国鉄183系電車 189系

国鉄183系電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/03 18:05 UTC 版)

189系

信越本線横川 - 軽井沢間の碓氷峠は最大66.7‰の急勾配区間であるため電車は最大8両編成までに制限されるほか台枠・連結器の強化などの通称横軽対策を施した車両のみが、電気機関車EF63重連の推進・牽引による無動力運転を行っていた。しかし、協調運転用機器を搭載することにより12両まで通過可能な交直流特急車489系が製造され、上野 - 金沢を碓氷峠経由で運転する特急「白山」に投入された。そこで直流区間のみを走るエル特急「あさま」「そよかぜ」で運用されていた老朽化が著しい181系の置換えならびに輸送力増強を目的に直流専用の協調運転機器搭載車を新製することになり、183系1000番台からおよそ半年後の1975年6月に竣工したのが本系列である(183系1000番登場の経緯および本形式との関連については前述を参照)。

183系1000番台からの使用実績を含む改良・変更点を以下に示す。

  • 主制御器をEF63重連との協調運転時にカム軸が機関車からの指令により途中停止可能なCS15Gに変更
  • 誘導分流器は界磁分流率を変えてEF63形とのノッチ合わせを可能としたIC58-MR130に変更
  • 台車は183系1000番台と同じDT32I・TR69Iであるものの軸箱浸水防止の観点から息抜き管追加・スノープロウ強化・歯車箱加圧装置の改良を実施
  • 直通予備ブレーキを設置し抑速発電ブレーキが不能となった場合に動作する抑圧装置をクハ189形500番台へ搭載
  • 下り協調運転時前方監視のためクハ189形0番台運転台側面に車掌弁を設置
  • 総括制御・協調運転用KE70形ジャンパ連結器[注 14]のほかにKE76形ジャンパ連結器による編成間協調制御用引通を新設[注 15]
  • クハ189形のMG・CP冷却風取入口を変更しスリット部面積拡大ならびに温風暖房機を設置
    • クハ183形1000番台では運転室床下から取入ていたが走行中に運転室が負圧となって隙間風が入り込んだための改良
  • サロ189形0番台にEF63重連との協調運転時にパンクさせる空気ばね台車への空気再供給を短時間で行う必要からCPを搭載[注 16]
  • 冷房故障時対策から各車両車端部から2番目の窓を開閉可能な上昇式に変更

当初は全車長野運転所に集中配置された。民営化も引き続き長野配置のまま「あさま」のほか季節特急「そよかぜ」や中央東線特急「あずさ」「かいじ」でも運用されたが、1997年の北陸新幹線長野行開業に伴う信越本線横川 - 軽井沢間廃止に伴い、一部車両の転出と廃車を開始。2019年までにすべての運用が終了し、廃系列となった[11][12]

形式

本系列の新製配置はすべて長野運転所とされ、4形式155両が日本車輌製造・川崎重工業の2社で製造されたほか、他形式からの改造編入車が4形式25両あるため系列の総車両数は180両となる。なお、新製車は以下の番台区分が存在する。

  • クハ189形:直江津方が0番台 EF63重連と連結する上野方は500番台
  • サロ189形:MG・CP搭載が100番台 CP搭載が0番台

製造時期別による名義ならびに予算は以下の4種となる。

  • 1975年上期:「あさま」置換え/昭和49年度第1次債務
  • 1975年下期:「あずさ」置換え/昭和49年度第3次債務
  • 1978年:増発・12両編成化/昭和53年度民有
  • 1979年:増発/昭和53年度第1次債務

地上設備の関係で1975年の製造時は6M4Tの10両編成での落成となったが、1978年に計画当初の12両編成での運転が可能となった。このため同年の川重製造分はクハ189形2両+サロ189形1両+MM'ユニット3組6両の11両1編成分とは別に1975年落成分11編成に挿入するMM'ユニット11組22両が製造された。

また1978年・1979年製造の普通車座席は簡易リクライニングシートをロック機構のあるR51BNに改良したほか、編成内に2両組成されるサロ189形はMG・CPを搭載する100番台のみ新製、0番台は逼迫する当時の国鉄財政を顧みて余剰となったサロ481形から改造した50番台を充当した。

