智頭急行HOT7000系気動車 車両配置と運用線区

智頭急行HOT7000系気動車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/17 08:38 UTC 版)

車両配置と運用線区

鶴田駅で見られたHOT7000系の輸送

1994年12月3日に智頭急行線が開業し特急スーパーはくと」で運用されている[17][6]

書類上の車籍は智頭急行の大原基地にあるが、保守・管理はJR西日本に委託しており、中国統括本部後藤総合車両所鳥取支所に常駐する[44]

運用開始まで

1994年10月30日に大阪駅神戸駅で、11月3日に大阪駅で車両展示会が行われ、11月20日には大阪 - 大原間で試乗会を開催[45]

阪神・淡路大震災の影響

1995年1月17日阪神・淡路大震災が発生し、東海道・山陽本線は神戸市内で不通となった。この時HOT7000系は姫路 - 和田山間のノンストップ快速で使用された[注 1][7][46]

1月23日からは姫路 - 鳥取間で、4月1日から新大阪 - 鳥取間で「スーパーはくと」の運転を再開している[7][46][47]

参考文献

  • 交友社鉄道ファン』通巻402号(1994年10月号)
    • 編集部「最高速度は130km/h! 智頭急行HOT7000系」 pp. 59 - 62
  • 日本鉄道運転協会『運転協会誌』通巻426号(1994年12月号)
    • 智頭急行 運輸部車両課 福井裕「スーパーはくとの登場間近に迫る 智頭急行株式会社」 pp. 30 - 33
  • 日本鉄道車輌工業会『車両技術』通巻206号(1995年2月号)
    • 智頭急行 運輸部車両課 安田秀昭 富士重工業 宇都宮車両工場 鉄道システム技術部 尾藤千秋「智頭急行HOT7000系振子式特急形気動車」 pp. 83 - 99
  • 電気車研究会鉄道ピクトリアル』通巻612号「新車年鑑1995年版」(1995年10月臨時増刊号)
    • 智頭急行株式会社 車両課車両係 福井裕「鉄道ピクトリアル智頭急行HOT7000系」 pp. 130-131
    • 「II.民鉄車両 II-1 車両諸元表」 pp. 182
    • 「II.民鉄車両 II-2 1994年度車両動向」 pp. 188
  • 電気車研究会『鉄道ピクトリアル』通巻660号(1998年10月臨時増刊号)
    • 智頭急行 運輸部車両課 山根傑「智頭急行 HOT7050形」 pp. 154
    • 「II 民鉄車両 II-1 車両諸元表」 pp. 194- 197
    • 「II-2 1997年度車両動向 (1)新造車」 pp. 198- 201
  • 日本鉄道運転協会『運転協会誌』通巻494号(2000年8月号)
    • 智頭急行 運輸部運転課 坂本克之 pp. 50 - 51
  • 交友社『鉄道ファン』通巻558号(2007年10月号)
    • 編集部「平成21年度までに全34両で工事施行 智頭急行HOT7000系リニューアル車」 pp. 70
  • 交友社『鉄道ファン』通巻608号(2011年12月号)
    • 寺田裕一「新世代 第三セクター鉄道 3」 pp. 109 - 110
  • 交友社『鉄道ファン』通巻730号(2022年2月号)
    • 寺田裕一「30年前の鉄道風景 国鉄・JR転換線探訪 智頭急行」 pp. 110 - 115

