筑豊本線 使用車両

筑豊本線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/12 15:55 UTC 版)

使用車両

現在

  • 電車(783系・813系・817系の詳細は篠栗線#使用車両を参照)
    • 787系 - 特急「かいおう」で使用される。
    • 813系 - 福北ゆたか線区間全線で使用される。
    • 817系 - 福北ゆたか線区間全線で使用される。
    • BEC819系 - 蓄電池電車。愛称は「DENCHA(デンチャ)」。若松線の全列車で使用されているほか、福北ゆたか線でも使用される。
    • 821系 - 福北ゆたか線区間全線で使用される。
  • 気動車 - いずれも筑豊篠栗鉄道事業部直方運輸センター所属。
    • キハ40系 - 高出力エンジンに換装されたキハ40形・キハ140形が原田線区間で使用される。若松線はBEC819系に置き換えられるまで通常キハ47形が使用されていたが、キハ40形・キハ140形・147形が代走することもあった。電化前は直方 - 桂川間でも使用されていた。

過去

  • 電車(787系の詳細は篠栗線#使用車両を参照)
    • 783系 - 特急「かいおう」で使用されていた。2011年より一部本形式での運行となり、2021年のダイヤ改正より全列車が本形式で運行されるようになった。2022年秋のダイヤ改正より、再び全列車が787系による運行になった。
    • 415系 - 大分車両センター所属車。かつてはロングシートの収容力を生かしてラッシュ時において篠栗線を含む直方 - 博多間での運用があった。2022年9月の運用終了前時点では深夜早朝の直方 - 下関間の1往復のみの運用となっていた。
  • 気動車
    • キハ31形 - 2006年にキハ220形気動車が大分地区に投入され、捻出された大分の車両が直方へ転属し、同年8月1日から若松線、8月17日から原田線で運用開始されたが、2017年3月4日ダイヤ改正で若松線は全列車BEC819系に置き換えられ順次廃車(一部の車両は熊本へ転属)された。残った2両は予備車扱いとなっていたが、2018年3月17日付で直方から南福岡車両区竹下車両派出へ転配された。2019年3月23日には原田線でラストランの臨時列車の運転をもって営業運転を終了した[12][13]
    • キハ58系キハ65形 - 普通列車で使用された。
    • キハ66形・キハ67形 - 筑豊本線全区間で使用された。電化時に長崎鉄道事業部長崎運輸センターにすべて転属した。
    • キハ125形 - 大分鉄道事業部大分車両センター所属。原田線で使用されていたことがある。
    • キハ200系 - 快速「赤い快速」を中心に使用された。電化時に他区に分散して転属した。
  • 客車
    • 50系 - 門司港運転区所属。電化前に全線(一部鹿児島本線乗り入れ)で朝夕ラッシュ時を中心に運行されていた。1995年4月20日のダイヤ改正以降は現在の原田線区間から撤退し若松・門司港 - 飯塚間の2往復のみとなったが、1999年に久大本線で客車普通列車が廃止されたため、定期運行の快速列車ではない列車としてはJRグループ最後の客車普通列車[注 2]となり注目を集めた。しかし、2001年の当線一部電化により廃止された[3]
  • 機関車

注釈

  1. ^ 2024年時点では留萌本線・日高本線北陸本線に次いで4番目に短い。
  2. ^ 快速列車としては、これ以降、2002年まで海峡線の快速「海峡」が残っていた。
  3. ^ 「あかつき」は佐世保発着編成が乗り入れていた。長崎発着編成との分割・併合は門司駅から肥前山口駅(現在の江北駅)へ変更。
  4. ^ 折尾駅構内の一部(折尾トンネル分岐点 - ホーム間)は単線
  5. ^ 長期運休した桂川 - 原田間を除いた実績。
  6. ^ 開示されていない(平成30年7月豪雨の影響で長期運休)。

出典

  1. ^ 日本国有鉄道電気局『鉄道電報略号』1959年9月17日、24頁。 
  2. ^ a b FACt SHEETS 2017 - JR九州
  3. ^ a b c d e f 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '02年版』ジェー・アール・アール、2002年7月1日、191頁。ISBN 4-88283-123-6 
  4. ^ 「SUGOCA」のカード内残額利用乗車の場合 - 九州旅客鉄道
  5. ^ a b 〜 運行情報のご案内を充実 〜 「JR九州アプリ」で列車位置情報を表示します! (PDF) - 九州旅客鉄道、2016年12月20日
  6. ^ a b c 訪日外国人のお客さまに、安心してご利用いただけるご案内を目指します!北部九州エリア157駅に「駅ナンバリング」を導入します” (PDF). 九州旅客鉄道. 2018年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月28日閲覧。
  7. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年[要ページ番号]
  8. ^ 今尾恵介『日本鉄道旅行地図帳』12号 九州沖縄
  9. ^ 川島令三『四国・九州ライン - 全線・全駅・全配線』4 福岡エリア
  10. ^ 折尾駅周辺連続立体交差事業”. 北九州市. 2017年1月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月7日閲覧。
  11. ^ JR九州の蓄電池電車、若松線に投入…2016年秋から - レスポンス、2014年11月28日
  12. ^ 3月23日 JR九州,「キハ31形 筑豊本線(原田線)ラストラン」を実施 - 鉄道ファン・railf.jp 鉄道イベント、2019年3月14日
  13. ^ キハ31形が原田線で運転される - 鉄道ファン・railf.jp 鉄道ニュース、2019年3月24日
  14. ^ 筑後川堤防が決壊、久留米市に濁流『大阪毎日新聞』昭和10年6月30日号外(『昭和ニュース事典第5巻 昭和10年-昭和11年』本編p218 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  15. ^ 池田光雅『鉄道総合年表1972-93』中央書院、1993年、p.52
  16. ^ “JR九州 11日に14駅開業”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1989年3月3日) 
  17. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '92年版』ジェー・アール・アール、1992年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-113-9 
  18. ^ a b 「JRワンマン運転線区一覧表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、197頁。ISBN 4-88283-120-1 
  19. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '97年版』ジェー・アール・アール、1997年7月1日、188頁。ISBN 4-88283-118-X 
  20. ^ JR九州 20年史
  21. ^ 、2001、「RAILWAY TOPICS - 筑豊・篠栗線電化開業は10月6日に決定」、『鉄道ジャーナル』(通巻414号)、鉄道ジャーナル社、2001年4月 p. 92
  22. ^ 高川秀樹「モハユニ ■JR九州 本城駅が開業」『RAIL FAN』第50巻第5号、鉄道友の会、2003年5月1日、23頁。 
  23. ^ 筑豊本線の一部が「Smart Support Station」に変わります』(PDF)(プレスリリース)九州旅客鉄道、2017年2月3日。 オリジナルの2018年9月28日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20180928044356/https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2017/02/03/20170203tikuhouhonsensss.pdf2020年2月7日閲覧 
  24. ^ 「平成30年7月豪雨」による不通区間の被災状況及び今後の見通しについて (PDF) - 九州旅客鉄道、2018年7月9日
  25. ^ 筑豊本線(原田線)の運転見合わせに伴うバス代行輸送の実施について (PDF) - 九州旅客鉄道、2018年7月10日
  26. ^ a b “豪雨被災の筑豊線が再開 JR九州、8カ月ぶり”. 産経新聞 (産経新聞社). (2019年3月9日). https://www.sankei.com/life/news/190309/lif1903090018-n1.html 2019年3月10日閲覧。 
  27. ^ a b 原田線(桂川~原田間)の運転再開について” (PDF). 九州旅客鉄道. 2019年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月7日閲覧。
  28. ^ 筑豊本線が全線で復旧”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2019年3月10日). 2019年3月11日閲覧。
  29. ^ a b 筑肥線「糸島高校前駅」が開業します。香椎線が快適に生まれ変わります。” (PDF). 九州旅客鉄道 (2018年12月14日). 2018年12月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月15日閲覧。
  30. ^ 【動画あり】立体交差駅125年の旅に幕 JR折尾駅 - 西日本新聞、2019年3月16日
  31. ^ 新型コロナウイルス感染拡大に伴う追加の運転計画について(4月8日追加) - 九州旅客鉄道(2020年4月8日)
  32. ^ 折尾駅の鉄道高架化が完成”. 鉄道ファン・railf.jp. 鉄道ニュース. 交友社 (2022年3月13日). 2022年3月14日閲覧。
  33. ^ “JR折尾駅の高架化完成 学園都市の玄関口 事業開始から18年目”. 朝日新聞. (2022年3月13日). https://www.asahi.com/articles/ASQ3D6QFSQ3DTIPE00G.html 2022年3月14日閲覧。 
  34. ^ JR九州、区間別の利用状況を初公表 路線維持へ地元議論促す - 日本経済新聞(2017年7月31日 23:30配信)
  35. ^ 交通・営業データ(平成28年度)”. 九州旅客鉄道. 2017年8月18日閲覧。
  36. ^ 線区別ご利用状況(2018年度)”. 2022年5月21日閲覧。
  37. ^ 線区別ご利用状況(2019年度)”. 2022年5月21日閲覧。
  38. ^ 線区別ご利用状況(2020年度)”. 2022年5月21日閲覧。


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