新造車一覧
クハ189 モハ189 モハ188 モハ189 モハ188 サロ189 サロ189 モハ189 モハ188 モハ189 モハ188 クハ189 製造所 竣工
1 1 1 101 2 501 日車 1975.5.22
2 3 4 2 102 5 502 1975.6.2
3 6      503 1975.6.5
4 7 8 3 103 9 504 川重 1975.5.20
5 10 11 4 104 12 505 1975.5.27
6 13 14 5 105 15 506 1975,6.10
7 16 17 6 106 18 507 1975.6.17
8 19 20 7 107 21 508 1975.7.3
9 22 23 8 108 24 509 1975.11.19
10 25 26 9 109 27 510 1975.12.4
11 28 29 10 110 30 511 1975.12.22
31 32 33 1978.9.19
34 35 36 1978.10.7
37 38 39 40 1978.8.26
12 41 42 111 43 44 512 1978.9.5
13 45 46 112 47 48 513 日車 1978.9.13
14 49 50 113 51 52 514 1979.6.12

改造車

本系列には183系1000番台・485系電車を種車とした編入改造車が存在する。これらは新製車を担当しなかった近畿車輛・東急車輌・日立製作所製も存在する。改造工事はすべて長野工場で施工された。

1500番台

1982年から1985年にかけて、上越新幹線開通で廃止になった「とき」に使用されていた183系1000番台に前述の協調運転に関わる装備を追設した番台区分である。183系1000番台は製造当初より横軽協調運転機能追設が考慮されていたため引通線の追設と主制御器の交換のみで新製車との外観上の違いはほとんどないが、0番台が持つ側窓の開閉機構は未装備である。

クハ189形・モハ189形・モハ188形・サロ189形の4形式すべてに存在し、車番は原番号+500を原則とするが以下の一部例外が存在する。

  • クハ189形直江津方先頭車およびサロ189-1107・1117は183系原番号と同じ。
  • サロ189形1500番台は1505はサロ183-1005が種車のためCPを搭載する一方で1516はサロ183-1116が種車のためMGを撤去して0番台と同一仕様とした。

クハ189-1516のみがグレードアップ改造され幕張車両センターのC2編成に組み込まれていたが、2009年に廃車され本グループは区分消滅した。

モハ183+モハ182 1016 1021 1048 1058
モハ189+モハ188 1516 1521 1548 1558
クハ183 1015 1016
クハ189 1015 1516
サロ183 1107 1117 1005 1116
サロ189 1107 1117 1505 1516
サロ189形50番台→サハ481形300番台

1978年から翌年にかけてサロ481形より改造した番台区分で、CP搭載・横軽対策施工を施工した本系列化を除くと改造前と大きな変更点はない。後述するモハ189形・モハ188形500番台と異なり車体構体は交換せず種車となった485系のままであることから、他の本系列車両と編成を組成した場合サロ183形1050番台同様に床面が高く客室窓が高い位置に設置されているため窓周りの赤2号塗装位置が合わない。1989年に全車がサハ481形300番台に格下げする再改造を施工され勝田電車区へ転出した。E653系の投入に伴い、2000年までに全車が廃車された。

サロ481 110 111 113
サロ189 51 52 53
サハ481 306 307 308
モハ189形・モハ188形500番台

1982年と1983年に施工された485系電動車ユニットを種車にする改造施工した番台区分である。主な改造内容は交流関連機器の撤去であるが、車体は0番台に準じた構体へ新規載せ換えとしたため他の485系編入改造車とは異なり外観上では0番台車とほとんど区別がつかない。

種車となった485系中期型MM'ユニットの備品を多数流用したことから、当初は座席が0番台のR51系簡易リクライニングシートではなくT17形回転クロスシートを装着した。また501ユニットはグレードアップ車に改造された。

1997年10月1日の北陸新幹線長野先行開業に伴う運用減により502 - 504の3ユニットが廃車。最後まで残った501ユニットも2002年にE257系へ置換えられて廃車となり区分消滅した。

