緑鉛鉱 緑鉛鉱の概要

緑鉛鉱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/03 13:38 UTC 版)

緑鉛鉱
分類 リン酸塩鉱物
化学式 Pb3(PO4)3Cl
結晶系 六方晶系
へき開 なし
モース硬度 4
光沢 樹脂光沢
緑色、褐色、灰色、オレンジ色など
条痕 白色
比重 7.1
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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和名語源を含む緑色の鉱物であること、英名のpyromorphiteはを意味する「パイロ」とを意味する「モルフ」が由来である。英名の通り、加熱して常温で冷ましていくと変化し、新しい結晶ができる性質がある。

燐灰石スーパーグループに属し、リンヒ素に置き換わるとミメット鉱英語版になる(両者の固溶体は「カンピ石」と呼ばれる)。リンがバナジウムに置き換わると褐鉛鉱になる。主な産地は日本岐阜県神岡鉱山オーストラリアニューサウスウェールズ州、フランス、中国など。


  1. ^ 鉱物標本 / 緑鉛鉱 | 地質標本鑑賞会”. www.gsj.jp. 2022年3月1日閲覧。


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