美唄市民バス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 18:27 UTC 版)
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1972年(昭和47年)に「美唄市営バス」の名称で運行を開始した[2]。これは三菱鉱業バス(のちの美鉄バス)が、美唄市西部の不採算路線を廃止するのに伴い、それを引き継ぐために設定されたものである[3]。
2002年(平成14年)4月1日より「美唄市民バス」として運行開始[1]。同日より市条例が改正され、それまでの美唄市営バスとスクールバスを一体で運用するものとして「美唄市民バス」へ改称された[4][5]。この際、同日に全路線を廃止した美鉄バスの路線を引き継ぎ、美唄市東部の輸送も開始している。
路線は大きく、市の東側を運行する「東線」と西側を運行する「西線」の2つに分けられている[1]。運行は市内に本社を置くバス事業者へ委託されている。
運行受託事業者
2022年現在。
沿革
- 1972年(昭和47年)6月1日:美唄市営バス運行開始。三菱鉱業バス(のちの美鉄バス)より路線を引き継ぎ、「茶志内・中村・沼の内線」「拓北・進徳線」を新設。
- 1977年(昭和52年)12月1日:三菱鉱業バスより路線を引き継ぎ、「上美唄線」を新設。
- 1988年(昭和63年)4月1日:北海道中央バス月美線(美唄ターミナル - 三文字 - 月形駅前)の廃止代替で、上美唄線の区間を延長[3][9]。
- 2002年(平成14年)4月1日:美唄市民バスへ改称、市営バスとスクールバスを統合。美唄市東部の美鉄バスの廃止路線を引き継ぐ。
- 2012年(平成24年)10月:「東線」のアルテピアッツァ美唄 - スキー場間の路線を廃止。それに伴い、市東部の「盤の沢・我路方面」に予約制乗合タクシーの運行を開始[1][10]。
- 2014年(平成26年)4月:西側地区でも予約制乗合タクシーの運行を開始[1][10]。
- 2015年(平成27年)4月:「東線」のアルテピアッツァ美唄 - 南美唄間の運行を廃止[1]。
- 2019年(令和元年)10月:市民バスの運賃を改定[1]。
運賃・乗車券類
市民バスの運賃・乗車券類については以下の通り(2022年6月現在)[11]。
- 運賃は均一運賃制で、大人230円、小人(1歳 - 小学生)110円。
- 小学校・中学校・養護学校の通学証明書提示により運賃無料。
- 各種障害者手帳(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳)提示により、大人110円、小人50円に割引(介助者は無料)。
- 専用回数乗車券が販売されている。
- 専用定期乗車券が販売されている。通勤・通学定期のほか「通院・介護定期」があり、それぞれに障害者割引定期が設定されている。
- ^ a b c d e f g h i j k 市民バスについて 美唄市、2021年8月23日更新、2022年6月22日閲覧。
- ^ 美唄市営バス運行条例(昭和47年条例第1号)
- ^ a b 美唄市百年史編さん委員会『美唄市百年史』1991年。
- ^ 美唄市民バス運行条例(平成14年3月25日条例第9号、前述の美唄市営バス運行条例を全部改正)
- ^ 美唄市広報ka『メロディー』平成14年4月号
- ^ 市民バス西線からのお知らせ 美唄市、2022年3月30日、2022年6月22日閲覧。問い合わせ先として「美唄自動車学校」の連絡先が掲載されている。
- ^ 業務案内 フラワー観光バス株式会社、2022年6月22日閲覧。
- ^ 市民バス東線 バス路線図 美唄市、2021年8月23日更新、2022年6月22日閲覧。問い合わせ先として「フラワー観光バス株式会社」の連絡先が掲載されている。
- ^ 美唄市議会議事録、昭和63年第1回定例会
- ^ a b 乗合タクシーについて(東側・西側) 美唄市、2020年12月16日更新、2022年6月22日閲覧。
- ^ 市民バス料金一覧表 美唄市、2019年(令和元年)9月作成、2022年6月22日閲覧。
- ^ a b 美唄市民バス 踏み台詳細 美唄市
- 1 美唄市民バスとは
- 2 美唄市民バスの概要
- 3 路線
- 4 車両
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