モハ485+モハ484 199+301 203+305 204+306 205+307
モハ189+モハ188 501 502 503 504
クハ188形

クハ182形と同じく、1986年にサハ481形100番台にクハ189形に準じた運転台を取付けて先頭車化改造した形式である。クハ189形とは異なり、直江津方が100番台、上野方が600番台に区分される。クハ182形100番台と同様、側面幕の移設や車販準備室の撤去を行なっており、定員もクハ189形と同じ56名である。それぞれ2両のペアで改造され、当初は4両全てが長野総合車両センターに配置されていた。101・601は長らく予備車扱いの後、1997年の碓氷峠廃止に合わせて松本車両センターに転属しあずさ用として使用されていたが1999年に廃車。102・602は最後まで長野総合車両センターに残り、N103編成[注 17]の両端先頭車として組成されていたが、2015年4月に廃車されて廃形式となった。

サハ481 113 116 101 115
クハ188 101 102 601 602

注釈

  1. ^ a b 11編成中1972年6月に落成した8編成は津田沼電車区(→習志野電車区→現・習志野運輸区)に配置され訓練運転などに使用され、開業直前の同年7月7日付で幕張に転出という形が採られた。
  2. ^ クハ183-17が大破し、翌1974年2月に廃車となったため、代替車としてクハ183-39を製造。
  3. ^ なお実際に営業運転で活用されたのは1985年から1995年頃までで、多客期に6両編成に3両を増結して9両編成で運用されたケースのみであり、クハ183形同士が向い合わせに貫通扉を介して連結されて営業運転に投入されたことはない。
  4. ^ 485系グリーン車では和式・洋式を1か所ずつ設置。
  5. ^ 同時期に製造された485系や14系客車などでは配置車両基地によって地上側処理設備が整備されていない場合もあり、処理装置装備で落成した車両も暫定的に従来通りの開放式として使用したケースが存在する。
  6. ^ 特に海水浴シーズンは房総地区への需要が高く、夏ダイヤと呼ばれる特別ダイヤが組まれていた。
  7. ^ まだこの時点で、当系列を189系と命名するという発表はされていなかった。なお、189系投入の正式発表は1974年秋の昭和49年度第1次責務[3]である。
  8. ^ ただ、日本食堂をはじめとする業者側は「とき」の183系1000番台化後も食堂車の連結・営業を望んでいて、山陽新幹線博多駅延伸で余剰となるサシ481形を改造して183系1000番台に組み込むことも検討されたが、サシ481形は奥羽本線特急「つばさ」電車化用に転用することになったため、結局183系1000番台の「とき」は食堂車不連結となった。
  9. ^ 貫通型から非貫通型への変更はクハ481形・クハ489形が先行したが、クハ481形・クハ489形は運転台拡張を連結面間延長で、クハ183形は客室長の短縮で対応した。
  10. ^ 運転台下の電動発電機用空気取り入れ口のスリット部分に,必要以上に塗り分け線が掛からない様にしたため。
  11. ^ 同様のシステムは、485・489系でも採用され後年サロ481・489形1000・1050番台が製造された。
  12. ^ 計画当初はサロ182形の仮称がつけられていた。
  13. ^ 車両側には装置本体を搭載するものの、地上側の処理設備の整備が遅れていたため地上設備の完成までは便器を装置本体には接続せず、別に流し管を設けて線路上に汚物を垂れ流す方式がとられた。
  14. ^ EF63形と連結するクハ189形500番台では2位側運転席下と1位側助手席下にKE70ジャンパ連結器を装備するが、1位側は総括制御用、2位側は協調運転対応用である。一方0番台では運転席下側に総括制御用KE70形のみ装備する片渡り構造であるとともに正面外観の判別が可能である。
  15. ^ このほかに高圧用KE6形、冷房を含むサービス電源三相用KE9形のジャンパ連結器による編成間引通を設置。
  16. ^ これは489系での落成後試運転で判明したことであり、両端制御車のほかにサハ489形はCPを追加搭載する改造を1 - 4・51・52に施工。200・600番台以降に組成される5以降では新製時からCP搭載としたことのフィードバックである。
  17. ^ 旧N109編成からMM'ユニット1組とグリーン車を外して組成。
  18. ^ 車内チャイムはグリーン車乗務員室にのみ搭載されているため末期の臨時「あずさ」ではグリーン車から車内放送をしないのでほとんど使用されることはなく、「中央ライナー」や「ムーンライト信州」ではチャイムを使用しない。
  19. ^ 「妙高」用に転用されたクハ189-501は廃車時まで使用されていなかったものの鉄板で塞いだほか、幕張C4編成に組成されたサロ189-109は鉄板で塞がれることなく廃車時まで残存した車両も確認されている。また幕張C編成に組成されたグリーン車の電話には「あずさ」時代の使用不可区間や「湘南新宿ライナー」鶴見 - 藤沢間などの表示シールも残存した。
  20. ^ 山陽本線で運用されていた向日町運転所所属の181系電車が関東地区転出に際し、いわゆる「山用改造」とよばれる中央本線高尾以西の狭小トンネル対策を施工する必要があったことから工事が終了するまで行われた措置である。
  21. ^ 「そよかぜ」は横軽区間で8両編成までの制約からMM'ユニット1組カットの7両編成もしくはMM'ユニット1組カット+サロ183形1両増結の8両編成を組成した上で充当。
  22. ^ 14両配置のクハ183形1500番台は全車同編成に充当されたためクハ183形0番台は4両が組み込まれた。
  23. ^ このうち4両はサロ481形から改造のサロ183形1050番台。