Web資料

鉄道車両 [特急列車リニューアル スーパーはくと HOT7000系]”. 日本デザイン振興会 (2007年8月8日). 2023年2月6日閲覧。

「スーパーはくと」が6月から全席禁煙に”. 鉄道コム (2008年4月16日). 2023年2月6日閲覧。

HOT7000系リニューアル車の展示会」『railf.jp(鉄道ニュース)交友社、2008年8月5日。2023年2月6日閲覧。

智頭急行、『スーパーはくと』の内装を更新中…座席や情報表示器などをリニューアル”. レスポンス (2017年5月16日). 2023年2月6日閲覧。

智頭急行HOT7000系の側面表示がフルカラーLEDに」『railf.jp(鉄道ニュース)』交友社、2018年6月22日。2023年2月6日閲覧。

智頭急行 ヒストリー”. 智頭急行株式会社. 2023年2月6日閲覧。

智頭急行 営業概要”. 智頭急行株式会社. 2023年2月6日閲覧。

智頭急行スーパーはくとの詳細”. 智頭急行株式会社. 2023年2月6日閲覧。

外部リンク


  1. ^ 夜間滞泊のため回送列車として和田山 - 福知山間も走行
  1. ^ a b c 概要 p.59
  2. ^ a b c d 要旨p.83
  3. ^ a b c d e f g h 車両動向 p.201
  4. ^ a b c d e 車両動向p.188
  5. ^ a b c d e f g RF608 寺田 p.110
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n RF730 寺田p.113
  7. ^ a b c d RF608 寺田 p.109
  8. ^ 智頭急行ヒストリー
  9. ^ RF730 寺田p.110
  10. ^ 智頭急行 営業概要
  11. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 福井 p.31
  12. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x 主要諸元続きp.85
  13. ^ a b c d e f g h i j HOT7000、HOT7010の形式図p.86
  14. ^ a b c d e f g h i j k HOT7020の形式図p.87
  15. ^ a b c d e f g h i j k HOT7030の形式図p.88
  16. ^ a b c d e f g h i j k HOT7040の形式図p.89
  17. ^ a b c d e f g h i j k l m n o HOT7050形 車両概要 p.154
  18. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s 主要諸元 p.61
  19. ^ a b c d e f g h 車両諸元 p.194
  20. ^ a b c d 福井 p.30
  21. ^ a b c d 車両諸元表 p.182
  22. ^ a b c d e 概要やエクステリア p.60
  23. ^ 台車・ブレーキ装置などp.131
  24. ^ a b c d e f 車両概要など p.130
  25. ^ a b c d e f g 設計の狙いと主要諸元p.84
  26. ^ a b c d 振子制御装置続きと車体及び車体設備p.91
  27. ^ a b c d e f g h 車体及び車体設備の続き(乗務員室や空調設備など)p.96
  28. ^ 車体及び車体設備の続き(台車関連)p.97
  29. ^ a b c d e f デザインや振子制御装置や基本編成図p.90
  30. ^ a b c d e f インテリアや振り子装置 p.62
  31. ^ a b c d 福井 p.32
  32. ^ a b c d e f g h i 福井 p.33
  33. ^ a b c d e ブレーキ装置など p.99
  34. ^ 非貫通側運転台詳細図p.93
  35. ^ 貫通側運転台詳細図p.94
  36. ^ a b 床下機器配置図 p.98
  37. ^ a b c 平成21年度までに全34両で工事施行 智頭急行HOT7000系リニューアル車 p.70
  38. ^ 「スーパーはくと」が6月から全席禁煙に
  39. ^ 智頭急行スーパーはくとの詳細
  40. ^ 鉄道車両 [特急列車リニューアル スーパーはくと HOT7000系]
  41. ^ HOT7000系リニューアル車の展示会
  42. ^ 智頭急行、『スーパーはくと』の内装を更新中…座席や情報表示器などをリニューアル
  43. ^ 智頭急行HOT7000系の側面表示がフルカラーLEDに
  44. ^ 坂本 p.50
  45. ^ JR気動車客車編成表 '95年版
  46. ^ a b 坂本 p.51
  47. ^ RF730 寺田p.112


「智頭急行HOT7000系気動車」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「智頭急行HOT7000系気動車」の関連用語




4
52% |||||





9
32% |||||


智頭急行HOT7000系気動車のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



智頭急行HOT7000系気動車のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの智頭急行HOT7000系気動車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS