第71戦車連隊 第71戦車連隊の概要

第71戦車連隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/21 10:14 UTC 版)

第71戦車連隊
第71戦車連隊所属の10式戦車
創設 1981年(昭和56年)3月25日
所属政体 日本
所属組織 陸上自衛隊
部隊編制単位 連隊
兵科 機甲科
所在地 北海道 千歳市
編成地 北千歳
愛称 鉄牛
上級単位 第7師団
担当地域 道央
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概要

1981年(昭和56年)3月に第7師団の機甲師団への改編に伴い、第1戦車団より一部部隊異動し、第7戦車大隊を第71戦車連隊(4個戦車中隊基幹)に増強改編[1]。戦車定数は各中隊18両(4個小隊各4両及び中隊本部2両)及び連隊本部2両の合計74両[1]

部隊マークは、”鉄牛”北海道と数字の7と牛を図案化し、組み合わせたもの。7は第7師団第7戦車大隊の伝統を受け継いでいる事を意味する。

沿革

  • 1960年(昭和35年)8月:第1特車群に第7特車大隊準備命令が下達される。群本部に準備室の設置及び基幹要員を群本部に配置し編成準備を行う。隷下の戦車大隊から新編用戦車を群本部へ管理替え。

第7特車大隊

第7戦車大隊

  • 1962年(昭和37年)
    • 1月18日:第7戦車大隊に称号変更(4個戦車中隊基幹)。
    • 8月28日:北千歳駐屯地に移駐。
    • 12月14日:61式戦車装備。
  • 1976年(昭和51年)2月24日:74式戦車装備。
  • 1981年(昭和56年)3月25日:第7師団の機甲師団への改編に伴い廃止。

第71戦車連隊

  • 1981年(昭和56年)3月25日:第71戦車連隊に北千歳駐屯地で増強改編[1](4個戦車中隊基幹)。
  • 1990年(平成02年)3月26日:戦車北転事業による戦車増強により、第5戦車中隊を新編。
  • 1992年(平成04年)6月:90式戦車装備開始。90式装備の中隊の戦車定数は14両(3個小隊各4両及び中隊本部2両)[1]
  • 2000年(平成12年)3月28日:後方支援体制変換に伴い、整備部門を第7後方支援連隊第2整備大隊第1戦車直接支援中隊へ移管。
  • 2017年(平成29年)1月:10式戦車装備開始。
  • 2023年(令和 5年)
    • 3月15日:第5戦車中隊を廃止[2][3]
    • 3月16日:4個戦車中隊基幹に改編。10式戦車に更新完了。

部隊編成

射撃する10式戦車
  • 第71戦車連隊本部
  • 本部管理中隊「71戦-本」
  • 第1戦車中隊「71戦-1」- 10式戦車
  • 第2戦車中隊「71戦-2」- 10式戦車
  • 第3戦車中隊「71戦-3」- 10式戦車
  • 第4戦車中隊「71戦-4」- 10式戦車

廃止部隊


  1. ^ a b c d 第7師団の歴史と現状、課題,佐野顕,パンツァー,2017年11月号,P-30-41
  2. ^ a b youtube 【陸上自衛隊】【観閲式】【第1特科団創隊】【北千歳駐屯地開庁70周年記念行事】【2022-06-26】 https://www.youtube.com/watch?v=dLJEkm2l5Sk 観閲式中の駐屯地指令の祝辞(19:50)より 
  3. ^ a b 第71戦車連隊について”. 2023年4月6日閲覧。
  4. ^ 令和5年度北海道地域防災計画 第5章災害応急対策計画”. 北海道. pp. 120-124. 2024年3月14日閲覧。


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