  24. ^ 1を除き残りの8ユニットは485系から改造の500番台と183系1000番台から改造の1500番台である。
  25. ^ 「あまぎ」用10両編成は2本充当、「白根」用7両編成は1本充当のため実質的予備車は8両である。
  26. ^ 国鉄時代に配置された車両基地では唯一新製配置がなく、すべて転入による配置である。
  27. ^ かつて長野地区に在籍していた車両にはアスベストをすでに除去している車両も存在する。これは平成初期に長野でアスベストが原因の労働災害が発生し、対策としてリニューアル時に除去作業を並行実施したためである。
  28. ^ モハ189・188-1548・1558
  29. ^ N201編成から供出されたモハ189・188-10はグレードアップ指定席車、松本からの借受車はアコモ改善車であったことから、モハ189・188-10は自由席車として7・8号車に組成された。
  30. ^ 送り込みは回送、土休日運休。
  31. ^ 送り込みは前日に実施。全区間しなの鉄道の乗務員が担当する。
  32. ^ モハ183・182-1032のユニットは1982年に「とき」運用終了で「あずさ」に転用されたため2度目の長野所属となる。
  33. ^ どちらの編成も国鉄時代の「東海道本線の下り(西)向きが1号車」という規定に合わせてあり、豊田・長野双方の編成とも新製時の東京駅での向きは同じである。長野車は上野発着で高崎線・信越本線を経由する「あさま」用を出自とするための差異である。
  34. ^ 出入所を兼ねた充当。
  35. ^ 新前橋電車区の編成記号Sは元々急行用165系に使用されていたもので1985年の急行運用廃止後は、モントレー色と呼ばれる独自塗装へ塗り替えられた3両編成x11本のS1 - S11編成で主に波動運用へ充当されたが、2002年までにS1 - S8編成は廃車。本系列が転入した時点では湘南色へ復元されたS9 - S11編成がイベント急行列車で2003年まで運用された。
  36. ^ H101編成のクハ183-1023は1975年の「あまぎ」・「白根」157系置換え時に田町区へ新製配置。その後長野→松本を経て2003年3月に田町に再配置された。国鉄時代に田町配置経歴を持つ本系列の中で唯一出戻った車両である。また同車は松本時代にグレードアップ改造も施工された。
  37. ^ 編成出力は3840kwになり、EF66形の3900kwに匹敵する
  38. ^ 変則かつ緊急投入された運用形態の例として、2007年2月2日に新潟車両センター所属の485系が充当される下り「ムーンライトえちご」にOM102編成を緊急投入したことがある。これは新潟所属の485系T18編成が回送中に車両故障が発生し、首都圏側停泊中に予備車がないことから波動輸送用で確保されていた同センター所属車が急遽投入された。また甲子園臨に長野所属車が投入された関係で「妙高」に投入されたケースもある。
  39. ^ 2007年4月28日 - 30日・5月3日 - 6日に「彩野」編成で横浜 - 東武日光間の「日光83号・84号」が運転された[42]
  40. ^ 2002年のFIFAワールドカップ開催時は新潟まで延長運転された。
  41. ^ 2001年に運転開始されたが、これ以前にも「あさま」「あずさ」の成田空港までの延長運転際に「ウイングあさま(あずさ)」として運転された実績がある。
  42. ^ このほか、グリーン車組込のない8両のC5編成も組成されたが、2003年4月に田町車両センターへ転出しH81編成となった。
  43. ^ 幕張配置のグリーン車は2001年までに一旦全車廃車となっており、C編成には本来廃車予定だった「あずさ」用グレードアップグリーン車の中でも状態の良い車両を選別した。
  44. ^ 「中央ライナー」定期運用に充当される3編成は、検修や車両交換などによる幕張への出入を除き三鷹もしくは豊田で滞留となる。
  45. ^ 八王子着5号の折り返しとなる8号は2005年12月9日で廃止。運用は5号で到着後に三鷹に回送もしくは「ムーンライト信州81号」へ充当。
  46. ^ C編成を「ムーンライト信州」に充当できない場合は、長野総合車両センター所属のN102編成が優先的に充当するほか、マリ31・32編成、田町車両センター所属のH61編成、豊田車両センターのM50編成が充当されたケースがある。
  47. ^ 「あずさ187号」→「あずさ194号」→「あずさ199号」→「ムーンライト信州82号」へ充当。しかし上り「ムーンライト信州」は諏訪湖祭湖上花火大会開催日を除いて利用率が極めて低く、当初は82号での運転が設定されていたものの運転実績は少なく、82号が運転されない場合は回送で返却する措置が採られた。
  48. ^ 繁忙期には臨時の上り「あずさ」もしくは甲府まで回送後「かいじ」へ充当されたケースがある。
  49. ^ 前面愛称ならびに側面方向幕には「さざなみ」「わかしお」関連のコマは用意されていたが、「しおさい」「あやめ」などの北総特急はなかったため「特急」表示で運転された。一部臨時列車にはステッカーを貼り付けて対応したケースもあった。
  50. ^ ただし客室減灯装置による減光はされない。またマリ31・32編成が投入できない場合は他センター所属の6両編成が投入された。
  51. ^ その他グリーン車1両のみ付随車とする案もあった。
  52. ^ 粘着運転転換後に輸送力増強策の案として協調運転方式やEF63形3両と電車12両との間に大容量の緩衝装置を装備した車両を挟んで昇降する緩衝車方式とともに比較検討されたが、同様の理由により協調運転方式が採用された経緯がある。
  53. ^ 1980年に発生した中山トンネル異常出水事故によるため。
  54. ^ クハ111-1072・2152も同時移設。

