 |
解像度 | 640×480ドット |
サイズ | 2.8インチ |
表示色数 | 6万5536色 |
サブディスプレイ | |
なし | |
メインカメラ | |
画素数・方式 | 約320万画素・CMOS |
機能 | AF(静止画) |
サブカメラ | |
画素数・方式 | 約31万画素・CMOS |
機能 | なし |
カラーバリエーション | |
black | |
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概要
日本国外のHTC端末HTC Touch Proのドコモ向けにカスタマイズされた端末。事実上hTc Zの後継端末。引き出し式のQWERTY配列のキーボードを有しており文字の入力に適している。おさいふケータイや赤外線通信には対応していない。
- 国際ローミング(WORLD WING)やBluetoothに対応しており、海外での通話、メール、SMS、Webブラウジング。
- HT1100やF1100と同様に個人で購入可能なスマートフォンである。
- 加速度センサを内蔵しており、端末を縦横と傾けると、画面がそれにあわせて、横画面から縦画面へと自動的に変化する。
- GPSや無線LAN(IEEE 802.11b/g)、FOMAハイスピード(最大7.2Mbps)にも対応しており通信機能が豊富である。
- 画面サイズは、2.8インチで、640×480ドットVGAを採用しており、スライド式のQWERTYキーボードを採用している。その他に文字入力に関しては、画面上でのQWERTYタッチ入力、ひらがな入力、10キー入力、手書き入力も可能である。
- 付属のタッチペンによる操作の他にタッチパネルで指を3Dキューブ状のメニューを回転させて直感的な操作可能な独自の「TouchFLO」を採用、さらに待ち受け画面にて指で天気予報やメール、電話帳を戸惑うことなく操作できる独自の「TouchFLO3D」を搭載している。アプリケーションレベルにおいては、OperaブラウザやGoogle Mapsなどが対応しており、画面の拡大・縮小、スクロールなど直感的に操作ができる。
- メインカメラの性能はCMOS約320万画素のAFを搭載し、サブカメラはCMOSの約30万画素を搭載している。動画、静止画(パノラマ、フラッシュ、セルフタイマー等)の撮影が可能である。
- 外部メモリに関してNTTドコモでは、2GBまでのmicroSDと8GBまでのmicroSDHCにも対応している。それ以上の容量のmicroSDの利用に関しては自己責任となる。
- また、HT1100やF1100と同様Excel、Word、PowerpointなどのMicrosoft Office系のファイルやPDF形式のファイルを閲覧、編集することが可能である。
- 端末での通信に関しては、iモードには対応せず、パケ・ホーダイ及びパケ・ホーダイフルの利用はできない。 その代りに、Biz・ホーダイダブルを利用することにより定額通信が可能である。またHT-01Aに適したポータルが用意されており、主にgooのウィジェット、ニュース、googleの検索サイト、BBソフトダイレクトなどとリンクをしている。
- 定額データプランに対応しており、インターネット共有機能(PC接続での通信)でも定額パケット通信が利用可能となった。
メール・メッセンジャー
HT-01Aの通常のメーラーではプロバイダメールを使用することが出来る。iモードメールを利用するためにはiモード.netモバイルモードを使ったWebメールでの利用となる。
プッシュ型電子メール
HT-01Aは、2種類のリアルタイム着信をするプッシュ型電子メールを利用することができる。メールが着信すると、着信音やバイブレーションで着信がわかり、未読がある場合、LEDが白く点灯する。
- mopera U
- 1つがNTTドコモが提供している、ISPサービスであるmopera Uを利用したプッシュ型電子メールとなる。HT-01Aの接続用ISPとしてmopera Uのスタンダードプランを契約すると利用することが可能で、@mopera.netのドメインのメールアドレスとなる。HT-01Aにはmopera U自動設定アプリが内蔵されており、簡単に設定することができる。
- Windows Live
- もうひとつのプッシュ型電子メールはHotmailやWindows Live メールである。HT-01AにはWindows Liveサービスのアプリケーションがプリインストールされており、そのアプリケーションひとつとして、hotmail.comやlive.jpの設定ができ、リアルタイムでプッシュで電子メールを受信することができる。
その他メール
- POPメール、Webメール
- Windows Liveやmoperaだけでなく、POP、IMAPのプロバイダメールや、GmailやYahoo!メールなどを使用し、送受信することが可能である。メーラーには複数のメールアカウントを登録することができ、ビジネス、プライベートと分けて使うことが出来る。タイマー式のポーリング型受信になるが、5分、15分、30分、1時間と設定した時間に合わせ端末がメールサーバを確認しにいき、メールが着信すると、着信音等で通知される疑似PUSH受信が可能となる。手動での受信も可能である。
- ビジネス利用
- ビジネス向けではExchange ServerのDirect Push機能を利用したMicrosoft ActiveSyncやビジネスmoperaアクセスProまたはVPNの機能を使い、Exchange ServerのメールやスケジューラのPush同期を行えるほか、端末の遠隔操作、リモートワイプなどが可能となる。VPNはIPSec、L2TP、PPTPの他、SSL-VPNもサポートしている。
メッセンジャー
Windows Liveサービスのひとつとして、Windows Live Messengerといったインスタントメッセンジャーも内蔵されており、利用が可能である。メッセンジャーが着信すると、着信音やバイブレーションで、メッセージの着信を知らせてくれる。その他にskypeも利用可能となっている。
- 1 HT-01Aとは
- 2 HT-01Aの概要
- 3 主な対応サービス
- 4 関連項目
固有名詞の分類
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