瑩山紹瑾
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弟子
門下には四哲と呼ばれる明峰素哲、無涯智洪、峨山韶碩、壺庵至簡をはじめとする俊英逸材が多数輩出し、曹洞宗興隆の基礎を固めた。また、晩年の道元は女性の出家修行に否定的であったが、瑩山は積極的に門下の女性を住職に登用し、女人成道を推し進めた。
平成27年(2015年)現在、日本伝統宗派最多の寺院数を持つ曹洞宗の隆盛は、瑩山とその門下によるものであり、全寺院の8割は元は總持寺系と言われる。このため、第4世でありながら、釈迦、道元と共に一仏両祖として尊崇されている。
著書
- 『伝光録』
- 『坐禅用心記』
- 『瑩山清規』(『洞谷清規』)
- 『三根坐禅説』
- 『信心銘拈提』
- 『十種勅問』(『十種疑滞』)
- 『秘密正法眼蔵』
- 『洞谷記』
- 「洞谷山尽未来際置文」
- 『瑩山和尚語録』
- 「仏祖正伝菩薩戒教授文」
著作集
- 『常済大師全集』(孤峰智璨編、大本山總持寺、1967年)
関係文献
- 『總持寺開山太祖略伝』
- 『瑩山禅師 伝光録』(横関了胤校訂、岩波文庫、1944年、復刊1992年)
- 『瑩山禪師傳』(成田芳髄著、交友社、1948年)
- 『瑩山 日本の禅語録 第5巻』(田島柏堂訳著、講談社、1978年)
- 『瑩山 - 日本曹洞宗の母胎 瑩山紹瑾の人と思想』(佐橋法龍著、相川書房、1975年/『人間瑩山 第2版』(春秋社、1979年)
- 『太祖瑩山禅師』(東隆眞著、国書刊行会、1996年)
- 『總持寺の瑩山さま』(大本山總持寺出版部、1999年)
- 『瑩山紹瑾の生涯 - 曹洞宗太祖・常済大師 : 高祖道元の衣鉢を弘布した名僧』(百瀬明治著、毎日新聞社、2002年)
- 『瑩山 現代語訳洞門禅文学集』(飯田利行編訳、国書刊行会、2002年)
- 『瑩山禅師伝』(宮地清彦著、曹洞宗宗務庁、2011年)
- 『越前瑩山禅師ものがたり - 曹洞宗大本山總持寺開祖』(大浦和子著・発行、2013年)
- 『慈悲の人瑩山禅師を歩く』(百瀬明治、杉田博明、粟津征二郎共著、西山治朗撮影、学研パブリッシング、2014年)
科研費報告書
- 『瑩山教学の総合的研究』(光地英学著、駒澤大学、1982年)
記念論集
- 『瑩山禅師研究 - 瑩山禅師六百五十回大遠忌記念論文集』(瑩山禅師奉讃刊行会、1974年)
- 『瑩山禅』1-12(山喜房仏書林、1985年)
参考文献
- 『瑩山禅師伝』(宮地清彦著、曹洞宗宗務庁、2011年)
- 『禅学大事典』536p(大修館書店、1979年)
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