出典

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  29. ^ a b c 189系M51編成・M52編成が公開される”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2018年4月20日). 2018年4月20日閲覧。
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  31. ^ 「さよなら189系M50 編成 富士急行線・中央線ラストラン」びゅう旅行商品の発売について JR東日本八王子支社 2017年11月22日
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  36. ^ 189系M52編成6連が方転される 交友社『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース
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  40. ^ 189系H102編成 6連化され回送 交友社『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース
  41. ^ 183・189系H81編成が長野総合車両センターへ 交友社『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース
  42. ^ 春の増発列車のお知らせ - 東日本旅客鉄道 2007-01-19
  43. ^ 189系「彩野」が長野総合車両センターへ”. 交友社『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース (2011年6月28日). 2011年6月29日閲覧。
  44. ^ 鉄道ファン、交友社、2009年6月号、p.14
  45. ^ 「ありがとう183系M32編成」号運転 交友社『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース
  46. ^ 「ありがとう183系M31編成」号運転 交友社『鉄道ファン』railf.jp 鉄道ニュース
  47. ^ 大宮大井両工場の設計室概況 大井工場」『鉄道工場』 36巻、8(419号)、1985年8月、4頁。doi:10.11501/2359883https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2359883/7 昭和59年4月15日~昭和60年3月のプロジェクトとして記載されている
  48. ^ 車両改造工事特集 3-2 横軽特急電車改造」『鉄道工場』 36巻、8(419号)、1985年8月、10頁。doi:10.11501/2359883https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2359883/7 
  49. ^ 丸山のEF63と「あさま」、CLUB667、1999年2月28日撮影。
  50. ^ 今日のポッポの丘、ポッポの丘のブログ、2015年7月9日。






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